![]() | 大富豪からの手紙 |
クリエーター情報なし | |
ダイヤモンド社 |
☆☆☆☆
ビジネス本のコーナーから購入。
でも、ビジネス、生き方の、指南書ではなく、
小説仕立てで、面白く読めた。
主人公が20才になったとき、祖父が書き残してくれた9つの手紙。
その9つは第一の手紙から順に「偶然」「決断」「直感」「行動」
「お金」「仕事」「失敗」「人間関係」「運命」
主人公は、東京から始まって、小樽、京都。神戸、バンコク、チェンマイ、
と次々、引っぱれるように、各地を訪れ、祖父の旧友から祖父の思いを知る。
気になった言葉、命題を拾い上げると
決断した瞬間に、その未来は、同時に誕生する。
最低限、お金に邪魔されない人生を生きる。
仕事の喜びは、まわりの人を巻き込みながら、関係者全員を幸せにすること。
自分に与えられた命を使い切る。
本当の幸せは「人間関係で得られる幸せ」にほかならない。
人生を信頼すること、人とつながること。
「宿命」は、宿る命。 自分が生まれたときに決まっているもの。
「運命」は、運ぶ命。 どうやって生きるかは、キミが自由に決められる。
人生を変える選択肢が、毎日、与えられている。
そう思うと、誰もが一日24時間しかない。
ほんと時間って、大切ですよね。