もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.15「ZEROTOPIA」見てきました

2018-06-09 00:57:27 | お芝居
ダイワハウスSpecial 地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.15「ZEROTOPIA」 赤坂ACTシアター 2018.05.22 14:00~

東京千秋楽に行ってきました。本当は4月にもいくはずだったんだけど、
レイソル関係の都合で、千秋楽だけになってしまった・・・

さて、ゴージャスは「星の大地に降る涙」から見てます。
ただ、「クザリアーナ~」が今一つだったし、前回のも、うーんという感じだったんで、
今回もどうかな~とは思ってきましたが。

ストーリー的にはね、まあ、ゴージャスの話だなって感じでしたが、
(クザリアーナとかよりはずっとよかったけど)
でも、ダンスとかが素晴らしかった。
ミュージカルではないんだけど、でも、すごく進化したなと感動でした。

まだ大阪公演とか残っているので、ネタバレになってしまうので、スペース開けますね。
これから行かれる方は、ご注意ください。




















内容は・・・

公式より
「目覚めると…気がつくと…意識を取り戻すと…
そこは島であった。
感覚が…おかしい。
五感が…変だ。
確かな事は…自分は、島にいる。

そんな感覚に取り憑かれ、島を見渡しているのは自分だけでは無かった。
何人かの人間が島に生きていた。
否、生き残っていた。

彼等は自分と同じ豪華客船に招かれた人々。
沈むはずのない客船が沈んだ。

打ち上げられた数名の命・・・男と女。
彷徨い徘徊している内に出逢いを重ねる人々。

罪を隠す女
恨みを隠す男
悲しみを隠す男
狂気を隠す女
何も隠さない男
そして、企みを隠す男…

一つ一つ剥き出しになっていく彼らの隠された過去。
そして、彼等は知る。
この島に流れ着いたのではなかった…。
客船は沈没したのではなかった…。
「俺達は、沈没させられ!流れ着かされたのだ!この島に!」
この島は、色を失った、地図にない島。そして、大きな大きな…陰謀渦巻く島。
彼らは、なぜ、集められたのか。
心の奥底に巣食う闇を抱えて生きてきた彼らに、魔の手が近付く…。」


話の内容はすごくざっくりいうと、

豪華客船が沈み、ある島に流れ着いた人々。
生き残った彼らは8人。
彼らは自分以外の同じ境遇の人にあって喜ぶ。
しかし、流れ着いた島は異常な光景が広がっていた。
一面、色もなく灰色の島だったのだ。
そこに現れた、一人の男、ヒュー

ヒューは彼らの隠していた過去を暴きだしていく。
その壮絶な苦しい記憶に対する怒りの感情を抜き出して、
それをもとに兵器を作ろうとしていた。
彼らはそのために選ばれ、この島に連れてこられたのだった。

怒りだけでなくすべての感情をなくした人間は、従順になり、
そうすれば、今の戦争などが起こる世界は平和になるというヒュー。
島から草木の色がなくなったのは今の人間たちの負の感情のせいで
地球が怒っているからだとも。

しかし、感情をなくしてしまえば、人間はもう人間でない。
と、戦う彼ら。
人間には怒りだけでなく、愛という心もあるではないかと懸命に。

そして最後には、地球の怒りも解け、
この島は色を取り戻し、草花が咲き乱れ、ハッピーエンド!!

ちなみに、彼らの流れついた島は「ZEROTOPIA」
ユートピアの反対だそうです

地球・愛・自然・・・今までもゴージャスがテーマにしてきた
内容だし、今回の話もほんとにらしいなという感じ。
ストーリー的には、まあ、特に。。。なんですが、
最後ちょっと強引だった気もしないでもないですが。


1幕は、「ZEROTOPIA」に流れ着いた一人一人の紹介と、
彼らが抱えている過去を見せていく感じ。
その一人一人の話のときに、ダンスや歌もふんだんに出てくるんで、
なかなかテンポもよく見ごたえありました。
今までのゴージャスは、ダンス特に群舞とか素晴らしいんだけど、
ダンスの域をあまり超えてない気がしたんですが、
今回は、ダンスそのものに、ストーリー性をもたせたように思えて
すごくよかったです。
あ!もちろん、岸谷さんと寺脇さんのボケも炸裂してました

2幕は岸谷さん演じるヒューたちとの対立からの
戦いもあり、最後はハッピーにという1幕の回収って感じですね。
ここは、上にも書いたけど、ちょっと強引だったかな。幕引きがね。
ダンスとかで強引につき進めたなというふうに思ってしまいました。
そうなんだよね。ゴージャスの話って、いつもここら辺が
弱いんだよね~
まあ、でも華やかだからよいか・・・・・


さて、キャストの感想ですが、

まずは、ロマン役の西川貴教さん

彼を芝居で見るのは初めて。というか、ライブもむか~しの
PATIPATIイベントのときしかないんだけど。

どうも、真ん中で歌いだすと、消臭力のCMを思い出してしまう(汗)
でも、歌は最高にうまいし、迫力あるし、さすがでした。
で、いじめられっ子だったという役柄だったけど、なかなかうまかったと思います。


ジュン役の柚希礼音さん
ゴージャスの舞台は毎回、宝塚出身の方が出てますよね。
安定のうまさですよね。そして華がある・・・
背も高いし、かっこよかった。


マックス役の新田真剣佑さん
マッケンはかっこよかった。今回のキャストの中では断トツでしたね。
殺陣がうまいのは当然ですが、歌もうまいのには驚きました。
兄を失ってからのテロリストになって・・・さらに
その兄がなくなった原因がジュンだったという複雑な役柄なんだけど、
うまかったなと・・・引っ張りだこになりつつある役者さんだなという
貫録を感じました。
たたずまいもすごくよかったです。


サンディー役の宮澤佐江さん
活動休止されるそうで、残念ですね。
前にもゴージャスに出演されてて、パフォーマンスよかったんですが、
今回も生き生きと演じてましたね。
ダブルキャストとのことなので、もう一人の方も見てみたかったかな。


それから、期待の(笑い)
バレンティーナ役の藤林美沙さん
注目の方なんですが、素晴らしかったです。
一番よかったな~
特にタップダンスは圧巻でした。すごく場を締めてくれる方ですよね。
声もいいし、、、ほんとに期待の役者さんです。


そして、寺脇・岸谷の両名・・・
相変わらずのお二人で・・・安心しちゃいます。
力を抜くとこは抜くっていうね。
途中アドリブだか何だか・・・みんなをマジ笑いさせるのに
命かけてんのかってとこがあって。。。さすがでした。
毎回、こういうことがあると、役者さんたち大変そう。
そうそう、五朗さんのダンスも素晴らしかった。ベテランなのにさすがでした。


今回はほんとにダンスが素晴らしかったと思います。
ストーリーは・・・わりと、ワンパターンだし、まとめ方がいまいちなんで
もう少し、がんばってほしいかなとも思っちゃうんだけど。
でも、毎回見に来ちゃうんだよね~

千秋楽だから、カテコはキャストからの一言がありました。
楽しかった~

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