ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

本当の「あお」に出会いに

2018-10-07 16:11:26 | 外出&食い意地
キンモクセイが香る季節になりましたね。


(本日、スーパーに行った帰りに見つけました)

ずっと行きたかった『東山魁夷展』、
京都での開催期間がいよいよ終わりに。
次の開催地、東京まで追いかけるのはちょっと。

8月31日に夏休みの宿題を泣きながらするのが恒例の小学生でしたからね、
この時期になって「行かねば」という気になりました。

昨日、同じく行きたがっていたシロクマ相方をはやし立てて行ってきましたよ。
彼は自室に複製画を掛けているくらい魁夷先生の絵が好き。

最終日が迫って連日かなりの混雑の様相とか。
入館するのに、
うねうねとした長蛇の列に長時間並ぶのはいやです。
ぎゅうぎゅう詰めで鑑賞するのはもっといや。


(情報収集、情報収集)

「日曜の朝一番に行こうよ」という相方を説き伏せ、
「今日行きましょう!夜、観ましょう!」
と、その日突如のプラン実行となりました。

チケットは駅前のショップで前売券を入手。
ぬかりありません。

なんでこの行動力が、
間際にならないと発揮できないのか。


(鮮やかな平安神宮の鳥居が目印の岡崎公園。
左が京都国立近代美術館、写ってないけど右に京都市美術館)

午後5時半過ぎに到着。

すいてますよ!


(本当の「あお」をみせてくれ)


美術展、私は特に観るのが遅い。
対して、相方は早いと思われる。

予想はしていたけれど、

まさか彼が、
たったの25分で鑑賞終了とは。


警備員の巡回か?


「すべての絵は、すでに僕の心象風景のなかにあるから」



じゃあ、来なくて良かったのでは?


私は2時間以上かかりましたよ。


圧巻の『唐招提寺御影堂障壁画』が、
すいているおかげで絵によってはひとりじめ状態で観賞できました。

すでに鑑賞を終えて退出している相方が、
急かさずに待っていてくれたおかげでもあります。


突然の企画だったので、
晩ごはんの予約などもしておらず。

京都で美味しいものを食べようと思うと、
ずいぶん前から目ぼしいお店に予約するか、
お金に糸目をつけずに奮発するか、
長時間並んで人気のお店に入るか、
そのどれかだと思うのですが、

どれも無理だったので、
なのに「食べて帰りたい」と相方が言い出したので、

京都伊勢丹10階の『京都拉麺小路』の、
いちばんすいているお店でサクッとラーメンをいただくことに。

私たちが入ったお店から外を見ると、
お隣のお店は長蛇の列でした。

(『ますたに』さんの行列には外国からのお客さまも多し)



(お店でラーメンを食べるのは今年初めてかも)

すいているお店なんですもの、
感想なんて聞くまでもないことでしょう。


『東山魁夷展』はとても良かったです。
これこそ感想を書くのは差し控えたい。


ご覧いただきありがとうございました。

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2 コメント

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Unknown (レノママ)
2018-10-07 19:18:16
芸術に詳しい訳ではないのですが
『白馬の森』の絵が大好きです。

かなり前になりますが
ワン連れ旅行で『緑響く』の
御射鹿池にも行って来ました。

momoさんのご主人と違って
展覧会に行く事など考えらない我が夫ですが
あの場所には感動していましたよ。


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レノママさんへ (momo@ぽれもも)
2018-10-09 12:06:19
コメントありがとうございます!
『白馬の森』、まさにそれが自室にあるリトグラフです。
ポスターを額縁に入れているのかと思っていた私は、
ぞんざいに扱ってしばかれたものです。

いつも一緒のレノ君がお留守番となってしまうのはかわいそうなのですが、
『東山魁夷展』、ぜひご覧ください。
特に唐招提寺障壁画は、
御影堂が数年にわたる修理中だから、
全作そろっての再現展示が実現したもの。
それ以前のお寺では、
年1回の鑑真和上法要に合わせた3日間しか公開されていなかったと記憶。
開催期間も長く、間近で鑑賞できる貴重なこの機会にぜひ。
あの大作を観た後にレノママさんご夫妻もお好きな白馬シリーズを観ると、
いままでと違った感慨があるかと。
あの白馬は障壁画制作中にあらわれた『祈り』なのですって。
すでにご存知でしたら、
にわかなウンチクを熱く語ってお恥ずかしいことです。
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