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画面には、藤田嗣治になっていますが、右上の絵の作者であって、
本の著者は、沢木耕太郎さん。
私が、若き日に本の面白さを骨の隋までまで染み込ませてくれたのが、
沢木耕太郎さんの“深夜特急”。
今回、この本を読ませていただいて、同時代の作者がでてきて懐かしい限り。
後一年で、完全リタイア、その時には18才から読みだした本を再読。
その、感想を綴るのが、今の楽しみの一つでおます。
この本、23人の作家をとり上げていますが、
実際そこそこ読み込んだ作家さんは数名。
井上ひさし、向田邦子、山口瞳、高峰秀子、吉行淳之介、檀一雄、さんですか。
今のエッセイ好きに繋がる作家さんですな・・・・。
沢木耕太郎さんの各作家さんへの切込みは、やはり鋭いものでおます。