![]() | 壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1) |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆☆
大好きな壇蜜さんの本。
普段、言葉を選び、丁寧に話す姿を見て、頭の良い人という印象だったが、
この本を読んで、壇蜜さんの本質がちらちらみえるほど、それ以上に
心の歪みというか、生身の声が聴こえてきて、戸惑ってしまう。
日記を見ていておもしろいのは、鬱になった様な内容はしばらく続くし、
ある日突然、躁になる訳ではなく、徐々に変わっていって、いつのまにかという状況。
日々の暮らし、日々の気持ちって、こんなものだと、改めて得心。
この日記、ご自分宛ではなく、他人に見せる、
というどこかで読者を意識したように感じるが・・・・。
この、ご自分を客観的に常にみれるというのが、壇蜜さんの本質。
でも、毎日の日記、すべて完璧なエッセイ。
それが証拠に、最後の一行、最後の言葉は、キマッテますな。
追伸・・・“黒髪の白拍子”という、壇蜜さんのブログ、見だしました。
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