ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

金環日食

2012-05-21 19:55:23 | 日々の暮らし
皆さま、今朝の金環日食はご覧になりましたか?
 
わが家では、私ひとりが大いに盛り上がりました。
 
          今朝の神戸の空模様はこんな感じ。
 
わが家のリビングは和室でして、そこにソファーを無理やり置いています。
 
そこでシロクマ相方がいつもと変わらず、テレビをつけ、
日経新聞を読んでおりました。
 
キッチンで朝食準備をするツマはそわそわしながら、
途中、何度も手を止めては、
日食グラスを片手に、ベランダめがけてテレビの前をダッシュで横断するのでした。
 
 
「えーっ!くもりだなんて、そんなのひどいよー」とか、
 
「あっ!見えてきた!」とか、
 
「わー、もう欠けてるよー!!」とか、
 
「ぎゃーっ!その雲、ジャマーっ!!」とか、
 
何往復もしながら、いちいち騒ぐツマ。
 
    
 
日食グラスをかけると、太陽はオレンジ色に見えますが、それ以外は真っ暗です。
蛍光灯の光でさえ、遮断されます。
 
朝食準備にも忙しいツマは気がせいて、
グラスをかけたまま、ベランダから室内に引き返そうとするので、
マッサージチェアにつまづいたり
地べたに積んである本を蹴飛ばしたり。
 
そのたび、
 
わー、わー、
 
ぎゃー、ぎゃー、
 
それはそれはにぎやかです。
 
 
そんななかでも、相方は平常心
 
なんの興味もないらしく、
 
いつもと変わりなく、新聞を読み、ニュースを見て、朝食を食べ、ご出勤なさいました。
 
 
 
なんか、さびしいなー。
 
 
となりのお宅もご夫婦のみの家族構成みたいなのに、
ふたりで騒ぎながらベランダに出ていたのにー。
  
    
 ご夫婦おそろいで鑑賞中のわが家のおとなりさん。
 下の階もちびっ子たちが入れ替わり立ち代り、グラスを持って顔を出しておりました。
 
 
 
肝心の金環日食ですが、神戸では雲の合間にしっかり見ることが出来ました。
 
 
 
感動。
 
 
    
  金環日食の後の部分日食。金環の瞬間は興奮していて、写真どころではなかったのです。
  東京は5分間と長いけれど、神戸は約1分なので、大忙し。
 
その頃には私は朝食の片付けも洗濯もすませており、
相方はすでに出勤してしまっておりました。
 
私の金環日食は、その感動を誰と共有することもなく、
ひとり静かに終わったのでした
 
 
一生に一度きり、世紀の天体ショーなのに、なんであんなに無関心でいられるのか?
 
わきでぎゃーぎゃー騒がれているのに、どうしてあそこまで冷静なのか?
 
世間ではこういうところから、
「お互いの価値観の違い」とかいうポピュラーな離婚理由が認識されるものなのでしょうか?
 
私は自分の目的が達成できたので満足ですが。
 
 
   
 写真は先ほど届いた実家の野菜たち。えんどう豆とレタス、たまねぎが満載。
 お米もあって、えんどう豆ご飯は白米の方がおいしいからって。
 すべて無農薬。えんどう豆とレタスは今朝の採れたて。
 母よ、ありがとー!!

シロさんと行くたけのこ掘り

2012-05-18 18:12:05 | いぬ・シロさん
すこし前の話。
 
5月6日、ゴールデンウィーク最終日は日帰りで奈良の田舎の実家に帰りました。
 
目的は、
 
シロさんとのたけのこ掘り!
 
