もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「はたらくおとこ」見てきました

2016-12-23 01:18:08 | お芝居
阿佐ヶ谷スパイダース「はたらくおとこ」 本多劇場 2016.11.09 14:00~

12年ぶりの再演だそうで。キャストもほぼ同じでってのは素晴らしい。
12年前は見ていないので、今回が初見です。

感想?とにかくえぐい。
ラストがもう、見ていられない状況でした。席が前の方でなくてよかった。

長塚さんの芝居は、正直苦手なんだけど、今回のこのキャストは絶対に見たくて
足を運びました。
成志さんに池鉄さん。中村まことさんに伊達さん、さらにはカムカムの松村さんまで。


話の内容は

北国のリンゴ農園のお話。
「幻のリンゴ」を作る夢もやぶれ、閉鎖されたリンゴ園の事務所で
毎日ストーブにあたりながら何もできない男たち。
そこに地元に住んでる、すずという女性も来て、そのすずを巡って男たちが
争ったり。。すずの父親蜜雄もきたりと、事務所内は険悪になっていく。
すずの父親は毒性が強い農薬を使っていて、それを事務所にすずが
持ち込み、誤って池鉄演じる豊蜜が飲んでしまったり・・・
さらには、すずの今彼が元彼に刺されたり・・・

そこに突然トラックが突っ込んでくる。それも荷台にはやばいものが積んであるらしい。
絶対に開けてはいけないといわれてたのに。。。
放射性廃棄物か?それがあふれだし。、部屋にいたものが苦しみだす。
顔がただれて死んでしまうものも出る。
トラックの運転手は殺されてしまうし。


園長と蜜雄は外に出しておくとまずいとのことで、その積み荷を事務所の中に運び込む。
と、、、園長はその積み荷を食べだす。食べてしまえば後には残らないといって。。
蜜雄も続いて食べだす・・

そこに、一度は事務所をあとにしていた、夏目が戻ってきて。。。
そして最後には彼もいっしょに積み荷を食べだす。

と、、、暗転。
急にトラックが突っ込んできたところにタイムスリップ。
え?夢落ち。夏目の夢落ち?
ってことで終了・・・


なんかね。あの積み荷を食べるシーンがあまりにもえぐくて、
見てるだけでこっちも吐きそうになったよ。
あれ実際、何を食べてたんだろうね?

あのやばい積み荷って、、、放射能廃棄物かって思ってみてたけど。。。
でも、初演のときはそんなの考えもなかっただろうから…(震災前だし)
産業廃棄物だったのかなあ・・・って考えてたら、どっかでサリンかもって出てて。
確かに初演のときは、見てる方はそう思ったかもね~

てっきり工場ごと燃やしちゃうのかと思ったら、まさかの「食べる」って・・・
いやあ~びっくりしたけど、それ以上に、ほんとにえぐかった。


そうそう、上には書かなかったけど伏線があって、
夏目が何で、このリンゴ園で働いてたかっていう理由。
園長の娘さんは飲酒運転の車に轢かれて死んでしまったんだけど、
実はこの車を運転してたのが夏目で・・・
夏目が戻ってきたのは、それを告白しにきたのだった。

でもね、夢落ちのわりには、最後に園長が夏目に「許す」って言ってるんだよね。
だから、ほんとに夢落ち?とも思ったんだけどな。
その辺、ちょっとわかりにくかった。

あと、幻のりんごの味をt求めた園長が、廃棄物にまみれたリンゴをかじって
夏目に「これだよ。この味だよ」っていうのも、なんともシュールだったな~


前半はけっこうくすくす笑うシーンもあったんだけど、とにかく最後のあの
えぐいシーンで、全部吹っ飛んでしまった芝居でした。
テンポは最初から最後までずっと良くて、あっという間のお芝居でした。
最近の長塚さんの芝居より、ある意味シンプルでずっと見やすかったな~


