もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

カムカムミニキーナ vol.65 「>(ダイナリィ)~大稲荷・狐色になるまで入魂~」見てきました 

2017-11-29 01:13:56 | お芝居
カムカムミニキーナ vol.65 「>(ダイナリィ) ~大稲荷・狐色になるまで入魂~」 座高円寺1 2017.11.08 19:00

再演だそうで。
前のときは見ていないので、楽しみにしてました。
カムカムの世界観も面白いし。

で、面白かったです。
ただ、どんな話だった?あらすじは?と言われると・・・
見たすぐあとでも。。。うーんという感じ(笑い)

いろんな話があれこれ起こって・・・3つくらい並行に走ってる感じだった。
それも全速力で(笑い)ついていくのが大変だった。

ついていけてないけど。

一応公式からは

「未だ見ぬ母が屋根裏に隠した異国語の日記・・・ダイアリィ。 そこに無数に記された謎の記号「>」・・・ダイナリィ。
迷える少女がルーツを探るうちに紛れ込んでいく昭和の闇。 暗躍するはお狐様の嫁入り行列・・・お稲荷ィ。
平安の世より続く妖狐と陰陽師安倍晴明の因縁。 人を変えてしまう恐るべき狐憑きの力。
その獣の超力を我が物にせんと企む軍人、商人達。 闇に葬られた歴史を解き明かしていくのは、現代を生きる売れない前衛劇団。
即興劇による閃きと創造で真実に肉迫する、名づけて演劇探偵メソッド!
稲荷信仰の孕む霊気と狂気が、時代を超えた日本人の宿命を揺さぶる。 残された最後の手段は…愛ナリィ?

「>>>・・・>>>>>・・・・>・・>>>・・・>>>>>>」」


記憶喪失の少女が手にしていた日記帳
その謎を解くことで彼女の過去を解き明かそうとするのが最初。
過去を解き明かすために、それを演劇としてやってみようと。。。。

その劇団は「内閣府表現規制調査会」によって妨害され・・・

しかし、少女の過去がは演劇によってだんだんと明かされていく・・・
それも壮絶。

劇中なのか、現実なのか。そして今なのか、大正なのか、平安時代か。
そのあたりが、正直混沌としてきて、全然わからなくなってきたけど。

ただただ、キャストの迫力と、疾走感、躍動感に圧倒されて、
終わってしまったという。。。

それは、舞台のつくりにもよるのかも。舞台の三方向に客席があり、
舞台下も丸見え。
舞台下には、小道具はもちろん、衣装もあり、まえうで楽屋状態。
そこで着替えもすれば休憩もするという。

だから、舞台上の役者も見ながらの、舞台下の状態も一緒に見ちゃうというんで
余計忙しくて、こんがらがったのかも・・・

なかなかすごいものを見た!というのが一番の感想でした。


キャストは皆さん、熱演なんだけど、
その中でも清水宏さんが、かっこよかったです。


しかし、こういう芝居は見て、どっと疲れたのでした
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松山千春コンサートツアー2017秋「愛が全て」 東京国際フォーラム 2017.11.15

2017-11-27 01:52:12 | 松山千春
松山千春コンサートツアー2017秋  「愛が全て」 2017.11.15 東京国際フォーラムホールA

2017秋ツアー、今回はこの1本です。だって初日厚木って遠いんだもん。
でも席はまあまあでした。
1階25列・・・サブセンターだけど、センター寄りでPA席がそばだった。
岩城滉一さんがいらしたのも見えたし・・・相変わらずダンディだった。
あと、元巨人の角さんも、いらしてました。

私は、自分がネタバレのレポ書く割に、行く前までセトリを見ないという、
超自己中な(笑い)性格なんんですが、
今回ももちろんそうなんですが、最初の曲。。。女性コーラスからで
何かわからなくて・・・・でも、千春が出てきて、イントロを聞いて泣きそうになりました。
知ってたらここまで感動しなかったから、見てなくてよかったな(笑い)


