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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

2013年・ごまめの本の少し・BEST25

2013-12-29 05:29:06 | 年間BEST・・・・
歌舞伎 家と血と藝 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社



今年のBEST・1は、「歌舞伎 家と血と藝(中川右介)で決まり。

歌舞伎の世襲と門閥、それを護る為のドロドロした人間ドラマ。
作者の力作だけに、読み応えたっぷり。

今年は、読書ログに嵌って111冊読破。
従来の落語と短歌以外の、ことばに関する本も多く。

その他、遅まきながら向田邦子、村上春樹、江國香織、原田宗典、、アーサー・ビナート、木皿泉などの
作者との出会いも今年。

買ってまだ読めてない本がほぼ30冊、何かやり残したような・・・・。
そんな中で、読みおもしろかった本を振り返ると、好きなジャンルのものが多く

今年の ごまめのBEST25

1、「歌舞伎 家と血と藝」中川右介(10・22)・・・力作、10年後もずっと読み続けられる素晴らしい本。
2、「シノダ課長の絵日記」篠田直樹(7・11)・・・男性の為の食の図鑑。
3、「異性」穂村弘×角田光代(1.3)・・・女は変化をおそれ、男は固定をおそれる。
4、「二度寝で番茶」木皿泉(10・28)・・・新しい作者との出会いの一冊。
5、「本業失格」松浦弥太郎(6・11)・・・松浦弥太郎のお勧めBEST1.
6、「大阪のことば学」尾上圭介(6・23)・・大阪の言葉、落語の世界へどっぷり。
7、「喧嘩猿」木内一裕(9・6)・・・はまりますな、講談本。
8、「短歌という爆弾」穂村弘(11・30)・・・歌人としての穂村弘さんの貴重な本。
9、「にせもの師たち」中島誠之助(11・24)・・・古美術商仲間では、騙す者より騙される者の方が悪い。
10、「不恰好経営」南場智子(12・2)・・・社長の仕事は意思決定、肝に銘じなければなりませんな。
11、「サラダ好きのライオン」村上春樹(10・31)・・・村上春樹、見直しの巻。
12、「ことわざの悪魔の事典」別所実(10・20)・・・落語のオチにつながる声に出しての言葉遊び。
13、「落語こてんコテン」柳家喬太郎(10・6)・・・プロからみた、プロの芸のすごさ。
14、「上方落語四天王の継承者たち」戸田学(8・25)・・・時代、時代の名人が、現代の名人へつながる。
15、「回転ドアは順番」穂村弘×東直子(8.29)・・・ふたりの想いはあやしく熱い。
16、「落語家、昭和の名人くらべ」京須偕充(9・2)・・・志ん生、圓生、文楽、三木助、小さん、志ん朝、一期一会
17、「絶叫委員会」穂村弘(8・29)・・・周りにある無数の詞。
18、「人の日本語」山下景子(9・14)・・・美しい日本語の「魂」が伝わる。
19、「日本語えとせとら」阿刀田高(9・28)・・・国文学者顔負けの阿刀田節。
20、「枝雀落語の舞台裏」小佐田定雄(9・8)・・・枝雀精選48席のお供に。
21、「この落語家を聴け」広瀬和生(6・27)・・・東京の噺家さんへの想いがつのる。
22、「昭和元禄落語心中」雲田はるこ(7.20)・・・独特のきだるさ感がたまりませんな。
23、「日本語の作法」外山滋比古(6・31)・・・日本語のもっている美しさ。
24、「この世は落語」中野翠(9・18)・・・江戸落語への興味がそそられますな。
25、「どうらく息子」尾瀬あきら(10・269・・・結構、発刊が待ち遠しい落語漫画。

この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

大晦日には「ごまめの2013年BEST落語」をブログ致します。


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今年、一年間、「ごまめの本の少し」ご愛読ありがとうございました。


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