キャストはね、みんなさすがでしたね。
個性派の役者さんのぶつかりあいを堪能させていただきました。

夏目役の成志さんは、新感線で見たあとだから、役のふり幅が・・・
でも、うまいからね~真剣なというか、シリアスな芝居の成志さんにほれちゃいました。

それから池鉄も。なんかかわいかったよ。
途中、ずっとトイレにいたもんね。

あと、中村まことさんは、「冬の絵空」以来かなあ~
最後の狂気は怖かった。

松村さんも言わずもがなで。。。

キャストの熱演には頭が下がりました。

すごい芝居を見てしまったなという感想ですが、とにかくあのえぐいシーンが
しばらく頭から離れなかったのでした。

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2016秋ドラマ最終回感想

2016-12-23 01:14:43 | ドラマ
秋ドラマも終了しました。
数字的には「ドクターX」ですが、話題的には右肩上がりの「逃げ恥」でしょう。
いや~ガッキーかわいすぎ。源ちゃんも情けなさ満載だけど、なんか癒される。

最終回まで見たドラマの感想を書いてみようと思います。

お気に入り順に並べてみます。


1.火10 「逃げるは恥だが役に立つ」 TBS 

もうこのクールはこれにつきるでしょ。
まさかの17歳年下の男とか、まさかのリアル妻登場とか
最終回もいろいろ面白かったな。
真田丸をあそこまでパクるのも笑えたし・・・・

みくりちゃんと平匡さんのほんわかした雰囲気にもほんと癒されたし、
最後は引っ越しか~落ち着いてよかったね。
思いも通じ合ったし・・・

ワタシ的にツボだったのは、百合ちゃんがポジティブモンスターに
「自分で自分の首絞めてる」って言ったとこ。めっちゃ共感しちゃった。
百合ちゃんみたいに、ずっとがんばってきたアラフィフ・・・
私は途中で正社員リタイアしちゃったから、頭が下がるし、みんなの星なんだよね。
すごくわかるな~百合ちゃんに思い入れしちゃってました。
で、風見さんとはいいパートナーでいてほしいな。
しかし、17歳下か~(自分に置き換えて遠い目・・・)

最後までテンポよくて、みくりちゃんと平匡さんだけでなく、脇の面々のキャラも
たってて、ほんとにいいドラマだったと思います。
別に「ロス」にはならないけど、でも続編もしくはスペシャルよろしくって
感じかな。

あ!恋ダンス流行ってますね~星野源ちゃんのファンはみんな踊れるんだろうな。
ギャルサーのときの直人ファンのように・・・



2. 木深夜 「黒い十人の女」 日テレ 

え?死んでなかった?確かに最後に妻にゆだねたってのが
愛人たちの失敗だったわけだ。
まあね、考えたらそうだよね。愛人9人なんて邪魔でしかないもんね。

風さんは生きてたけど。。。でも、全然変わってないね。

まあ、愛人たちが新たな道を歩みだせてよかったよかった。
で、その妻は、、、若い男といい感じに?でも、その男には愛人が・・・
って。あれ?あのディレクターさんじゃない?
歴史は繰り返す?

最後のオチまで楽しめました。うん、すごく面白かったです。
バカリズムさん、すばらしい~



3.水10 「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」日テレ 

えっちゃんが、すごくお仕事がんばってるのが見ててすがすがしかった。
「Lassy」編集部に異動の夢はいったんは断たれたけど、でも
また夢をめざしてがんばっていくってのはいいことだよね。
幸人くんも、進む道が決まってよかったよかった。
みんなががんばってる姿と、石原さとみちゃんのかわいさが
楽しみなドラマでした。
あと「タコ」ならぬ貝塚さんもかっこよかったな。
私は幸人くんより、だんぜん貝塚さん派です。
そうそう、本田翼ちゃんの演技がなかなかよかった・・・



4.金深夜 「勇者ヨシヒコと導かれし七人」 テレ東 

まだ終わってないんだけど、まあ大体テイストは
同じだから、いいか。

今回はダッシュウ村の話と、ミュジコの話しがあまりにも秀逸で
ほかの話もきっと面白いんだろうけど、かすんじゃったよね。

毎回のゲストの豪華さにも感動でした。

また続編もあるのかな~

私はとりあえずは、福田さん脚本の1月クールに期待。



5.土9 「THE LAST COP/ラストコップ」 日テレ 

あのギャグみたいなのは、最後までのれなかったけど。
慣れてしまったってことと、最終回のぶっとび加減に
評価をあげました。

最終回の一部生放送はちょっと「神ってました」ね。
佐々木希ちゃんの「唐沢さん」にもぶっ飛んだし、
終始笑ってる窪田くんとか、、つられて笑っちゃう唐沢さん。
さらには、そんな中でも淡々とセリフを言って、唐沢さんに突っこまれる直人。

