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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

巴の会

2014-07-04 22:21:03 | 笑福亭鶴二

6月22日には、上野広小路亭で東京公演もされた“巴の会”。




こちらは、本日道頓堀ZAZAの75席満席の会場。


一、桂小梅・・・・・・・・・・・・「犬の目」
二、桂文鹿・・・・・・・・・・・・「カラクラボックス」


お二人は、途切れ途切れしか聴けてないので、今回は感想はご遠慮。


三、笑福亭遊喬・・・・・・・・「住吉駕籠」

どっしりとした遊喬さんの落語、よろしいな。

「御手」「鬼手」「鳥足」「熊手」そして「闇」に「月夜」と、
値段交渉のところもきっちりと演じる。

所々、師匠を彷彿させるが、師匠のつくられた軽妙さとは違って、
自然に滲み出る軽妙さが遊喬さんの魅力。

大きいネタになるほど、力を発揮する遊喬さん。

是非「三枚起請」や「天王寺詣り」、「百年目」など聴いてみたいもんですな。



四、笑福亭瓶太・・・・・・・・「青菜」

いつものごとく、サービス精神全開の、瓶太さんの高座。

途中、わさびを食べて悶えるところなんぞは、
今話題の、兵庫県議員の野々村さん風の号泣のおまけつき。

でも、いつもながら、「青菜」を聴いたというより、
瓶太さんの噺を聴いたという印象が強く、どれも同じ味付けに・・・。

瓶太さん、創作落語もされているようで、一度新作で聴いてみたいですな。



五、笑福亭鶴二・・・・・・・・「井戸の茶碗」

さわやかさ溢れる鶴二さんの「井戸の茶碗」

前回よりも、紙屑屋の清兵衛、千代田朴斉、高木作左衛門、と
言葉を足したり引いたりし、それぞれの個性が際立たせながら、淡々と進む。

そのさわやかさに、噺の粋さを感じる・・・・・・。

でも、ある方の作左衛門の下男の良助の喋り口調とキャラがもうひとつとの
感想があって、今それに挑戦中とか・・・・。

私らには完成品と思える仕上げなのに、更に磨きをかけるとは。

本番の独演会の「井戸の茶碗」、極上品で登場間違いなしでおますな。



松竹特選「第十七回 笑福亭鶴二独演会」

2014/09/21(土)午後1時開演
大阪 国立文楽劇場








巴の会
2014年7月4日(金)午後7:00開演
道頓堀 ZAZAPOCKET`S


一、桂小梅・・・・・・・・・・・・「犬の目」
二、桂文鹿・・・・・・・・・・・・「カラクラボックス」
三、笑福亭遊喬・・・・・・・・「住吉駕籠」
仲入り
四、笑福亭瓶太・・・・・・・・「青菜」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・「井戸の茶碗」

三味線・・・・・・・豊田公美子




打上げは、ZAZAの上にある、塚田農場、気持ち良いサービスにいつも感心。



お顔馴染みの鶴二さんファン。



お店の若い方を真ん中に、でれでれの阿佐さんと井上さん。



デザートの下に、メッセージが。

大人の会・・・・本音は、ずばり、おっさんの会

講演会・・・・・・独演会の間違い、或いは、後援会。

本気か洒落か、解らないメッセージですが、おじさまたちは感激。


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