ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

10月のお料理教室

2016-11-19 04:51:31 | 習いゴト・趣味
今さらかってところですが、備忘記録で残しておきます。

10月のイタリア料理教室、
とりあげた州は9月に引続き、ロンバルディアでした。
同じロンバルディアでも先月より北部のお料理だそうです。


お魚は…でないな。


この日、話題をさらったのはスペックという燻製の生ハム。
私は初耳でした。
あまり見かけませんよね。

先生がそれの原木(というのかな?)を半分購入なさったのです。




(ずっしりと巨大!)

私たち生徒にも譲ってくださいました。

早速、生ハムスライサーでスライス、スライス。





大変な盛り上がりを見せました。

スライスしたてをひとくち。
味も濃く、香りも素晴らしい。
生ハムよりこちらの方が私は好きですね。

ああ、お家で食べるのが楽しみです。


今月はこのスペックの出番がふた皿。

【アンティパスト:スペックとりんごをのせたクラッカー】

(甘酸っぱいりんごとしょっぱいスペックが合うのですよ。)

【プリモピアット:スペックときのこのリゾット】

(絶品!これを作ってみようと思います。
乾燥ポルチーニもお手頃価格でたんまり譲っていただきました。)


【今月のワイン】



【セコンドピアット:子羊のグリル、ゴルゴンゾーラソース】

(ラムとゴルゴンゾーラって濃いもん同士、
相乗効果でいかにも北っぽい重厚な美味しさです。
チーズは他にパルミジャーノも使ってます。
丸いのはブロッコリーのスフレ)


【ドルチェ:りんごと桃の小さなパイ】

(冷凍パイシートでお手軽に。
一部既成品でも十分美味しい。)

つけあわせのブロッコリーのスフレは何度か作りました。
簡単で美味しい。
これからの季節、温かいお皿に満たされます。


そして今は11月。


先日、私は…
冷蔵庫チルド室の奥に大事にしまっておいたあのスペックが、
忽然と姿を消していることに気がつきました。


やられたー。


貴重な生ハムやお高いチーズ、
油断してしょっちゅうやられてるんですよ、
自称マクロビアンのあの方に。


ご覧いただきありがとうございました。

1日2公演、3食ってか。-後編-

2016-11-17 03:11:03 | 外出&食い意地
引続き、タカラヅカ観劇レポ(なのか?)です。

この日は初めて新人公演も見ました。

新人公演は本公演の期間中、一度しか上演されない貴重なもの。
入団7年めまでのフレッシュなお嬢さんたちの舞台です。

このなかから、未来のトップさんが誕生する!
そう思うと青田買い気分で楽しかったです。

また、覚えたセリフを噛んでしまったり、
「忘れないうちに」とばかりに猛スピードで吐き出してたり、
斜めがけしたハンドバッグが大いに傾いてたり(空っぽですからね)、
小物の扱いがイマイチでやたらガサゴソ音を立ててしまったり、
そんな新人さんらしいところも微笑ましい。
ふだん観ている本公演の方はさすがプロなんだなあ、と感心しました。

もちろん、本公演にひけをとらないくらい、歌やダンスに秀でた方も。
主役の永久輝せあさん(なんて読むんだ?)もとても魅力的で、今後が楽しみ。
こうやってみなさんハマってゆかれるのですかね。

そしてここでも、
…ああ、会えました。
あのふくよかなタカラジェンヌさんに!
彼女は新人さんであったのか。
光る存在感。

新人公演はダンスショーがない代わりに、
最後に出演者がずらりとステージに並んで、
真ん中に立つ主役さんが挨拶をなさいます。
一列に並ぶには大人数なため、
みなさんカラダをななめにして、
少しだけお隣さんと重なり合い、美しい立ち姿を披露。

が、

ふくよかなタカラジェンヌさんは、
みんなと同じポージングなのにひとり幅広
正面を向いている主役さん以上に幅広
ステージの端の方にいらっしゃるのに、
中央の主役さんより目立つという。

その圧倒的な存在感

文字どおり、大物。


ああ、私、
太った一般人でよかった。


でもね、
タカラジェンヌさんってみなさんお美しいけれど、
濃いメイクや同じようなシルエットで、
見慣れない私には見分けがつかなかったりします。
最後まで誰が誰だかわかってないことも。(それもどうなのか?)
その点、彼女は大丈夫!
その他大勢に埋もれない、没個性とならない、
これは一種の差別化戦略なのでしょう。