あのチームの一体感を感じることができましたね。

けど、ドラマとしては、結局なんだったのかわかんなかったよ。
一話完結の刑事ものとしては、いろいろお粗末すぎるし、さらには
縦糸のようなエピもなく、ギャグだけで押し通したという。

このテンションのまま、映画まで行くんですね。
まあ、松浦さん見たさに行きますけどね。



6. 木9 「ドクターX~外科医・大門未知子~ 第4シリーズ」 テレ朝 

ドクターY面白かった。加治先生の小市民さが出てて笑っちゃいました。
本編の方は、まさかの博美がすい臓がん・・・
でも、みんなの力を合わせて乗り切って。
なんか、加地先生、原先生が手伝うのはわかるけど、北野先生も来て、
最後は蛭間も黄川田も西園寺も喜んじゃってるって~
ドクターXにしては、ほのぼのとしてたけど。

で、、、東帝大は中国の病院に医者を引き抜かれて・・・
蛭間も左遷ですか。
東帝大っていくつ分院あるのかな。知床にもあるんだ(笑い)

中国の病院に副院長までいっちゃったんだ。話が大きくなりすぎたね。
ところで、ダンスの事務長って何のためにいたんだろう。

まだ続編作るみたいだけど、そろそろもういいかも。
作るなら、また直人だして~



7. 金11 「家政婦のミタゾノ」 テレ朝 

ココリコ田中みたいって書いたら、最終回で本当に
ココリコ田中が出てきた。。。笑っちゃいました。

最終回でミタゾノの秘密が明かされるかと思ったら、
ちょっと肩透かしで・・・これって続編もあるのかな?

松岡くんは、なかなか上手いんだけど。声色とかもね
いかんせん。。。ココリコなんで(笑い)

紹介所の面々もよくは知らないみたいだね。ミタゾノの秘密。
それと、、、いつも紹介所にいる人たちは、仕事にいかないのか?

ネタドラマとしては、楽しませていただきました。




あとはみんな同程度ってことで。。。。


8.火9 「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」フジ 

立花の娘や立花のめまいの真相は、爆発事故だったのね・・・
ちょっと悲しいできごとではあるんだけど。

でも、最終回も、あんなオペしてすぐに(それも脳腫瘍)、大事なオペできるんかい?
まあ、あれこれご都合主義で終わってしまったし。
あと、普通の医療ドラマとの違いもでてなかったし。
解析診断部の立ち位置もいまひとつだったし・・・

ちょっとキャストのわりにもったいなかったなってドラマでした。



8. 金10 「砂の塔~知りすぎた隣人」 TBS 

結局さ~何が書きたかったかよくわからずに、、、イライラだけした
ドラマだったですね~
タワマンのママ友ヒエラルキーと、ハーメルン事件の両方を描いてたけど
中途半端に終わったと思う。
ハーメルン事件の真相はわかったけど、それとタワマンの話とはあんまり関係ないし。
なんだかなあ。
さらに、和樹の母親問題とかも絡んでくるから、完全に消化不良だったと思います。
これもキャストがもったいなかったドラマでしたね~



8. 日9 「IQ246~華麗なる事件簿~」 TBS 

うーん、よくわからないドラマだったな。
別にIQ246なくてもいい事件ばかりだったし、マリアTを結局は生かしてるし。。。
まさかの続編?いらないよな~

奏子が受け入れられたってことだけがめでたいか!



8. 日10.5 「レンタル救世主」 日テレ 

最後まで見たけど~なんか微妙だったな。
まるくおさめてはみたけどね。
お兄ちゃんの存在がうーん。って感じだったしね。


まあ、このクールはみんな「逃げ恥」に持ってかれた感ですね。

1月クールは続いて直人登場!さらには!!flummpoolの隆太くんが月9ですよ。
あと福田×堤さんのドラマもあるし。。。
面白いクールになるかもね。
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「ラストコップ」最終話感想

2016-12-13 00:03:29 | 2016年直人出演ドラマ
一部生放送・・・って、たいてい最後の少しだけなんだけど、
けっこうたくさんの場面生放送でやってましたね~