1年も前からずっと楽しみにしていたのです。
 
 
朝、5時に起きて、6時台の電車に乗り、一路奈良へ。
 
シロさんと母、おいっこのてっぺーと一緒に行ってきました。
 
 
軽トラに乗ってー♪
 
 
運転手は母でー♪
 
 
   
 
シロさんが助手席ー♪
 
 
 
 
   
 
人間は荷台ー♪
 
 
道路交通法的には違反ですー♪
 
 
 
だって、シロさんが荷台だと、身を乗り出したりして危ないですから。
 
 
わが家の竹林はたけのこを収穫するためのものではなく、ただの雑木林の竹やぶ。
 
うっそうと茂っており、一寸先は闇
 
手入れもされてなければ、たけのこの旬もまるで無視。
 
本来はこういう、まだ土のなかにいる小さいのを見つけて掘り出すのが、たけのこ掘り。
    
 
 
が、わが家のはこういうのを収穫します。
 
 
    育ち盛りのたけのこ。
  たけのこを見つけて知らせるシロさん。トリュフ犬のように誇らしげ。
  いや、アンタの力を借りなくても、それ、見えてるし。見つけられるし。
 
掘る必要、ナシ!!
 
世に出回っている土のなかにいる頃に収穫されたものよりずっと硬いけれど、
鮮度は抜群だから、風味はそう捨てたものではないのですよ。
柔らかいのより、ガシガシと硬いのが好き、っていう私の嗜好にぴったり。
 
それに、出荷しているわけでもないこのあたりのたけのこはいわば副産物。
たけのこ掘りの真の目的は、
竹やぶを竹の勝手放題の無法地帯にしないこと、にあるのです。
だからいいの。
たけの子じゃなくて、たけの弟か妹、くらいに成長していても。
 
だけど、たけのこ収穫のための平坦な竹林と違って、
わが家のたけの弟&妹の育つ竹やぶは山の斜面
 
ロッククライミングで岩をつかんで進む要領で、一歩、一歩、竹につかまりながら進まないと、
 
滑落します
 
 
斜面も急なら、笹の葉がこんもり積もって、乾燥しているから、
その場にしっかり立ってるつもりでも、バランスが取れていないと、
 
ずざざざざー、と笹ごと滑っていくのです。
 
 
 
 
ぎゃーっ!!
 
 
 
ほらね、母の悲鳴が。
 
てっペーもああならないように、気をつけてね。  滑落した祖母の姿を探すマゴの図。
 
 
 
シロさんだって、ほら、このとおり。
 
   四本足でこらえてても滑ってくよー。
 
 
困っちゃうよー。
 
 
 
平坦な場所を見つけて、収穫したたけの弟&妹を集め、かさばるのでその場で皮をむきます。
 
    シロさんの右にいるのは母
あ、シロさんがやってきた。
 
母にちょっかい出して、邪魔ばかりしてます。 
 
あっ、こらっ!
 
  
 
皮、食べちゃだめじゃん!
 
しかると退散するシロさん。
 
 
収穫後すぐにむいたものはあくがなく、姫皮部分もほのかに甘いらしい。
 
あ、おいしい。(←シロさんのマネをしてかじってみた。)
 
シロさんてば教えられもしないのに、おいしいものをよく知ってるね。
 
どこまでも雑食、食いしん坊な犬です。
 
 
 
人間の身長くらいに成長しているのもあり、そういうのをなぎ倒すのも、たけのこ掘りの大事な仕事。
食べられそうなたけのこは20本くらいでした。
 
帰宅して、大量の収穫と無事の生還を喜びあいました。
 
わが家の竹やぶ、滑落すると、下は、なのです。
 
   下を見るとこんな感じ。谷には川が流れています。
 
 
 
「こんなキケンなたけのこ掘りは、もう年齢的にムリ!!
 
