毎日、機嫌よく会社に通っています。
毎日、あたふた、おろおろ、あわわわ、と忙しくカラ回っていますが、
みなさん親切で、しょっちゅう助けてもらっています。
歳をとると、飲み込みも要領も悪くなるのよねー。
歳のせいだけじゃないけどね。
一昨日は歓迎会でした。
私のってわけではなく、まあ私も一緒に歓迎していただきましたが、
メインは今年の新入社員さんです。
10月1日からの配属だったのです。
初々しくもまぶしい、賢そうな若者たちのとなりで、
くすんでかすんで、もうろくしてるっぽい私。
なかなかの好対照ではありませんか。
…書いていて悲しくなるので、この辺にしておきます。
新しい会社は私が以前お勤めしていたところより規模が大きいです。
私が所属する部署も大所帯だから、文房具も充実していましてね。
「ここから必要なものを必要なだけ、使ってくださいね」と、
お世話さま係の美しい社員さんにこやかに案内されました。
で、それらの引き出しから、筆記用具やファイルなどをいただいていると、
その後ろに隠し扉のように大きなキャビネットがあることに気づきました。
開けてみたい。
鶴の恩返しの老夫婦のごとく衝動に駆られ、
そうっと開けてみると、
そこには全面、さらに文房具の山!
一面文房具だったんです。
うひょー。
自分で文房具を買い揃えていた身分の私には、それが宝の山のように見え、
金鉱脈を発見したかのように、興奮してしまいました。
いったいどんだけあるんだ?
底はどこなんだ?
いろいろ探索するはしたない私。
結果、
ゴールドラッシュですよ!!
埋蔵量はかなり豊富と判明しました。
その量にうっとり酔いしれ、見も心も満たされたかのようでした。
さあ、そろそろ隠し扉を閉めて、デスクに戻りましょ。
と、あれ?
立て付けが悪いのか、閉まらない。
うんせ。うんせ。
うそでしょ?
閉まらない!
よいしょ。よいしょ。
どうしよう!?
本当に閉まらないよー!!
と、そこへ通りかかったのが、さきほどの優しい社員さん。
私の背後には、
まったく開ける必要もないのに全開の隠し扉と、輝く文具の金脈。
私が物色していた感もりもりです。
初日はそんな始まりでした。
そんな第一印象の私ですが、
ありがたいことに新入社員さんの輝きで、私の悪印象も払拭されたようで、
その後も皆さんに親切にしていただいています。
転職、いいなー。
転職、楽しいなー。
さて、初出勤から今日でなんとか一週間。
明日から、私の休養のためにあるかのような3連休です。
が、
今夜の夜行バスでシロクマ相方とともに、南アルプスに旅立ちます。
今回は北岳に登りますよー。
標高3,193メートル。日本第二の高峰。北アルプスの山々と比べると、南は女性的な美しさ。
第一はもちろん富士山ですが、登山中の風景が退屈そうなので私は登らないかと。
あいにく相方が連休3日目がいつものゴルフ、という予定で。
1泊二日しか登山にあてられません。
なのでたぶん私の体力とスキルではてっぺんまでは無理でしょう。
行けるところまで行ってきます。
今回はこの登山のため、
ザック、シェラフ、シェラフカバー、スパッツ(足元をカバーするもの)、
軽アイゼン(雪の中をざくざく進むためのトゲトゲ。靴にセットします)
などなど、新しく色々そろえましたよー。
特に使うのを楽しみにしているのがシェラフ。
今まで使っていたものは、
イギリス旅行中、急にキャンプに行くことになり、
現地のアウトドアショップでテキトーに購入したもの。
かさばって重いし、機能的ではありませんでした。
今回のは機能の割りに小さくて軽め、羽毛がたんまり入った上モノです。
マイナス15℃でも快適なんですって。
オマエ、どこに登る気だよ、って?
まあ、まあ。
山の装備は意外にぜいたく品なのか、私にはとても高く感じられます。
全部、就職が決まる前の出費だったので、イタイ、イタイ。
決まってほっとしましたよ。
ではでは、
いってきまーす!
・momoさんが明るいので、
そう感じれるのかも。
> 今夜の夜行バスでシロクマ相方とともに、
> 南アルプスに旅立ち・・・今回は北岳に・・
・疲れ知らずですね。
> ザック、シェラフ・・などなど・・色々そろえ・
・楽しそう。天気に恵まれるといいですね。
とてもステキ。
そしてそれを楽しんでるmomoさんも
すごく素敵。
前回のような筋肉痛がなくて
無事に会社に行けますように。
パンプスが入る足で
帰ってきてください。
祈ってます。
いやもう、「明るさだけがとりえで」で乗り切るしかないかと。
こざかしいことですが。
私の年齢では難しいことですが。
疲れ知らずではありませんよ。
疲れきっていますよ。
なのに、今日も相方は元気に出かけました。
あの体力はどこから?
そして、洗濯物の山と登山道具の山はどこへやればいいの?
熱血部活動中の中高生のオカン、疑似体験です。
お天気ですが、山のそれは本当にコワイ。
頂上付近では夜中の嵐がみぞれ、さらに雪に変わりましたよ。
道中は、絶景の紅葉でしたのに、ひと晩で秋から冬です。
下山するとTシャツでも大丈夫な暖かさだから、
中高年はカラダがついていきませんよー。
素敵でございました。
どちらを取るかと迫られたら、悩みますね。
(悩むのか?)
筋肉痛はやはり今回もひどくて、
介護老人の風体でひとりのそのそと、
洗濯物と登山道具のお手入れをしています。
シロクマグロは予定どおり、ゴルフです。
彼の体力もおかしいですが、
この状況もおかしいですよね?
パンプスの入る足!
それをすっかり忘れていました。
今回もしっかりむくんで、パンパンです。
この状態でパンプスを履こうものなら、まるで纏足。
歩けっこありませんよー。
だからといって、こんな中高年がよろめいても、
足腰弱っていると思われるだけで、
纏足効果もありませんですよー。