しかも、視聴者に結末を決めさせるって。。。まあ、京極が死ぬに入れた人は
あんまりいないと思ったけど、まあ、生きるっていう結末になりましたね。

で、その生放送が、あまりにもグダグダで、
普通の録画映像との温度差がすごすぎる・・・

特に、鈴木家のシーンはグダグダすぎた。。
佐々木希ちゃんなんて「唐沢さん」って言っちゃうし。
もうみんな笑っちゃって、お芝居どころではなかったよね。

っていうか、窪田くんは生放送には向かないね。
みんな、笑いをかみ殺しながらセリフ言ってるんだもん・・

でもさ、ここまでグダグダだと、このラストコップの世界観(なんてすごいもんじゃないけど)に
ピッタリでさ、これもありだな!って思っちゃいましたよ。
ま、いいんじゃない!!って感じです。

で、映画もあるのね。まったく、これで押し通すんだろうね。

そうそう、最終回はさ、唐沢さん劇場でしたね。彼の作品のパロディがたくさん出てたよ。
いいんかい。財前教授もでてたしね~

最後まで完走した私!!がんばった(笑い)直人出てなかったら見なかっただろうな~
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「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」見てきました

2016-12-12 23:59:44 | お芝居
「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」 世田谷パブリックシアター 2016.11.09 19:00~

「遠野物語」は大好きな話で、実際遠野にも行ったし、もちろん柳田国男の本も読んでます。
それだけではなく、「遠野物語」の世界を解説した本とかも読んでるし~
遠野の博物館にも何回か足を運んでます。

今回、これを芝居でやるということで、どういう風に料理してくれるのかを
楽しみに行ってきました。

遠野物語で、私が印象に残っている話は
「カッパ淵のカッパ」の話とか、「ザシキワラシ」の話、「オシラサマ」の話などですが、
この芝居でとりあげたのは
「山人」「神隠し」それから「長者の家」の話。

遠野物語は伝承であって、作り話というわけではなく。。。
古くから伝わっている話が代々受け継がれているものが多い。
もちろん、大津波の話など、明治に入ってからの話もあるけれど。
実際、柳田国男が遠野の出の佐々木喜善から伝え聞いたことをまとめたもの。
佐々木喜善も自分の祖母から伝え聞いた話なのだ。

さて、この芝居では、
実際さながら、作家のヤナギダと東北から来た青年のササキが出てくる。
が、時代は近未来か。政府が「標準化政策」を取っている日本。
迷信、怪奇現象などは許されなくなり、真実のことしか話してはいけない世の中。
出版物も、真実のもの。それも科学的に証明されることでないと出してはいけない。
さらに、言葉も標準語で書かないといけないのだ。

ヤナギダが無許可で出版した「遠野物語」は法に触れるということで
警察に連行されている。
そこに警察が呼んできた、法に触れるかどうかを判断する学者イノウエ。

ヤナギダはイノウエや警察官に対して、ササキから聞いた遠野で起こった
奇ッ怪な出来事を話し出す。

その出来事が劇中劇という形であらわされていく。

ところで、この芝居、前説みたいなのがありまして。
それは山内さんが、客電が落ちる前に現れて、客席に向かって話しかける。
怪奇現象の話から、言葉の話へ・・・うまく導入してくれる。

最初は舞台は警察の取り調べ室だけど、
ヤナギダがイノウエに話し出すところから、その舞台が取り調べ室で語られる遠野物語の
世界へとなっていく。まあ、そのたびに取調室の机や椅子や・・お茶が動くんだけど(笑い)
毎回、お茶を片づけるミズノに心奪われそうになったりね(笑い)

ヤナギダは直接遠野に行ってササキに会うところも、物語では描かれる。
っていうか、瀬戸くんの東北弁がめっちゃ上手いんで感動しちゃいました。

語られる遠野の話はいくつかあるんだけど

遠野の町から他の町に行くのに山を越えていくが、そこには山人が住んでいるらしい。
などという山人の話。

娘が神隠しにあってしまったが、何年もたって戻ってきた話

蛇のたたりと長者の家の話。
蛇は先祖の霊というけど、長者の使用人が殺してしまい、それを庭に埋めた。
その庭に生えたキノコでみんな食中毒で死んでしまったという話。
さらに、一人生き残った娘は、何もわからないまま、親族や村人に
財産を根こそぎもっていかれてしまったという話。