ってことで、今回もネタバレとセトリ含めたレポになりますので
これから参戦される方は気を付けてくださいね。

それと・・・ちょっと辛口意見も書きますんで。そういうのを読むのが
嫌な方も、回れ右をお願いします。

スペース空けます






















1.「街」

最初が女性ボーカルの声で?ちょっとびっくり。
でも、そのあとのイントロですぐわかって泣きそうでした。この曲好きなんだよな~
前ツアーが「ムーンライト」だったり。。。私の好みに合わせてくれてる?

しかし・・・そのあと、すごいショックで。
サビの部分、声が全然出てなくて。。。昔のコンサートのときのイメージが強いからこその
ショックだった。私が最初に行ったコンサートで歌ってくれた曲だから、思い入れが強いんです。

衣装は。。。。シルバーに光る靴しか覚えてなかった(汗)



MC
まずのあいさつ。東京で歌うのは最後。

東京だけでなく、北関東や遠いところから来られてる方も多いと思うので
歌ばかり歌うように(笑い)



2.「銀の雨」
続けて
3.「季節の中で」

ここまで聞いて、すごく千春の体調が心配になった。
高音が出きらないのは、、、最近そうなんだけど、ほかのところも
音程が定かではなく、ふらふらしてる感が強くて。。。
最後まで持つんだろうかって、マジに心配になりました。


MC
デビューして間もないころに作った2曲をつなげて。
知ってる人は、曲がつながったんだなとわかると思いますが、
知らない人にとっては。あれ?ってなりますよね。

この曲の頃から俺を知ってたって人?
(かなりの拍手)
お!!そうか!お前らも年を取ったな~(笑い)

今日が初めてのかた?
(ちらちらと・・・)
そうか、まだいたか(笑い)

今日リハーサルのあと、楽屋にメンバー8人が来て
コンサートいよいよ半分が終わりました。最後まで精いっぱい頑張りますんで。
って、あいさつにきた。
お前らがやるって言えば、俺はいくらでもやるから。
今日はメンバー、いつもと違うらしいよ。

メンバー今日はガンバってついてこいよ。
俺はけっしてビール瓶で殴ったりしませんから(爆笑)



4.「おいで僕のそばに」

MC
松山千春24歳の時の曲です。介護の歌(笑い)要介護5

俺は健康といえば、健康であるし、みんなの前に出てくると元気になる。

30後半だったかな。バスケットの試合中、アキレス腱切ったんだ。
痛くはなかったんだ。
でも、ボールを追いかけていったときに、ガクッときて捻挫だと思った。
あれ?って思って触ったら、いつも張ってたものがない。
どうやらアキレス腱がきれたみたいだ。

それで、ピーポーピーポーだよ

   余談ですが、千春は最初部分断裂だったのかもですね。
   私は完全断裂したことあるんですが、まず、足が付けません。
   アキレス腱があるおかげで、人は立てるんだってわかった次第です。
   すぐに立てなかったわけではないみたいなんで部分断裂ですね。きっと。

救急車で、時計台病院に連れていかれた。
最初は痛くなかったのに、
レントゲンを撮りに一歩出た時にズキ!って。それから一歩も歩けない。
そのまますぐ手術。
今から麻酔を打ちます。左足7、右足3って割合の麻酔を打ちます。
そんなこと言われてもわかんないよな
下半身麻酔だから上半身は元気でさ、先生に切れたとこ見てみますか?
って言われて。。。先生、エビぞりはできません(笑い)

そのあと、大阪で、松葉づえで鶴瓶のイベントにいった。
あの頃は勢いでやってたな。

10年前は心臓病で倒れて、2度目の救急搬送。
大阪の城山病院。で、ICUに入って。
医者が「今、ICUにいます。この部屋にいる限り、めったに死ぬことはありません。
何かあったら、この緊急のベルを押してください」
でも、あちらこちらで緊急のベルが鳴ってて、ここで大丈夫なんだろうか