(本公演も新人公演も満員御礼でした。たぶん)

午後1時に本公演が始まり、
新人公演が終わったのが午後8時過ぎ。

充実の1日。
色々と楽しかった!
楽しみ方の方向性が正しいかどうか別として。

だけど、
舞台鑑賞経験の乏しい私に、1日2公演は正直キツかった。
エコノミー症候群になりそう
私は真のタカラヅカファンにはなれない。

そもそも例のタカラジェンヌさんにばかり気を取られているあたりからして、
どうなんだと自分でも思います。
思うにこれは仲間意識なんでしょう。

よし!
同じ体型のよしみで、彼女を応援しようではありませんか。
彼女にマリー・アントワネットとかやってもらいたい。
そうして、
「パンを食べたなら、お菓子も食べたいじゃないの」
とか言ってもらいたい。

無理かな?
無理だろうなあ。
ここはタカラヅカ。
彼女が主役級の役を務めるには、高くて分厚い肉の壁があるんだろうな。



このあと、S嬢が取引先(?)から教えてもらったという、
きれいめな鉄板焼きのお店『mine』さんにお伺い。

色々食べてるいるし、(食べ過ぎだよ!)
もう時間も遅いし、
「ちょっとつまむ程度でいいわ」と思っていました。

おまかせメニューをオーダーするのに、
S嬢も「ボリューム、多いですか?大丈夫ですかね?」とか、
お店の方に聞いてくれました。

8品ほどですが、野菜がメインだし、
うちはシメに粉もんやごはんものを出さないから、大丈夫でしょう、と。


それが、

美味しくて、


(生ハムメロン、うずら卵の醤油漬け)

美味しくて、


(親指より太いアスパラガス!トッピングのニンジンサラダも美味)


次々に高速処理していくふたり


結局、
最後の一品、分厚いお肉のとん平焼きをたいらげたあとは、
「え?これで終わりなの?」と、
シメに粉もんを自らオーダー!


(レモン塩でいただく白ネギのねぎ焼き。これがまた絶品で)

ちょっとつまむだけ、とか、
ボリューム大丈夫ですか、とか、
どの口が言ってるんでしょうか?


オーナーさんに、

「焼くのん、追いつかなかったんは、久々ですわ」
とまで、言われる始末。

オーナーさんのお料理が美味しかったからですよ!
作るところを見られるのもショーみたいで楽しかったです。


しかし、この日、ふたりでガチで三食ともにするという。

ふくよかなタカラジェンヌさんの教訓はどこへ?

花にはそれぞれに美しさがあるように、
タカラジェンヌさんにはそれぞれに魅力があり、
美味しいものにはそれぞれに別バラがあるのです。
きっと。


ご覧いただきありがとうございまた。

1日2公演、3食ってか。-前編-

2016-11-15 09:49:28 | 外出&食い意地
S嬢のご友人が所用で行けなくなったから、
と譲ってくださったタカラヅカのチケット。

S嬢もその方も大のタカラヅカファンです。

「きっといいお席に違いない!」
と、期待に胸と鼻の穴をふくらませて、行ってきました。

S嬢はその日のフライトで伊丹着、
翌早朝のフライトで出張先の福岡に飛ぶ予定だとか。

相変わらず、激しく活動的。

ちなみに彼女、
空港から宅配でロンドンとパリのお土産を送ってくれ、
私がこれを書いている頃には、
フィリピンのリゾートホテルでヨガざんまいでした。

その落ち着きのなさにふなっしーも驚くことでしょう。



時間の都合上、ランチはテイクアウトしたものを大劇場のテラスで。


(愛する『千疋屋』さんのフルーツサンド、
タカラジェンヌさんもご用達の『ルマン』のサンドイッチ、
『たからづか牛乳』の濃厚ミルク)


お席は驚異の3列めのど真ん中
ファンなら気絶しそう。
名古屋の有閑マダムに感謝します!


