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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

妻が口をきいてくれません~野原広子

2025-03-29 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

妻との会話が無くて5年間、一緒に暮らす。到底私にはできない状況。夫の目線、妻の目線、お互いの言い分や思いがあるが・・・夫に対して怒っていて、そして長く冷たくしてきたのに愛はある・・・・。

所詮他人、それでいて掛け替えのないパートナー・・ほんと夫婦って、分かりませんな。



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戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ~清田隆之

2025-03-28 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆

ジェンダーってなに。男主体で向き合って来た世の中が急激に崩れてきた昨今、さてこれからは男はどう生きるべきか、またどう女性と向き合うべきか。男性の置かれている現状は、どんどん存在感が希薄化しているように思える。

でも、男らしさの危機が叫ばれているこの時代、俺たちはこれからも生きなければ・・・・。


 
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それからどうなった?-あのころ輝いた場所の「今」を歩く-鼠入昌史

2025-03-27 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

「兵どもが夢の跡」か、かつて多くの人を集めにぎわったところが、町の変化とともに大きく変わってしまう。名前だけは知っているが、果たしてそれがどこにあったのか、今はどう変わってしまったのか・・・。

遊園地、球場、競馬場、私がその前と後ろを知っているのは、西宮ガーデンに変わった西宮球場、ららぽーと甲子園に変わった阪神パーク、阪神競馬場と甲子園球場にDNAをつなげた鳴尾競馬場・・・。

今回、岸和田に移ってきてもう25年。一回も足を運んだ記憶がなく名前だけ知っていた「春木競馬場」、今の岸和田競輪場が跡地と勝手に思っていたのですが、実は「まなび中央公園」がそうだったとは春木川をまたいでコースがあったので、今の公園の東側にあったのだろう・・・一度、犬の散歩も兼ねて、競馬コースと思われるところを歩いてみようと・・・。



 
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落語を聴いてみたけれど面白くなかった人へ~頭木弘樹

2025-03-26 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆☆

まさに落語の真髄を先人の言葉を引用しながら、事細かに述べられている。
これはあとがきで文我さんが師匠枝雀さんが述べられたことに、落語は「味を濃く演じ過ぎると、飽きられるのが早い」とか、「やかましいのと、派手なのは違う。やかましい高座は、落語の世界を壊す」「笑いの量より、品を重んじる」と。

本編で言うと、オチについては、どこでも終えられる「落ち」のルールがあるおかげで、落語は起承転結という物語の構成にさえ、とらわれる必要がなくなったと。

色んな命題定義がなされています。
・面白くないオチがあるのはなぜ。・小噺と落語はどこがちがうの?・漫才やコントとどこが違うの?・文字にすると、なぜ噺がしんでしまうのはてな・「耳の物語」と「目の物語」とは?・落語と一人芝居はどこがちがうの?・ギャグで笑わせてはいけないとは?・噺家それぞれの味とは?・同じ噺を何回でも聴けるのはなぜ?

どれもが、わかりやすい、答えが用意されています。今度岸和田図書館の「ブック・フェスタ」で落語についてのお時間を頂いているので。ここでの命題を参考に皆さんと一緒に考えたいとおもいます・・・。




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脳は耳で感動する~養老孟司・久石譲

2025-03-25 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆

音楽が大好きな私、音楽を聴くと心が落ち着く、気持ちが和らぐ。それはどうして起きるのか、感覚、脳への情報、音楽で人が感動するのはなぜ。

感性の部分を一部論理的に解き明かしてくれる。

読書していて気になった命題的なものだけ覚書しておく。
・現代人は全体的に感覚が鈍ってきていますが、五感の中で一番軽視されているのは「触覚」です。
・脳の神経線維は双方向で、脳に入っていく方を「求心性神経」、脳から抹消器官に出ていく方を「遠心性神経」という。
・真っ赤なウソの元が、西洋には二つある。町中の立派な建物がそうです。教会と劇場・・・両方とも、人間はその中に引き込まれて夢中になる。
・他の人の言っていることや書いていることを上手にまとめていくのは「情報処理」なんです。ものを書く、ものをつくるとは、情報化すること。「情報化の作業」と「情報処理の作業」とはまったく違うものなんです。
・絶対音感というのは、どうやら「聴覚野」ではなくて「言語野」で覚えているらしい。
・一緒にうたうということは、リズムを揃えるとか音程を揃えることではない、真剣に一生懸命にやることに歌の原点をみた。
・オリジナリティとは、新しい共感を発見すること。オリジナリティを作り出している人、精神を病むことだってある。個性が行き過ぎた場合はそうなっていく。他人がほとんど共感しなくなる。その綱渡りが一番難しい。それがアートでしょう?
・自分の生きる意味を神に預けてしまったら楽かもしれないけど、怠けますよ、みんな。その人が作品、それぞれの一生が作品。人は作品。
・ある年齢に達すると、今まで見えなかったことがはっきり見えてきますね。そういうことでいえば、歳を重ねても何らかの形で刺激をどんどん受け入れて、つねに自分を変えていく。これからの時代、老後と呼ばれる時代が長いわけだから・・・。