結局、大阪で手術せず、札幌の心臓病で有名な大野病院で
カテーテルで心臓の周りの血管に5本ステントを入れた。
1年目の検診で1本追加で6本になりました。
検診に行くと増えそうなんで、それから行ってません

また、糖尿病。皆さんもきをつけてください。
常にインシュリンを持っていて、自分で打たなくてはいけない。

糖尿病になると医者が一番嫌がる。問題は血液が止まらない。
医者には、手術するときには覚悟してくださいよ。と言われてる。


5.「恋」

やっぱりつらそうだったな~
「恋」は毎回、コンサートでつらそうだから。。。セトリから
はずせばいいんだけど。。。って思うけど、そうもいかないんだろうな~


MC
1部は恋愛の歌です。一番恋愛の曲が多い。
それだけ数多く、恋愛をしてきたということです。
つきあってきた女を、壇上に並べても恥ずかしくない。
愛したという思い出か、愛されたという思い出なのか。
60,70,80,90になろうが、人を愛するという純粋、ピュアな気持ちは
これからも持ち続けたい

「過去のある女は許せるが、未来のない男は許せない」
俺がよく洋服を買いに行く札幌の店の看板に書いてある。


「物語」という曲を歌いたいと思います。
これは恋愛の曲で、
昔付き合った男と町の中で出会った。
久しぶりに喫茶店に入る。男はいろいろ話しかけるけど、
女はどう思ってたかを曲にしました


6.「物語」

この曲は、、、がんばって歌ってくれましたね。
すごく好きな曲だからうれしかったです。


ここで、千春は退場。休憩となりました。

メンバー紹介。。。
いつものメンバーにプラスしてコーラスの西川光子さん・・・でした。



7.「ときめき」

2部は新しいアルバムからですね。
この曲はアップテンポで、なかなか好きです。
が、やっぱり高音が。。。すみません。同じことばっかり書いて。。。
でも気になっちゃうんです。

衣装はダメージっぽいジーンズがいい感じでした。


MC
10/18に出した最新のアルバム「愛が全て」から。

メンバー紹介の拍手に対するメンバーからの感謝のあいさつを夏目さんから。

「1ツアー10万人の人が見に来てくれてるので、そこには10万通りの人生があるわけで、
その人生に千春さんの音楽が宿っていると思うと、本当に嬉しく思います。
最後まで、一生懸命バックアップしていきたいと思います」
というようなことを言ってました。かっこいい!会場大拍手


昔はオールナイトニッポンをやってたんだけど。
1部がタモリさんでそのあと3時から5時まで。誰が聞くんだって
やるなら今だよな。3時5時って言ったら、ちょど目が覚めるころだろ(笑い)

そのあと1部に上がって1時3時にやってた。
2部はアルフィーの坂崎がやってた。2時半くらいになると坂崎が来る。
お前もがんばれよって言ってたら、俺の先輩でした。デビューも俺より早かった。

今はNACK5でやってます。
番組で「きらめき」を歌ってほしいとメールがきた。
ラジオにいただいたリクエストから「きらめき」



8.「きらめき」

MC

昨日もNACK5の社長がこられて、30周年だそうで、ぜひ日比谷でコンサートを
やってほしいという話が持ち上がってました。できれば実現したい(笑い)

今日も楽屋にお客さんがこられてて。。。
鈴木宗男さんも来られてて、先の選挙負けまして、
22日が投開票です。午後8時10分、宗男さんから電話がありまして「チー、落ちた!」
まだ開票して10分なのに「落ちた。わかるんだ」
どうしてそんな明るいんですか?

