そろそろ会うひと、会うひとに、さよならの挨拶をするようになりました。
もう最後かもしれないから。
先週金曜日はナゾの交流会でした。
この会は、カナダ人ヘッドハンターが主催する交流会で、
日本とゆかりのある方を参加対象者となさっている様子。
そして、デキる彼の狙いは、普段から人的ネットワークを整備しておくこと、かと。
だから、私以外の皆さんが、この国でお仕事をしていらっしゃり、
ビジネスのことが話題になっていることが多く、
私以外の日本人は、皆さん、バイリンガルで、
商談に発展するような話は英語でなさっているようです。
そこまでわかっていて何がナゾの交流会なのかといいますと、
英語のイマイチな私には真相がナゾに包まれているからです。
こう書くと、かなりイタイ参加者ですね、私。
どこから迷い込んだんだ、あの雑種犬、って感じ?
皆さん、つまはじきにしないでくれて、ありがとうございます。
皆さんがオトナの対応ができる方々であることに、感謝します。
「ツマの恥は夫の恥」とか言って出入禁止にされてもおかしくないのに、
それをしないシロクマ相方にも、ありがとう、です。
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夕方までのほほんと過ごし、場所移動。
交流会は前回と同じお店での開催だったので、スムーズに到着できました。
今夜が最後。
それを言うと、みんなが別れを惜しみ、ハグしてくれるのが、うれしくて、さびしくて。
ここの人たちは、日本人ともシンガポーリアンとも欧米の人たちとも違う、
たぶん、その中間くらいのミックスで、人間関係の距離のとり方が私にはとても心地よい。
そして、ひとりひとりが発するオーラというか、陽のパワーというか、
それがいきいきと気持ちよいのです。
会っている時間こそ少なかったけれど、
私のシンガポール生活に鮮やかな彩を添えてくれたことは間違いないです。
将来、違う国で生活することになっても、こういう集まりに参加できたらいいな。
今回もデキハンターはプレゼントをたんまり用意。
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焼酎、ウィスキー、ワイン、コニャック、味噌、食事券、ジムの利用券、ラーメン券…キティちゃんのクッションまで。
参加者やどこぞの大使館から貢いでもらってるみたいです。
デキハンター、さすがデキる。
ハンターがターゲットとする人材のはるか圏外にいる何の役にも立たない私が、
今回もまた、性懲りもなく、ちゃっかりしっかり色々もらっちゃいました。
カナダワイン、山頭火のラーメン券、アメリカンエキスプレスのマウスにエコバッグ。
コニャックはS嬢が、物欲しそうにしていたシロクマ相方にプレゼントしてくれたもの。
ありがとうね。
戦利品の数々。暗くてゴメンナサイ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2d/c949c9e028124f1de8a01fa677706dc8.jpg)
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この左横に南国系の木があって、写真の白い花はそこから落ちてきたもの。
今回は、クラスメートのUさんご夫妻も参加してもらいました。
彼女のご夫君はアメリカ人。
国際カップルはどちらかがバイリンガルじゃない限り、属するコミュニティが難しく、
カップル参加が基本となる場では、一方が疎外感や違和感を覚えることも多いものです。
そんなことを考えると、
余計なお世話が習性の関西のおばちゃんの血が騒いでしまいました。
この交流会は、距離のとり方が絶妙で、つかず離れず、来るもの拒まず、去るもの追わず。
日本人もそれ以外の国の人もバイリンガルが多いし、
日本人との国際カップルも多いから、しっくりくるかな、と。
雑談から商談に発展することもあるようなので、ご夫君にも有意義だと思ったのです。
幸いにもふたりとも、楽しく過ごしてくださった様子で、その夜からもう新しいお付き合いができたみたい。
私、お節介おばちゃん冥利に尽きます。
最後にちょっとでもひとの役に立てたのはうれしかった。
S嬢はジムで知り合ったというシンガポーリアンのお友達を連れてきていました。
笑顔のかわいい彼女は、英語、日本語、中国語を話すトリリンガル。
あまりに自然な日本語を話すので、自己紹介がなければ、日本人と間違ったと思います。
S嬢のここでの毎日が、豊かな交友関係によって、より充実したものになりますように。
シロクマ相方と私は、ここではいつも別行動ですが、
この夜は最後の方でずっとふたりで話していました。
歓談している皆さんをながめながら。
これが最後だね、って。
そこへデキハンターが挨拶に来てくれて、しばらくおしゃべり。
今までのこと、これからのこと。
さっきまでずっと忙しそうに多くの人の相手をしていたのに、
ちゃんと最後に私たちのところに来てくれたんだ。
さすがデキる男は気遣いが違うなあ。
デキる男は、話の途中で、私にもわかるように日本語に切り替えてくれました。
さらに、この会における彼の相棒ともいえる、パワフルで最高に面白い日本人女性Mさんも登場。
おふたりとハグや握手をかわして、再会を約束し、お別れしました。
いつかどこかで。
デキハンター、Mさん、デキハンターのマレーシアンの部下Jさん、
そして、私たちに出会って一緒にこの時間を過ごしてくださったすべての人々、
本当にどうもありがとうございました。
とはいうものの、さみしいことに変わりないですね。
そうそう、今日、マレー料理と中華のお店に行って
にょにゃぷらうん(発音のむずかしさをひらがなで表現)
をいただいてきましたよ。
おいしかったです。
momoさんのおかげでトライできましたよ。
FBでつながっていられるけれど、
もうこの空間に居合わせることはないんだ、と思うと。
それと、相方はずっと
こんな旅人みたいな人生だったんだなって、思いました。
旅は道連れ、世は情け。
旅もふたりなら寂しさもまぎれるかな。
ほーさんファミリーのような
にぎやかな旅になってほしいですよ。
にょにゃぷらうん、
それはきっとウダルサンバルですね。
私、中華のエビチリよりそちらの方が好きです。
野菜いっぱいでトマトの酸味がさわやかだから。
おいしく味わってもらえてうれしいです。