シンガポールへ来て、4か月が過ぎました。
そろそろ生活のリズムもできてきました。
今のところ、いちばん億劫なのは、日本食材の買出しです。
実は週に一度、片道1時間近くかけて、都心のスーパーに行っているのです。
市場はお店のおばちゃんやおじさんとのやりとりもあっておもしろいから好きだけれど、
日本食材を売っているのは近代的なスーパーなので、だいたいの品揃えやシステムがわかった今、もう楽しくありません。
そもそも私は和食でなくても大丈夫だし、おしょうゆやみりんなら近くのスーパーでも売っています。じゃあ、何が都心のスーパーまで行かないと手に入らないかというと…
納豆。
なっとうです。
こればっかりは近くのスーパーでは売ってないのです。
納豆は相方の朝食必須アイテム。
大根おろし納豆がないと、彼の一日は始まらない。
そのために私は週に一度、往復2時間もかけているわけです。
こちらに来て最初のうちこそ、それを根拠に街に出るのも楽しかったですが、
それだけが用向きのときは、これがだんだんと苦痛になってきまして。
しかも、こちらでは納豆は3個入り1パックが$4(約270円)から$5.8(約400円)と大変高価。
納豆、買うの、もうイヤだな…。
ということで、作ることにしました。
ネットで調べてみると作れるみたいなんです。
いくつかのサイトで作り方を調べて、
シチめんどうくさいことや、コむずかしいことや、おカネのかかることは一切省いて、
都合のいいところだけをつなぎあわせて作れないか、やってみることにしました。
なんてったって今の私にはあきらクンがついています。
ということで、彼の初仕事は玄米ご飯を炊くことではなく、納豆作りに決定。
がんばれ、あきらクン!
私の新しい生活は君のいかつい両肩にかかっている。
結果は…
あきらクン、やりました!
立派な納豆ができましたよ!
圧力鍋があると、豆を炊くのが苦にならない。
炊いた後の余熱は発酵に利用できる。
さすが、私のあきらクン!
たった$2(約140円)のオーガニック大豆で、納豆わんさかできました。
出来上がりの量で計算してみたら、これは約$37の納豆に匹敵するのです。
たった1日で投資効果18.5倍!
まるで錬金術のよう。
ソロスもバフェットもびっくりです。だって、1日で$35稼いでるってことじゃないですか。(ちがうか?)
それに、お買い物にあてる時間から納豆作りにかける時間を差し引いて、
約2時間も貴重な時間が節約できる、新しく捻出できるわけですよ。(まるで忙しい人のような言い草?)
私ってなんて素敵なオクサ~ン。
さすが私!(シロクマに性格が似てきた?)
ということで、レシピは明日アップします。
大変カンタンです。
納豆が手に入れにくい方、必見。
圧力鍋のない方は豆を長時間炊くことになるので、その時間+光熱費・豆代を、納豆を買いに行く時間+納豆代と天秤にかけてみてください。
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