そろそろ引退させてもらうわ!」
 
と、滑落途中で体が竹に引っかかって命拾いした母は、わめいておりました。
 
 
 
都会に住む人々からしたらあこがれの田舎暮らしは、
なかなかどうして命懸けです。

健康まめ知識

2012-05-16 01:11:50 | 物欲
帰国して、「ついに手に入れた!!」と、私が喜びに涙したのがものがありました。
 
それは、健康保険証。
 
私、出国前はシロクマ相方の扶養に入っておらず、健康保険証を持たない生活をしておりました。
 
いえね、国民健康保険料なるものを毎月納めていれば、入手できたんですよ。
でもね、その保険料が、あなた、びっくりするくらい高額でして。
毎月ん万円
 
病気やケガ・事故に気をつけて、病院のお世話にならないようにする。
で、病院にお世話になることになったら、実費で全額を支払う。
その方がきっと全体としては安上がりなはず。
 
ということの次第で、国民健康保険未加入決定
 
国民年金を納めていない場合は、
将来、お金に困って生活保護のお世話になる=国民の血税を使う、というケースも起こりえます。
「そもそも国民年金を受け取れるのか?年金制度は崩壊していないのか?」という問題はさておき、ですが。
でも、健康保険を納めていない場合は、病気のときなんかに経済的負担が重くのしかかるのは本人。
本人が困るだけ、なのです。
 
 
それで今回、わかったことですが、
 
私ってば、骨のズイまでケチなんですね。
 
会社員時代に健康保険に入っていた時は病院の世話になりまくり、
医療費控除まで受けるくらいの病気満載人間でした。
つまりひとりで病院・薬代を年間10万円以上払っていたという。
 
 《ご参考:「医療費控除」 》
      実際支払った医療費が1年で10万円を超えた場合、その金額を所得から控除でき、
      確定申告すると支払った税金が戻ってくる、というもの。かなりばっくりですが。
 
 
なのに、未加入のその年は、
 
「病院のお世話になったら、全額負担。おそらく1回1万円以上よ、私!!」
 
とか自分を脅していたら、まんまとその脅しにのって、
 
1回も病院へ行かずにすんだという。
 
正確には2回行ったんだけど、それは術後の経過観測のためだから。
 
 
 
すごいよなー、私。
 
ケチも筋金入りだよなー。
 
 
これって、昔、経済学で習った「モラルハザード」ってやつだわ、とひとりで納得。
つまり、保険に加入すると、それをアテにした加入者が注意を怠って事故を起こしたりする、ってやつ。
 
そうかー、今までの私は、モラルハザードだったのかー
倫理観が欠落してたのかー
あんなに色々病気になったのは、カラダが悪かったわけじゃなくて、根性が悪かったのかー
みょーに納得。
 
 
 
そうして、このたびの帰国後、
念願かなって健康保険証をやっと手にした私が、待ち焦がれて行ってのはこちら。
 
          
 
歯医者さん!
 
もう、検診も歯のお掃除も、3年くらいしてないもんで。
きっと虫歯もいっぱい歯石もがっつりついてるハズ。
 
今住んでいるところで歯医者さんにかかったのは初めてだったのですが、
イマドキの歯医者さんがみんなそうなのか、ここが特別なのか。
予約時の電話応対があまりにも親切丁寧なので、驚き、
当日の受付嬢の優しい話し方にさらに驚き、
診察室に入ったら、
歯医者さんも、歯科衛生士さんも、みんな微笑みを絶やさないので、驚愕しました。
 
まるで初めてその地に立ったとき感激した、微笑みの国タイランドのようでした。
 
 
心配していた私の歯ですが、
 
「年齢を考えると、驚くほどキレイですよ!!」
 
と、ほめられました。
 
すごくうれしい。
 
だって、先生にほめられるのって久しぶり。
シンガポールの学生時代は、いつもいつもイギリス人の先生にこてんぱんにしばかれてたから、
ほめられるヨロコビを忘れていましたよ。
 
私自身の意欲や意思、能力と全然関係のないことをほめられてこんなにうれしいなんて、
私って、シンガポールで相当傷ついていたんだなー、と改めてしみじみ。
かわいそうな私。
 
