ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ごまめ自家製うどん・545~2022.02.20

2022-02-20 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・545~2022.02.20

“カレーうどん”

昨晩のカレーで、カレーうどんを。今日はゴロゴロのお肉なんですが、カレーうどんには薄切りのお肉のほうがよく合うようで、何事にも相性ってあるもんですな。でもきしめんはカレーがたっぷり絡んで美味しいもんでおます。
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語り芸パースペクティブ~玉川奈々福

2022-02-20 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆☆☆

素晴らしい、御本。浪曲師である玉川奈々福さんがプロヂュースする語りのついての11章節。どんな学術書より価値がある。
日本は伝統芸能がとても多い国。中でも語り芸が多いことは、大きな特徴であると、しかも、中世このかた生まれた多くの語り芸が、今も現役の芸能として残っている。「節談説教」「説教祭文」「ごぜ唄」「義太夫節」「講談」「女流義太夫」「上方落語」「能」「江戸落語」などと・・・。

視覚優位の時代に、想像力を駆使することを観客に強いる、ミニマムな芸能に・・心あそばせ、しばしうつつを忘れることで、心身が再生される、その作業を、この国の多くの方が楽しんでくださってる・・。

芸能者は、最初は神のご機嫌をうかがい、いつしか観客のご機嫌をうかがうようになった。あの世とこの世、聖と俗、貴顕と最底辺の間を行ったり来たり。

これって、まえがきの要約ですが、内容濃いでしょ。

一週間かけてじっくり読み進むうちに14か所も付箋がつきました、大事なことばかりなので、私のノートにはすべて写しましたが、芸能に興味のある方是非一度この本手に取ってごらんください。

「唸る」「語る」とは、「読む」、「言う」とは「しゃべる」とは、ほんと、この違いを考えるだけでも、芸能ってそもそもなんなのと考えさえられます。

手元に置いておきたいですが、逆に書き留めて、心に書き留めておきたいと思います・・それほど内容の濃い本でおます。


 
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