  宗男さん、近くにいらしたんだけど。。。ニコニコして聞いておられました

それから、岩城滉一さん(立ち上がってお辞儀。。。かっこよかった)

あと、北斗の拳の原作のぶろんそんさん(も、お辞儀)

髪型が千春と同じような感じでした

鏡が置いてあるのかと思いました(笑い)

今回、夏場、インプラントの手術やったら、顔が倍になったくらい腫れて、
俺糖尿病だから血が止まらなくなって、それでゴルフ行けなかったのよ。
どうなることかと思った。

そのあと、レコーディングをやった。「愛が全て」というアルバムを作った。
作詞作曲は俺。自分の部屋で、ラジカセ。私アナログですから。
しかし、この頃カセットテープが売ってない。
カセットテープに歌いだす。我々クラスになると、詩と曲が同時に出てくる。
ギター1本で作ったのを夏目に渡す。
夏目はそれを聞いて、アレンジャーとして、イントロ、間奏、エンディングなどを考える。
曲は俺、でも装飾は夏目。夏目にアレンジをしてもらって20年。
その間、ヒット曲はありません。
笑ってる場合ではありません。
今回も、シングルで「初雪」を出しました。


9.「初雪」

これは、あらかじめMVを見たよ。タイトルとイメージが違ったけど。。。
なかなか、難しい音程の曲なのかな。千春の音程が不安だった。


MC

「初雪」ギター1本で、作ったときはレゲエ調じゃなかった。
レコーディング入ったら、レゲエになってた。
また、夏目にやられてしまった・・・

福岡でコンサートのときに、白鵬が来て、コンサート聞いてみたいっていって。
素晴らしい成績を残してるじゃないか?って言ったら、
あれは運がよかったんです。
お前、運という漢字を知ってるか?軍にしんにゅう。走って運なんだ。
運がないっていうのは、まずは自分足を動かせ。そしたら運もついてくるから。

俺の小学校、足寄西小学校。この前足寄にいる人間が集まって。
俺の先輩が「千春、絵里子(・・なくなった姉ちゃんなんだけど、もう23回忌)、
これ絵里子さんの作文が載ってる。」って見せてくれた
1年生のときの作文。

家族の晩御飯の話だった。ニシンを焼いていると、千春が泣いたてた。それを見て笑った・・・

というような内容でした。

絵里子が俺のことを気遣ってくれてたんだな。
母さん97歳です。元気です。
母さんは100になったら、町からお祝い金が出ると

姉、弟、3人兄弟です。弟は明るい人と書いて暗い奴です。
暗い明人が30のときに、お兄ちゃん結婚したいんだ。年が離れてるんだけど。
17,8か?って聞いたら一回り上なんだけど。
連れてきました。俺より7つ上にお兄さんって言われてもな。
40過ぎには見えないだろ?って言われたけど、いや、明人見えるから。どうみたって40過ぎだから。

親兄弟、こうして今日会うことができた皆さん、
感謝してますし、今回のアルバムの「愛が全て」だと思います。


10.「愛が全て」

間奏に光子さんのコーラスが入って、アクセントになってました。


MC

わが北海道は来年、開拓して150年。
本来はアイヌの方々が住んでいた。
北方四島の返還、安倍総理がプーチンとの話がなかなか進まない。
でも、やり方なんだ。
アイヌ民族が一致団結して、我々の土地を返してくれといったら、
プーチン大統領も少数民族に配慮する人だから、返してくれるかもしれない

1855年日露和親条約、ニコライ1世が、ラッコを取って毛皮にするのに領土をくれと
それで、択捉、とウルップって島の間に境界線を引いた
それで択捉、国後は日本の領土となった。
だから、返してと言ってるんだ。

ふるさとは守る。これからも豊かな北海道でありたい

金正恩、シリアのアサド、中国の習近平、プーチンさんもあなたたち
これ以上の権力がほしいんですか?
我々は、みんなこの世とさよならするのに、なぜそんなにほしがる?
それよりも穏やかで、平和な世界がいいのではないか?