 
それはそうと、
いくら年齢的にキレイな歯でもね。
これからも相方と一緒に地方巡業のような海外生活になったら、歯医者さんに定期的に通えないかもしれない。
海外は歯医者さんにかかるのは高くつくうえ、技術面でも心配なのです。
国によっては、思い立ったときに通えないシステムや医療事情だったりするらしいですし。
虫歯が怖いよー。
 
それを訴えると、
「これを夜寝る前、歯磨き後に、塗ることを習慣にしなさい」と、販売してくださいました。
 
         
 
子ども用、フッ素ペースト。
1本250円ナリ。
りんご味とイチゴ味。
大人用もあるけれど、効果があまり変わらなくて、750円なんだって。
 
フッ素は虫歯を予防するっていうのは聞いたことがあります。
そのほかにも、擦り減ったり、初期の虫歯だったりの歯の再石灰化を促して、歯を強化するって。
市販のものはフッ素がどのくらい含まれているか明記されてないけれど(ということは、あまり含まれていない)、
これはフッ素含有量が書かれており、効果も期待できるって。
 
ほほー。
最近は色々なものがでてるのですねー。
 
ということで、イチゴ味を毎晩、寝る前に歯に塗るのが習慣となりました。
りんご味は相方にあげようっと。
 
同じ悩みを持つ方がいらっしゃったら、お試しあれー。
 
 
 
ところで、虫歯の要因として教えてもらって、ショックだったことがありました。
その要因とは、
 
1.食後の歯磨きが習慣化してない。または磨き方がいい加減。
2.だらだら間食する習慣がある。
3.喫煙する。
 
ここまでは知ってたんですよ。
この先が、意外な新事実!
 
4.姿勢が悪い。足を組む癖がある。仰向け以外の姿勢で寝ていている。
 
つまり、これ、かみ合わせに影響するらしいです。
で、かみ合わせが悪いと虫歯になりやすいそうです。
最近わかってきたことなんですって。
 
心当たりのある方、気をつけましょう。
 
 
それは私です
 
 無関係写真はオオデマリ。左は拝借したもの。右は実家の庭で。
 この花、咲き始めは緑色で徐々に白くなるの。その様子を日々眺めるのが好き。
                   

もういくつ寝ると

2012-05-14 16:50:59 | 物欲
昨日、通販のお買い物が届きました!
  
   
  日食グラスここからお買い物されても、私は1円たりとも儲かりませんので、安心してクリックしてください。
 
サイトで物色してたら、お値段も200~300円のものから、2千円を超えるものまで色々。
 
 
私はマニアさんではないので、
 
見られたら十分。より安いものを!
 
そう思ってたのですが、
粗悪品はグラスのフィルムが安物で、
EUやらアメリカやらの権威あるところの認定のじゃなかったりするらしく、
そんなんで太陽光を見てしまうと、本当に目を傷つけることがあるらしい。
 
ので、中途半端な私は、とりあえず中途半端にまんなかくらいの値段の、
信用できそうなものを買ってみました。
 
ふたつ買うと、ひとつおまけで、1,776円ナリ。
 
三つはいらないんだけど…友人にあげよう。
 
 
 
でも、これ。
 
ちゃっちい。
 
      
 
想像以上にちゃっちい。自分で作れそう。
 
 
まあ21日当日の1日限りのシロモノですからね。
耐久性なんて、はなから求めてないし、ヨシとしましょう。
 
試しにベランダでかけてみたけれど、今日はくもりだから真っ暗で何も見えず。
部屋の中で蛍光灯を見てみたけれど、やっぱり真っ暗。
 
それが本番ではこんな風に見えるというのだから、太陽光って、本当に強いんですね。
        違いがよくわからないけれど、私が買ったのは上のように見えるらしい。
 
 
説明書もちゃんとついてました。
 
   オモテ   ウラ
 
神戸は何時頃かなあ。
あ、関西は京都しか載ってないや。
 
1日限りだから、見逃さないようにしないとね。
 
  
 
金環日食の始まりは、と。
7時30分00秒。
で、終わりは…
…7時31分09秒。
 
 
 
1分!?
 