(『私立探偵ケレイブ・ハント』というオリジナル演目)

タカラジェンヌさんって、
みなさん、ほんとにほっそりとお美しいですよね。
そんな方々がきれいな衣装で歌って踊る、まさに別世界がタカラヅカ。

私が雪組の公演を観るのは今回が初めて。
トップの早霧せいなさんが絶世の美しさ。
この組はみなさんバランスが取れて粒ぞろいな感じ。
ビジュアルも歌もダンスもお芝居も。

ただひとり、異様にふくよかなムスメさんがいらっしゃったことをのぞいては。

タカラジェンヌさんにはありえないボリュームに度肝を抜かれ、わが目を疑い、
彼女が登場すると全観客の視線が釘づけに。

セリフもない端役なのに、
異様なまでの存在感でした。

「恐ろしい子!」
月影先生なら青ざめたに違いありません。

ああ、私、
太った一般人でよかった。

入団当時はきっと華奢な美少女だったと思うんです。
タカラヅカって練習がとても厳しいと聞くのに、
それをものともせず増量できるのは、
ツワモノなのか、逆に弱さなのか。
なんでしょうかね、
ライザップのスカウトを待っていらっしゃるとか?
やせれば美女に華麗に変身するのは間違いないんですから。



(公演の休憩時間。
遠足か修学旅行か?高校生の一団が。
男子には『吉本新喜劇』の方が楽しいんじゃない?
ふくよかなタカラジェンヌさんは女子に夢を与えたのか、奪ったのか?)

休憩時間をはさんで、次はダンスショーです。
私はお芝居よりもこれが楽しみで。

『鎌田行進曲』並みの急な階段で繰り広げられるカッコいいダンスや、
最後に花火みたいな羽を背負ったトップさんが繰り広げる、
華麗なステージは夢の世界です。

ただひとつ、残念なことは、
私をトリコにした例のタカラジェンヌさんがショーには出演なさってなかったこと。
やはり彼女にダンスはムツカシイのでしょうか?
それとも歌劇団側の配慮でしょうか?
彼女の堂々たる勇姿をもう一度見たかったです。

お芝居での彼女の印象があまりに強すぎて、
いつもは夢中になる華やかで楽しいステージも半分、心ここにあらずでした。


終了後はティータイム。
近くのカフェ、『サラ』で。


(少しでもカロリーが低めのものをと、かぼちゃプリンを)

この私が、
クリームてんこ盛りのケーキやずっしり甘いタルトを選択せずに済んだのは、
ひとえに、あのふくよかなタカラジェンヌさんの恩恵といえましょう。
(それでも甘いもんは食べるのか?)

S嬢にいたっては「甘いものが食べられない」とか、
グラタンをばくばく食べていましたが、
それもまた、あのタカラジェンヌさん効果なのでしょうか。
その方向性が正しいかどうかは別として。


このあと、2公演め。
後編に続きます。


ご覧いただきありがとうございまた。

寒くなりました。

2016-11-13 05:10:50 | いぬ・シロさん
趣味で水彩画を描いている実家の母が、
「額縁に入れる作業を手伝って」というので行ってきました。

それくらいひとりでできへんのかなあ、と思いつつ、
裏の畑の野菜の物色をかねて。

野菜、まだまだお高いですよね!



(大きな額縁が3つもありました。高さは私の目線まである。)

縁がピカピカした銀のフレーム、照りを抑えた銀のフレーム、くすんだ黄緑の布をはったもの…
「この絵にはどれがいいと思う?」と。

違いがわからん。

私にセンスがないのは産みの親がいちばんご存知なのでは?

無言でいると、

「自分で決めるわ」って。

それが正解。


額縁の入った箱を移動して、箱から出して、裏返して置いて、
15か所くらいあるネジを緩めて、フタを開けて、
絵をセットして、フタをして、ネジを締めて…
モノが大きくて重いから、なかなか重労働です。

ぶら下げるヒモの位置を変えるのなんて、
ヒモをペンチで挟んでふたりで交代でひっぱったくらい、
かたくてかたくて、力仕事でした。

確かにこれはひとりではムリ。
中高年の女ふたりでも厳しいくらい。


(作業中の母。額縁の大きさがお分かりいただけるかと)


日当は現物支給、
ほうれん草をわんさかもらいました。

ナスと万願寺とうがらしも収穫。
「もうアクが強くて、アカンかもよ」と母に言われながら。





(帰ってから茹でるとカサがしぼんでこれだけに。冷凍保存します。)