さらには、ササキのおばあさんが亡くなってしまうんだけど、
ササキはそれを予知し、、
ササキの家に行ったヤナギダはなくなっているはずのおばあさんと会話をするというような話。

実際に劇にして伝えたり、またササキのおばあさんの伝承という形で見せていく。

そして最後に。。。。伝え聞いたイノウエは「迷信」だという判断を下し、
ヤナギダは逮捕されてしまうが・・・
ヤナギダはイノウエに「あなたに伝えたから」と言い残していく。

遠野物語は特にオチがあるような昔話ではなく、
昔から伝わっているできごとが受け継がれているものだと思う。
そこには、自然や祖先への敬意、信仰といった、土地の人たちに根付いた考え風習が
織り込まれている。

たとえば、長者の家の話では、先祖の霊といわれている蛇を殺してしまったとか。
亡くなったおばあさんの話では、見えるもの見えないものは、その人の気持ちによりそうとか。。。
そういったちょっとした日常のことを伝えているのだと思う。

実際遠野の伝承館などにいくと、お年寄りが地元の言葉をつむいで、次の世代に伝えている映像などがある。

今はネットなどもあって、なんでも伝えることが(表面的かもしれないが)できるが
昔はこうやって伝えていたわけで・・・

奇ッ怪に見えるできごとも、実は奥が深く、何かが根底にある・・・
迷信のように見えるかもしれないが、遠野の人たちはそれを信じて伝えてきたわけだから、、、
それを聞き、伝える人たちにとっては、それは事実といえると思う。



キャストの感想。
仲村トオルさんは、ほんといい役者さんですよね。まず声がいいんですよね。
佇まいもいいし、熱く語るとこもいい。
アフタートークで、流山出身なことを知ってびっくりだった。
柏には高島屋もそごうもあって、松戸には伊勢丹もあるのに、なんで流山には何もにないんだ!
にはバカ受けしちゃいましたけど(笑い)

瀬戸くん。上にも書いたけど、東北弁がほんとに違和感なくすばらしかったです。
アフタートークで、役に入り込むとセーブがきかなくなると言ってましたが、その通り。
舞台から落ちないように気を付けてほしいと思います。
ササキ青年そのものになって熱くなってましたからね。

銀粉蝶さん。ササキ青年のおばあさん役。ほんとにこんな語り部さんいるよな~って思いました

池谷さんは、相変わらず存在感抜群。どんな役でもこなしちゃうんだな~


思ったのとは全然違う切り口からの「遠野物語」ではあったけど、
十分楽しめました。

また遠野に行きたいなってつくづく思いました~
もう一度「遠野物語」も読んでみようっと。

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プロペラ犬「珍渦虫」見てきました

2016-12-06 01:08:39 | お芝居
プロペラ犬第7回公演 「珍渦虫(ちんうずむし)」 ザ・スズナリ 2016.11.07 19:00~

水野美紀さんのプロペラ犬。だいぶ前から気になってて、行きたかったんだけど、予定が合わず~
で、ようやく今回見に来ることができました。

来てよかった~めっちゃ面白かったし。
どのキャストもすごく上手くて、感動でした。

タイトルの珍渦虫って何?って思って見に行く前に調べたんだけど、
本当にそういう虫がいるんだね
「バルト海、太平洋の海底に生息するウズムシ様の左右相称動物の一種」(Wikiより)
深海に生息しているらしいけど、謎の多い動物であるらしい

なんでこんなタイトルつけたんだろうと思ったんだけど、見終わってからは納得だった。

お話の内容をざっくり書くと・・・

ラノベ作家の桐生は本名も顔も明かさない謎めいた人気作家で、その実は引きこもりの清水太郎という男だった。
桐生はスランプに陥り、筆が進まなくなっていた。小説の中のヒーローが、愛を語ろうとすると原因不明の痛みに襲われるのだ。

桐生が書き出すと、小説の中のヒーローたぎりと恋太のうずみが劇中劇のように、書かれている物語を演じていく。

スランプ状態を心配した担当編集者の沼袋と、その部下の新人編集者の吉川がやってくる。
忙しい沼袋は、桐生の世話を吉川にまかせることする。吉川は以前から桐生のファンであり、話をするうちに、
彼の奥深くに押し込まれた暗い記憶を見つけ、それを引きずり出そうとする。
吉川のアドバイスもあり、桐生はスランプを脱し、何とか作品を完成させる。