金環日食って、たった1分間限りなの!?
 
えええ!?
 
 
 
世間で長い、長いって騒がれているから、せめて2、3分はあるのかと思ってました。
 
運悪くトイレ行ってたら終わっちゃうじゃん!
 
(それは運なのか?)
 
 
だとしても、
食の始まりから終わりまでだと2時間以上あるから、日食自体はどこかのタイミングで見られるかな。
 
でも生涯ただ一度のことだから、しっかり金環の瞬間を見たい。
 
がんばってスタンバイしよう!!
 
 
 
神さま、
5月21日7時半、その瞬間の関西は晴天でありますように、ひとつお願いします。
 
あ、自分のことだけ考えちゃダメだ。
 
鹿児島の食の始めが6時12分、
札幌の食の終わりが9時17分。
 
その間は日本全国五月晴れで。
できれば、余裕を持って(何の?)、5時半から10時くらいまで!!
 
 
あれ?
これって、世界各地で見られるんでしたっけ?
 
もうよくわかんないから、
フンパツして、全世界1日中晴天で!!
 
ただし、雨乞いしている地域は除外ってことで!
 
 無関係写真。実家の裏で雑草埋もれて咲いていたカキツバタ。たぶん自生。

太郎がふたり

2012-05-11 10:29:53 | 外出&食い意地
昨日は京都に住む友人に会いに行ってきました。
 
私のケニアへの旅で全面的にお世話様係を引き受けてくれた友人です。
(詳しくはこのあたりからご覧いただければ?→「そろそろ滞在30日」)
彼女も4月はじめに帰国したのです。
日本は2年3か月ぶりくらい?
 
日本の生活感想談話。
「車椅子に乗ってる人と押している人が同じ人種ってのを見て、ああ帰ってきたんだなー、と思った」と、私。
シンガポールでは乗っている人は中国系シンガポーリアンでも、
押している人は東南アジア系のメイドさんであることがほとんどだったので。
あとは、何より寒さに耐えられなかった!!
寒さそのものもだけど、長袖や分厚い服って肩がこるし、手元がもたついてめんどくさい。
靴下ってこんなに窮屈なもんだったんだ、とか。
 
対して友人は、「蛇口をひねるとふつうに水が出ることに感激した。停電もない!」
そこか!!
さすがケニア帰りは違うなー
「寒さも耐え難いけれど、暑さも無理なら、その前にある梅雨も乗り切れないかも」
おんなじ赤道直下でも、高原サバンナ乾燥地帯だったもんね。
 
 
 
帰国前のドタバタ談話。
1週間前には学校も終わり、出歩いてばっかりで帰国準備がろくすっぽ出来ず、最後に地獄を見た私
 
対して彼女は、直前まで鬼のように働き、帰国前日に準備をするつもりだったらしい。
私がシンガポールの空港からケニアの彼女に電話をかけた時なんて、向こうは日曜夕方だったのに仕事をしてた。
彼女のいう準備とは、
忙しくてたまってしまった洗濯(洗濯機がないのです!)と、住まいの掃除、荷物のパッキングね。
 
が、その当日…
 
何か月ぶりかの断水
 
 
追い討ちをかけるかのように、
 
 
いつもの停電
 
 
地獄を見ようにも暗黒界で何ひとつ見えなかったという。
 
 
どんなけ普段の行いが悪いのですか?
 
 
 
そんなケニアだったのに、もう懐かしがっている彼女。
充実した日々を送ってたんだね。
 
 
 
 
事情は違えど、浦島太郎のようなふたりは、
四条大橋で会って、先斗町をぶらつき、納涼床でランチをしました。
 
  四条大橋。おなじみの托鉢風景ですが、この方は尼さん。珍しいのでは?
 