シロさんのお墓の掃除もしてきましたよ。

散々悩んだ墓石。
母に諭されて断念しました。

「私らが元気で生きている間はきちんと手入れしても、
いずれ私が死んで、
あんたが岩手に行ってしまって…ってなったら、
このあたりは草ぼーぼーになると思うねん。
雑草の勢いってすごいから、
墓石はすっぽり草に埋もれてしまうで。
そうなったら、
いずれ誰か、手入れするひとには危ないよ。
けつまずいて怪我したり、
草刈機の刃をぶつけて事故になったり、
そういうことが起きへんようにしとかんとあかん。
シロは私たちがちゃんと覚えていて、いつも思い出してたら、
それでいいんと違うかなあ。
立派な墓石なんてなくても気にせへえんのとちゃう?」

確かに。
元気でいるうちだけでも、と墓石をおいても、
一度設置すると、それを撤去する決断をして、行動に移すのって、
きっと年を追うごとに難しくなるよね。

ごめんな、シロさん。
私が元気なうちは、
せめてきれいに保つから、それで許してな。



(散り落ちた桜の葉っぱがきれいに紅葉していたので、そのままに)


急に寒くなったので、母はこの季節、初めてセーターを着たそうです。

吝嗇家の母がもう何年も着ている毛玉だらけのセーターに私が目を凝らすと、

「シロの毛、あちこちについてるで」

「えっ!?
シロ、こんなところにいたんかあー」

涙腺決壊。
歳をとって、母も涙もろくなりました。



亡くなってなお、存在感をアピールするシロさんのもふ毛。


昨日は私も初めてセーターを出してきたのですが、


(四半世紀着ている私のセーター。母よりケチ?)

ここにもシロ毛が!

歳をとると、涙もろくなって困ります。



(2015年3月のシロさん)


ご覧いただきありがとうございました。

ばつぐんの子育て環境

2016-11-11 01:38:42 | 日々の暮らし
アメリカよ、おまえもか。

Brexitに続き、今年、世界は大波乱ですね。
トランプ氏に投じた有権者は、
熟慮の上なのか、そこまで現政権に怒っていたのか、
破れかぶれなのか、怖いもの見たさなのか。
あるいは全世界の度肝を抜いたイギリスへの対抗心なのか。
「そっちがボリス外相なら、こっちはトランプ大統領や!
破壊力なら負けへんで!」とかいう。
小泉さんの「ぶっ壊す!」がいかに安心できたことか、
なつかしく思い出した次第です。

この先、世界はどこへ向かうのでしょうね。


でないことを、祈っています。


と、ここまで開票当日に書いたのですが、
一夜明けて、
まあ、アメリカのマーケットが歓迎しているくらいの楽天っぷりだから、
極東の一主婦が悲観的になることもないやんね、
と、思いいたりました。
当初こそ、
「アメリカの全世界に向けての自爆テロか!?」
って直接選挙の恐ろしさに震えあがったけれど、
落ち着いてくると意外に大丈夫な気がしてきました。
もともとトランプ氏に何の恨みもありませんし、
「人間、本気で取り組めば不可能はない!」
って、彼はお手本を見せてくれたんだ、と。
アメリカにならってポジティブに考えようと思います。
日本に飛び火しないことも多そうだし、
この先、確実に楽しませてくれそうだし。
関西のおばちゃんはたくさん笑わせてもらったら万事オッケー。

あれ?
有権者のねらいもそこなのかな?

私って混乱してますかね?


一昨日はニュース速報を午後から見たいがため、
急ぎ午前中に図書館と病院へ行ってきました。

わが家から歩いて10分のところに図書館はあります。

スタッフのみなさんも親切で感じよく、
蔵書も多くて、便利だから利用者も多い。


(ハイカラで美しい建物はトイレに至るまでピカピカ)

こんな図書館が近くにあってほんとにうれしい。

絵本や児童書も充実しているから、
子どもづれの親御さんも大勢いらっしゃいます。

ところで、
わが家のすぐ近くに今年初めに保育園ができました。


徒歩1分。


もう少し歩くと市立の保育所もあります。


徒歩5分。

子育て環境ばつぐんです。


ああ、わが家に子どもがいたら。


小学校だってすぐ近く。


(選挙の投票会場になるので何度か入ったことがあります。
思えば日本の選挙はなんと平和だったことか。)

徒歩6分。


ああ、わが家に子どもがいたら。


中学校も高校も近いんですよ。


徒歩10分。


こちらも徒歩10分。


ああ、わが家に子どもがいたら。


(※注:本日は混乱しているため、一部非現実的な表現が見受けられます。)




ご覧いただきありがとうございました。