春若・鶴二ふたり会(第二回)
自由席ながら、整理番号1番で、入場。
これぞ、二枚看板ですな。
詳細は後日。
一、森乃石松・・・・・・・「鉄砲勇助」
良いですな、石松さん。
独特の味がありながら、正攻法で攻める。
きっちりと噺を進めながら、どこか田舎の匂いが、そこが魅力。
鉄砲勇助、時間の関係か、北海道のおしっこが凍るとこまでいかず、
後で伝わり聞こえてくるには、春若師匠の「有馬小便」とネタがつくからと、
心憎い、配慮ですな。
6月15日(木)から始まる、「森乃石松落語会・イシマツイシテム」。
6月は無理ですが、8月10日の「猫の災難」、11月9日の「土橋物語」は、
是非、聴いてみたいみたいですな。
二、笑福亭鶴二・・・・・「野ざらし」
お気軽に、の一席。
でも、隣のアホが先生の竿を持って淀川縁へ行ってからの、はちゃめちゃぶりは
本日はおとなしめ、上品「野ざらし」の一席でおました。
三、桂春若・・・・・・・・・「一文笛」
よろしいな、米朝さんの直伝の一文笛。
途中、春若さんが私淑している談志さんのものまねは入るし、
思い入れたっぷりの、味のある一席。
四、春若・鶴二・・・・・「対談」
お互いの師匠のハナシと、春若さんは談志さんとの思い出、
鶴二さんは志ん朝さんとの思い出。
身内だけではなく、広く東西を越えて、良き先輩に可愛がられるって、大事ですよね。
五、桂春若・・・・・・・・・「有馬小便」
まあ、二階から目薬、という言葉はありますが、二階から小便が商売になるとは、
勘定板は時々聞きますが、有馬小便は初めて。
シシババネタで汚いと云われてますが、思っていたより汚くは無し。
ああ、料金もししの十六円、鉄砲勇助の猪の子供の数も猪、十六匹。
要らぬところで、かぶってますな・・・・。
サゲも、漏斗とは、まるっきりかぶってますな。
凄い、石松さん。
先繰機転、先が読める人は出世間違いなしでおますな。
六、笑福亭鶴二・・・・・「舟弁慶」
よろしいな。
何度聞いても、雷のお松が、帰宅してご近所でべらべら喋るとこ、
夏の暑さと共によろしいな・・・・、聞こえてくるお松の声、どっきとしている喜六の顔。
本日の秀逸、秀逸。
鶴二さんの「舟弁慶」、ほんま、よろしおますで・・・。
春若・鶴二ふたり会(第二回)
2017年6月4日(日)午後6時開演
天満天神繁昌亭
一、森乃石松・・・・・・・「鉄砲勇助」
二、笑福亭鶴二・・・・・「野ざらし」
三、桂春若・・・・・・・・・「一文笛」
仲入り
四、春若・鶴二・・・・・「対談」
五、桂春若・・・・・・・・・「有馬小便」
六、笑福亭鶴二・・・・・「舟弁慶」
三味線・入谷和女、下座・治門、弥っこ
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