トランプさん、この間日本に来て、日本にもっと兵器を買ってください。
お前はバカか!
銃そのものをなくしたほうがいい

東京は小池さんが。
小池さん、日本はいろんなしがらみの中でみんな頑張ってるんだ。
そんな中で、耳障りのいい「しがらみのない政治」
バカなことを言わないでくれ。
本来政治家はしがらみの中から、明日を目指す。それが政治家の姿勢

「淡い雪」を聞いていただきますが。
我々北国に生きるものは、淡い雪に対して愛を感じます。


11.「淡い雪」

この曲は、歌にすごく力がありました。声も出てたし。
そして、千春節全開で、いい曲ですね。今回の新曲の中で一番好きかもです。
光子さんの声も素敵でした。

「どーも」と言って、あいさつをして千春は退場でした。



アンコール

12.「北風」

冬の定番ですね。この曲を聴くと、なんかたっちゃんをいつも思い出します。

続けて
13.「長い夜」

私の周りは総立ちでしたよ。岩城滉一さんもスタンディングされてました。
盛り上がりました~

14.「人生の空から」

毎回聞いてる気がするんだけど(汗)たまには。。。。違う曲も聞きたいな


MC
ここまでやる気にさせてなら、付き合えよ!

秋のツアー出る前は体重が67キロだった。今、62キロ
知らないうちにダイエット

今夜はこの歌を歌いたくなりました。


15.「生命」

ももちゃんとたっちゃんのアコギだけで素敵でしたよ。
声も出てました。


MC
健康でお互いに歩いていきたいと思います。
この曲を歌詞カードがなくても歌える方はぜひ一緒に


16.「大空と大地の中で」

会場と大合唱でした。
千春は最近、一緒に歌ってくれないですよね。結構な場所を。
最後はちゃんと締めてくれるけど。

「どーーーーも」で幕がおりました。


アンコール2

17.「ひとりじめ」

MC
東京二日間ありがとうございました。
いい気持ちで歌わせていただきました。
まだ、旅は続きますが、どこにいても、東京の人は元気だろうかと
思いながら旅していきます。


イントロでわかりました。久々だったよね~
昔は、もういいよ!ってくらい、オーラスで聞いたけど、
ホントに久しぶりだったからうれしかった。
サビが心配だったけど、この日一番声が出てて、圧巻でした。
すごくよかった。感動しました。


歌い終わって

ありがとう。元気で。また来年!東京にきます。
「ど~~~~も!」





今回も私は東京二日目しか参加しなかったんですが、2部は新曲でまとめてきましたね。
「街」とか「ひとりじめ」とか、懐かしくてうれしい選曲もありました。

ただね・・・
千春調子が悪そうで心配でした。心臓やってから10年ですか。
最近とみに、音程のふらつきが気になります。
高音がでないのは、デフォに感じてるんで(それも悲しいけど)
プラスして音程がふらつくことがあるんで。。。ほんとに心配です。

高音の話で、毎回書いてますが、やっぱり新曲は少し音域を
考えてほしいなと思います。聞いてるほうがしんどいんです。
いい曲かどうかの前に、声が出るかを心配しちゃうんで。

それだったら、もうコンサートに来るなと言われちゃいそうですが、
千春の生きざまを見たいから、毎ツアー参加してるんだけど。

千春からしたら、声のことも音程のことも、含めての人生だって
いうんだろうけど。それもわかるんだよね。
病気のことも、でも煙草をやめないことも。。。ひっくるめての千春なんだって

でも、矛盾してるんだけど、
少しでも長くいい状態で歌ってほしいから、
1ツアー休んで、しっかりいろいろ治すとか、音程を下げて曲を作るとか。。。
そういうのも考える生き様もあっていいんじゃないかとも思うのです。