 先斗町の町並み。鴨川をどりのシーズンなのでそのちょうちんが。かわいい。 
 
 
いかにも京都っぽくていいでしょ。
 
       鴨川の納涼床。夏の風物詩。
 
和洋折衷、ときどき中華のおいしいお料理。
 
    2,500円ナリ。
 
 
  このほかにも、ご飯ものとデザートが。  
 
 
感激するほどおいしいってわけじゃないけれど、
お値段のことを考えると、この場所でこれだけちゃんと食べさせてくれるのはウレシイ。
 
 
学生時代より京都に住む友人によると、
このあたりは昔からの京都のひとが経営する昔からのお店がどんどん姿を消し、
他から入った資本のお店が多いらしい。
 
私たちが入ったお店も、なんと、天下一品のチェーン店でした。
 
   
 開店間もないのかお祝いの胡蝶蘭が。白い花のこの細工はナニ!?生花なんですよ!(←触って確かめた関西のおばちゃん。)
 
 
おなかいっぱいになった後は、久しぶりに八坂さんにお参りしました。
 
このあたりも外国人観光客が増えてるな、と実感。
私も京都の学校に通っていましたが、当時の外国人観光客というと、白人さんが多かった。
今はアジア人。
中国語があちこちから聞こえてきます。
 
 
   八坂神社の西楼門。この写真に写っている半分くらいは中国語を話す方でした。
 
ここでも中国人パワーか!
 
 
そして修学旅行生もちらほら。
シンガポールでも日本からの修学旅行生をたくさん見たけれど、
私としては国内で出会う子たちにより親近感を抱いてしまう。
たくさん思い出作ってね。
 
  赤の効いたセーラー服がかわいい。
 セーラー服の制服って減っているらしいですね。変質者対策?
 
   円山公園。バックの山の緑が鮮やかで美しい。
 
緑色の種類にも色々あるんですね。
ちょっと前まであんなに寒かったのに、雲の形がもう夏っぽいです。
 
「こうやって平日の昼間からのんびりしている自分になじめないなー」と友人。
ああ、わかる。
帰国から1か月以上、さすがに私もこんな生活、もういいかも。
 
 
 
 
私たちふたりの結論。
 
ひとには色々なタイプがあると思うけれど、
このふたりは何もすることがないと堕落していくタイプだ
ということでした。
 
お互いダラダラ、ダメダメの毎日なんですよ。
何もしないうちに、一日が終わってしまうの
 
私たち、何かに追われていないと、ただ堕ちていく、という人種です。
 
何かせねば!
もっと生産的な生活をせねば!
 
でもふたりとも、主婦ライフを優雅に楽しむタイプでもなけりゃ、財力もない!
 
働かねば!
 
 
でもね、待ち合わせ時間が、12時ごろ、と前日に決めたのに。
神戸に住む私が、「電車に乗ったら到着時間をメールするから」って言ったのに。
 
私が着いたのが、12時40分
 
これはシンガポールライフのせいですね。
だって、シンガポーリアンやえくすてのクラスメート、現地生活が長い日本人と待ち合わせして、
待ち合わせ時間に全員がそろうなんてことは、皆無
そろうまでに半時間以上はかかるのです。
 
が、友人はその上をいった!
 
 
シンガポール習慣に馴染んだ私としたことが、
 
ケニア習慣にどっぷり浸かった友人を、あなどっていました。
 
 
 
 

 

友人の到着、

 

 

 

 

 

 

 

1時25分

 

 

 

 
 
さすがケニアンと暮らしていたひとは違うなー
全員そろうまでに1時間、2時間はザラ、ってお国柄だもんなー。
 
 
 
 
ということで、
 
こんなふたりの日本社会復帰への道のりは、
 
相当に長く厳しい模様。
 
 
   名だたる文化人もひいきにしたフランソア喫茶室でコーヒーをいただき、
 
  私の大好物の村上重本店のお漬物を買って、お別れしました。
  次に会うときには、お互い、更生できていますように。