読書と音楽、そして落語。常に新しい噺を覚えることは良い刺激になっていますな・・・。今覚えてるのが「鉄砲勇助」と「木津の勘助」。したい噺がすでに八っつも控えています・・・ああ、忙し、時間いくらあっても足りません。





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メメンとモリ~ヨシタケシンスケ

2025-03-24 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆

わたしたちは、いろんなものを手にいれたり
手ばなしたりしながら・・
それでもバランスとりながら
前にすすめると、なんだかうれしいでしょ?

「なんのために生きているのか」のこたえは
まいにちちがってもいいわよね。

これは、ヨシタケシンスケさんの大人の絵本です。





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矢部太郎の光る君絵~矢部太郎

2025-03-23 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

NHKの「光る君へ」が終わって淋しく思っていたところにこの本。まさに走馬灯のごとく思い出させてくれる各シーン。そうかまひろ、紫式部が主人公だったんですが、そのおつきの乙丸から見ればこのようなドラマになるのか。

人生すべて我が主役と思っているが、一つ見方を変えれば相手役であり、そしてわき役なんですな。私の短歌は主語が私でない歌が時々出てきて周りの人に戸惑いを与えているようですが・・こういう第三者的に詠うこともありかと・・・。






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らくご職業博~相場秋夫

2025-03-19 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆

落語にでてくるお商売、職業を紹介。でも特筆はその落語が一般的に言い尽くされている落語ではなく、新作も含めてレアな噺が混じっている。落語通を自認しているごまめでも初めて耳にする話が40近くもあるとは・・・。

「種の起源」(桂小春団治)「油屋猫」「按摩はんご苦労」「居酒屋」「養生」「長襦袢」「鏡屋」「駕籠屋」「当選御礼」(林家染語楼)「待ち合わせ」(桂文枝)「銀行強盗」(桂春輔)「鍬盗人」「舘林」「花の広告代理店」(笑福亭福笑)「越後屋」「魂の入れ替え」「由辰」「寿司」(笑福亭福笑)「タクシードライバー」
(加納建男)「幽霊長屋」「やれやれ豆腐」「成田小僧」「徳利妻」「派手彦」「主婦達の戦い」(笑福亭仁福)「「力道山物語」(月亭八方)「山崎屋」「枕屋」「薪売り」「馬子茶屋」「水屋の富」「お七の十」「お茶汲み」「蘭方医者」「火の用心」

「孝行糖」「江戸荒物」「吉野狐」なんぞ、やってみい噺ですな。




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80歳、不良老人です。~太田和彦

2025-03-18 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆ 

9年前に癌で胃の全摘手術をしてから、一切アルコールをしなくなった食生活。この太田和彦さんの居酒屋放浪記を読んでいたら、何て寂しい人生を送っているのかと、悔しがこみあげてきた。食べるのは、そこそこ復活したが、アルコールと辛いのがダメ。韓国行ってマッコリとかチャミスルとキムチや辛いチゲとか食べたいですな。
居酒屋で日本酒、そんな楽しみ生活から消えてしまいましたな・・・残念。


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一生忘れられない言の葉図鑑~浅夏レイ

2025-03-17 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

言の葉図鑑、短歌づくりの何かヒントにななればと思って手にした本。
ピリピリっとした言葉は、『四季』春愁、花曇り、曼殊沙華、彼岸花、冬隣(ふゆどなり)、『色』浅縹(あさはなだ)、琥珀色、枯野、『天気』凍雲(とううん)、雨催い(あめもよい)、残月(くれあい)、『感情』心恋(うらごい)、依依連連(いいれんれん)、思慕(しぼ)、寂寞(せきばく)、恋衣(こいごろも)、思い寝(おもいね)、物憂げ(ものうげ)、枯淡(こたん)

さて、このなかから、いくつ歌ができるでしょうか・・・・。


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築50年52㎡物が多いのに片づいて見える家~能登屋恵里

2025-03-16 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

物が多くて、ぼちぼち終活に向かって片付けようと・・・大事にしているモノも多く、人生70年も生きていたら大事な、大切に扱ってきたものも、私が死んだら二束三文。であれば、生きているうちに身の周り品を半分に。