それと、、、やっぱり歌の出来が悪いと、いろいろ言われちゃうし、
曲を聞きに来るのがメインの人から言えば、お金取ってるんだから。。。
って言われても仕方ないとこもあるんだよね。
みんながみんな、千春自身を見に来てるわけじゃないんだから。

まあ、要するに心配なんです・・・

ただ、「ひとりじめ」は圧巻でした。
声も出てたし、音程もしっかりしてたし、気持ちも入ってて・・・
こういう曲もあるから。。。うれしいんですけど。

ということで、今回は、私が行った今までの中で、一番、歌唱のところが
心配に感じたんで、、、こんな感想になってしまいました。

そういいながらも、来年の春もツアーに参加したいと思いますし、、、
日比谷のNACKのコンサートもあれば。。。。ぜひと思っています。

最後に来ていたお花の一部を。



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2017秋ドラマ中盤戦

2017-11-21 01:56:12 | ドラマ
秋ドラマも中盤に入りました。
今クールは、私の中では面白いものが多く、
通常だと完走しているようなものまで、リタイアしちゃってます。
時間もないので、もう2本以上、撮りためちゃったら、消しちゃうという状況です。

ということで、中盤戦までの感想を。
気に入ってる順に書いてみます。



1.火10 「監獄のお姫さま」 TBS 

面白い。女子の面々の立ち位置もそうだし。。。
翻弄されつつも、自分を出してる社長や検事さんもいい味だしてるんだよね。

現在と過去とを行きつ戻りつしながら、進んでいくけど、わかりやすいし。。。
「先生」って言って、いちいち集まるとことか、ほんとに笑っちゃう。

そっか。ゆーすけは、姫が生んだ子供だったのね。
姫はほんとにかわいそうだけど~でも、まだこれからひと波乱ふた波乱ありそうで
まだまだ目が離せないです。

個人的には、満島ひかりちゃんが、すごくいいです。
もちろん完走です。




2.金10 「コウノドリ 2」TBS 

前作もそう思ったけど、丁寧に作ってるなと感じます。
まあ、研修医くんは、ちょっと・・・だけど。

お産って病気じゃないからというけど、死と隣り合わせだからね。
今回の、母体死亡もそうだし、前回の胎児死亡もそうだし・・・
そういうこともしっかり描いているから、内容が濃いと思うのかも。
サクラと今橋先生がきちんと向き合ってるから、心に残る。

このシリーズになって、四宮がすごく人間的になったね。
あと、下屋と白川はすごく成長したと思います。

最終回まで、まだいろいろ起きそうだけど・・・
次回は小松さんが~だし。。。
見守っていきたいと思います。


3.火9 「明日の約束」 フジ

けっこうはまってます。フジテレビにしては(失礼)しっかり作ってるって感じ
と思ったら、関テレ枠だった・・・

もう圭吾の自殺問題だけじゃなくなってきたね。
バスケ部部長の長谷川くんも、ネットでさらされて、襲われちゃったし。
轟木先生の事件もあるし。

いろいろ考えると、学校関係者に、動画アップとか、事件関係者がいるとしか
考えられない。そして怪しいのは、霧島先生?
前のいじめ事件にも絡んでそうだし。実はいい人に見えて、犯人?

圭吾のお母さんの問題もいろいろあるし、日向のお母さん問題。
さらには、彼の和彦の家族にも何か問題がありそう。

こんなてんこ盛りで大丈夫なのか?
これも目が離せない展開ですね。


4.日9 「陸王」 TBS 

最初は池井戸さん+TBS日曜劇場だから、いつもの感じね~って思ったし、
確かにその通りだったけど。。。
なんか、引き込まれて見ちゃってます。
役所さんと寺尾さんがいいのかもね。

まあ、なんだかんだとあっても、それを乗り越えていくという
ハッピーエンドに向かう(と思われる)話だから、毎回ホッとするってのも
あるんだけどね。

茂木が陸王を履いてくれてよかったよ~
ただ、、、アトランティスの嫌がらせがこはぜ屋にってのが
気分悪くなりそうです。しかし、小藪どうにかならんのか!