が、そのときに、桐生の素性がネットに流出。流したのは吉川だった。

絶望した桐生は幼少期の苦しい記憶に飲み込まれていく。
桐生の母は障害があり、父親代わりの叔父に養父として面倒見てもらっていた。叔父の妻(養母)は叔父に毒を飲ませ
叔父はなくなり、また太郎の母にも毒を飲ませる。
太郎は養母の子供たちにいじめられ、不遇な幼少期を過ごす。
ついに母は海に身を投げて死んでしまい、、、太郎の中では魚になったのだ。

吉川も自分の母親との記憶がトラウマになっているし。

沼袋は夫を事故で亡くしたことから、息子に過度な愛情を注ぎ、危険だからと引きこもらせているという
歪んだ愛情の持ち主。
さらには、その沼袋をストーカーする男・・・

みんな何か抱えて生きている。

吉川のおせっかいによって、桐生は過去の記憶を乗り越え自立していく。
そして吉川も粘土の力(笑い)で怒りを吸収していく。

沼袋も。。。ストーカーは実はいい人で息子のかわりに家で留守番してくれて、
息子は自立していき、バイトで父が沼袋に買ったのと同じ時計をプレゼントしてくれて・・・
ここはウルウルきちゃいました。

みんな闇のような過去を乗り越え何とか生きていこうとする明るい方向で終わったと思います。
ハッピーエンドということでよいんですよね。


普通に生きている人も、何か悩んでる人も、みんな無意識の中で過去やトラウマを持っていて。。。
それはまるで、深海に人知れず潜んでいる「珍渦虫」のようなわけで。。。

この作品はものすごく深いな~と思ったわけでした。
最終的には明かりが見えてハッピーになったわけだけど。なかなか乗り越えるのは難しいよね。

だから、私はあの吉川の粘土がほしい!!

前半はかなりコミカルだし、特に物語の中の二人とか。。。
あと、グリーンピースのダンスとか・・・
ちなみに私はグリーンピースは苦手というより嫌い。シュウマイの頭から捨ててます(笑い)

でも後半はかなりシリアス。
深海で過去と対峙する場面はちょっと怖い。プロジェクションマッピングはきれいだったけど。

出演者みんなでのダンスはなかなかよかった。みんなキレッキレでしたね。

いろんな要素で楽しめた舞台でした。
ほんとにいい芝居だったな。今年見た中で一番かもです。


キャストでは
水野美紀さんはさすがだな。あの養母は鬼だったし・・・
編集者も似合ってた。どんな役でもこなしちゃいますね。

伊藤修子さんがすごかった。ぐいぐい来るんだよね。
存在感抜群で。。。ほかの芝居も見てみたい。すばらしいな~
また、行かなきゃいけない芝居が増える~

この二人のやり取りはテンポもよく面白かった。アドリブもあるよね~

修子さんとノゾエさんのやりとりもなかなかいい感じだった。

猪塚健太くんと福永マリカちゃんは、初々しく、行き切っちゃってる疾走感ある演技がよかった。
特に福永マリカちゃんは今後注目!!


スズナリ初めて行ったけど、ここもとても素敵な空間。
当日券の補助席のお客様も含めてビッチリ入ってました。超満員。

もう1回見てみたかった舞台だったな~次の公演はできれば2公演取りたいな

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「ラストコップ」第9話感想

2016-12-05 00:24:03 | 2016年直人出演ドラマ
もう、京極&亮太と松浦&若山がチームになっちゃってるよ。
で、今回のミッションはさ、犯人逮捕とかじゃなくて、
神野本部長のあきれたお願いを遂行するためって・・・

警察を馬鹿にしてるのか?って感じなんですが。
っていうか、神奈川県警のエースの松浦&若山が横浜中央署に
入り浸ってていいのか!!

まあ、そういうドラマだからね、仕方ないけど。

でも、今回は、松浦の笑顔も見れたし、ネコまみれになってる姿も見れたし、
若山に拉致されて上半身裸の姿も見れたし~

いろいろ楽しかったからいいか。

で、来週は生放送?ストーリーは視聴者が決める?
あちこちで、やってる手法ではあるが。。。
ま、最終回だから大目にみてあげようっと(甘々だな)

完全にこのドラマになれてしまっている・・・
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