そしてスッキリ見せたい、どうすれば①色を揃える。②生活感を隠す。➂一カ所集中収納。④定番収納グッズを選ぶ。⑤映えスポットをつくる。

でも、基本、・物が多い。・物を捨てられない。・資料は置いておく。・雑貨、文具が好き。・服が好き。・趣味のモノであふれている。
 
ああ、断捨離、惜しくて良いものは、人に貰ってもらう。この五年間見ていない資料は思い切って捨てる。この五年間着ていない服も同様に捨てる。

それでも、本は捨てられないですね、何かの機会にふと取り出してみたくなる時がたまにあります。

5月3日と11月3日の衣替えあたりを、ごまめの断捨離の日と制定して、少しでも捨てて、整理整頓できる日といたします(カレンダーに書き込みました)。




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格差の〝格〟ってなんですか?~勅使川原真衣

2025-03-15 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆ 

「よりよい社会」なんて言いながら、実際には選別的、排他的で失敗を許さない社会、一部の人の特権を維持継続していくシステムが強化されていないかと、問題提議している本。

今岐路にあると気づき、次の20の概念を問い直すことが、「自分」を生きることにつながるのか?
01・分ける、分かる、分け合う 02・格  03・能力  04・自己肯定感  05・矛盾  06・ガチャ  07・つぶしが効く  08・自立  09・覚悟  10・成長  11・自己責任  12・リスキング  13・ターパー  14・本当に困っている人  15・対話  16・人となり  17・ウェルビーイング  18・赦す  19・メリット  20・躊躇 

今の暮らしは公平な競争の結果だと思い込むのはやめよう・・・。


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たべものびっくり事典~こざきゆう

2025-03-14 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

食べもの雑学事典。
例えば、お粥は消化によくはない。短気な人のダイコンおろしは辛い。マグロは猫もたべなかった。ダイコンは茎の途中から根になる。カップ麺はわざと3分待たせている。バターはぬり薬だった。ウナギの血液には毒がある。一晩おいたお茶は飲んではいけない。アイスクリームには賞味期限はない。など、なるほどの雑学が並ぶ・・なるへそ。



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おれは老人?~勢古浩爾

2025-03-11 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

へそ曲がり老人、でもちょっと真実を捉えていますな。まずはニュースを読まない、新聞、テレビ、すべてのメディアからのニュースはシャットアウトと云いながら、いかに芸能、お笑いを知っていることか。

まあ、私も24時間テレビなどの「愛は地球を救うのか?」などお笑いタレント総動員で運動会をするなら。各スポンサーからの寄付のテロップだけを流してその日は、新聞の休刊日みたいに放映お休み日にすれば、日本中で静かな一日を迎えることができるのに・・・・。

世界はかくも愚劣で、人間は果てしのない愚物だ、と気づいたと。人間の最良の部分は、誠実、謙遜、思いやり、勇気、などを・・人間元素(本質)と筆者は言う。

そして、人生の意味なら、家族と生きること、仕事をすること、人を育てること、真理を知ること、などがある。  人生の価値なら、成功すること、富を得ること、有名になること、歴史に名を残すこと、大発明をすること、などである。でも私はこの人生の価値には少し疑問がありますが・・・。

でも筆者は選り取りみどりで、好きなものを選べばよいと、なければ、自分で作れば良いと・・・。でも、あの人間元素(本質)を踏み外しては、すべては価値のないものになってしまうのでは・・・。

そういう私にとって、生きる価値も意味も未だよくわからない状況です。
単に、楽しく生きるだけ、もうあれこれ考えない。ある意味、我がままに生きるだけ・・それだけを目指しています。



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モノのなまえ事典~杉村喜光・文、大崎メグミ・絵

2025-03-10 10:10:10 | 本の少し
☆☆☆☆

モノのなまえっておもしろい。これだけ頻繁に使っていても、いざとなればアレで済ましてしまう。パンの袋を閉じるヤツ・・あの食パンのあの丙の字の留めるヤツ、その名は「バッグコロージャー」、日本では埼玉の一社でつくられていて、その数、なんと年間26億個なんですって。

普段使っている、アレ、コレの名前を紹介・・・でも知っているのは、仕事関係の「スライダ」「タッセル」、好きな本に関する「スピン」「ドッグイア」興味のある料理にでてくる「バラン」「トング」「ホエイ」など、多少興味のあるものには専門用語に接しているんですな。

普段なにげなく使っている言葉にも、いろいろな意味や歴史がある。調べればおもしろい発見がある。


 
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