5.木深夜 「ブラックリベンジ」 日テレ 

すごい展開になっちゃってるよ。
まさかの、妹が旦那と不倫で、妹の子は旦那との子だったって?

さらに、福島が暗躍。。。佐藤二朗さんが悪役を真面目にやると怖い。
で、カウンセラーの朱里が後ろで糸ひいてるって・・・

朱里の思うように、みんな操られてるってこと?
朱里は沙織に復讐してるみたいだし。。。
ホントにこの展開こわいです。

ただ、最初は敵かと思ってた天満が、そうではなかったところだけが
救いか・・・
沙織が少しは報われてほしいけど。。。どうなるんでしょう?
目が離せないです。


6.木10 「刑事ゆがみ」 フジ 

羽生と弓神のコンビがだんだんよくなってるのがいい!
いい加減な弓神だけど、抑えるとこは抑えてるからな。
意外と人情派だし。

毎回の事件も、けっこうおもしろいですね。題材がいろいろで。

縦糸がないかなと思ってたら、どうも、ハッカー美月ちゃんが
絡む話が流れてそうですね。

これは、完走できると思います。


7.土11 「さくらの親子丼」 フジ 

もう次回が最終回なんだ。
毎回、ちょこちょこといろんなことが起きて、でも
さくらさんは、真摯に向き合って解決してきたから、
見てるほうも、安心して見てられました。

さくらさん、心が広くてあったかい人だから、
みんなが集まって、成長できるんだろうね。
あざみの成長はホントにすごいなと思うし。

最終回は、さくらさんの息子を殺してしまった、あざみの
母親が登場か・・・
結末が気になります。



8. 木9 「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 第5シーズン」 テレ朝 

大地真央さんはホントに初回だけだったのね。

どうもさ、陣内さんが、浮いてるんだよね。白髪の風貌も、演技も。。。
申し訳ないけどちょっとミスキャストじゃない?
こんなんだったら、勝村さん出しててほしかったわ~

で、相変わらずの東帝大。。。マンネリなんだけど、すっきりしちゃうから
見てて面白いんだよね。
研修医?新人?の永山絢斗くんが、いい味出してるよね。
彼は、未知子みたいによい医者になってほしいけど。

最後はまた、蛭間を叩きのめしてほしいです・・・



9. 金深夜 「新宿セブン」 テレ東 

ダークな世界なんだけど、鑑定だけでなくて、いろいろ事件を解決しちゃうのがすごい。
そのほかは、なかなかチープなつくりではあるんだけどね。

でも、なんとなく見ちゃってます。
KAT-TUNの上田くんがなかなか演技うまいんだよね。

中国マフィアの王と、きっと七瀬の生い立ちとか関係あるんだろうな、
最終回に向けて、華の身元も含めて、いろいろわかっていくんでしょう。
で、それを追ってる哲司さん?

これも完走できるでしょう。



ってことで、見てるのが9本。全部完走できるでしょう。

今クールは、面白いのが多いので、通常のクールなら、視聴してるだろうというものも
すでにリタイアしちゃってます。
「奥様は取り扱い注意」「先に生まれただけの僕」は通常なら見てるだろうな。

また、最後まで見たら感想かきま~す。

まだ、ほかに書かないといけないものが多々あるので。。。。
千春のコンサートは、今書いてます。もうすぐアップできると思います。

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劇団☆新感線「髑髏城の七人」 Season風 見てきました

2017-11-19 01:55:24 | お芝居
劇団☆新感線「髑髏城の七人」 Season風 IHIステージアラウンド東京  2017.09.18 13:00~& 11.03 18:00~

花鳥風月の「風」・・・3作目です。
風のあとが月で終了かと思いきや、そのあとに「極」があることが発表されたから
この「風」がちょうど折り返しですね。

風髑髏の一番のポイントは、捨之介と天魔王の一人二役。
私は髑髏城は、ワカドクロからしか見ていないのですが、もともとの髑髏城は
一人二役から始まったということで(ちなみに演じていたのは古田さん)
「原点回帰」なんですかね。

もちろん「髑髏城の七人」なんで、基本の筋は同じだし、決め台詞ももちろんあり!
という展開ですが、いろいろと違っているところもあって楽しめました。

最初のシーンも。。。いきなり狸穴二朗衛門でしたから。

今回は、捨之介/天魔王ともに、信長の影武者だった設定。
一人二役だからこそ、無界の里を天魔王と蘭丸が襲撃するときのシーンが
生きてくる。。。
無界の里の面々は、二人がそろって現れたのを、捨之介と蘭兵衛が救いに来てくれたと
思うけど。。。実は~というところ。ホッとした穏やかな雰囲気から一転
この変わり方が恐ろしかった。。。
今までの中で一番・・・

花がオーソドックスな感じで、鳥はエンターテイメント性追求、
風はうまく二つが合わさった感じではありましたが、信長の影が色濃く出てるような
気がしました。
捨之介も蘭兵衛も天魔王も、それから家康さえも、信長にまだ翻弄されている・・・
そんなことが根底に流れての髑髏城でした。

あとは、贋鉄斎ですかね。キャラの競い合いになってますが(笑い)
じゅんさんもさすがでした。それと百人斬りが復活してたのもよかった。
蕎麦屋さんでしたけど・・・

舞台美術というか劇場の使い方ですが、
鳥髑髏よりもさらに、回る劇場をうまく使ってきているなって感じました。
ここに関しては、回を追うごとに進化してますね。
映像を使って、かなり立体的に見せてる感じがしました。

そんなわけで、。。。。。

キャストの感想

捨之介/天魔王の松山ケンイチさん

よかったですね~新感線では「蒼の乱」以来。
殺陣もうまいし、二役の演じ分けもうまかったと思いました。
体格の良さ、背だけでなくてガタイもいいですからね。それがはまってたと思います。

早代わりのところは、わからなかったです。いつ代わったの?って。すばらしい!!!

贋鉄斎との百人斬りのところは見事でした。身体能力が高いし、見応えありました。
すごく力強いですよね。だからこそ、蘭兵衛との動きの差が際立っちゃうんだけど。



蘭兵衛の向井理さん

うーん、正直、彼だけはミスキャストのような感じが・・・ファンの方ごめんなさい。
ビジュアルはいいんだけど。。。(お顔が小さすぎ)
殺陣がね~どうしても、彼のところでスピードが落ちる。
カウントを頭の中で取っているような感じ。1,2,3で斬るみたいなね。
まあ、仕方ないんでしょうけど。これは千秋楽でも変わらなかったなあ。。。

あと、最初にいったときは、セリフも全然で・・・大丈夫か?ってマジに思っちゃった。
セリフの方は、千秋楽はだいぶよくなってたけど。



狸穴二朗衛門の生瀬さん

存在感抜群。今まで見てきた狸穴の中で、もっとも存在感があるって思った。
家康であることを前面に出してきてる。
だから、一幕の最初で、捨之介の顔を見て驚くわけで。。。
これこそ、捨之介=天魔王が信長の影武者で、彼自身は信長がまだ生きてるのでは?
と錯覚したのではと一瞬考えてしまいました。

それにしても、今回の芝居を、すごく締めてますね。
生瀬さんがガチッと演じれるからこそ、他のキャストが自由に演じれると思う。
で、わりと生身の気持ちを出す家康だと思った。




贋鉄斎のじゅんさん

「ボーノ!」今回はそうきたか。
まさかの蕎麦屋とは(笑い)
クロマキーまで出てきたし。

百人斬りは、屋台ですか。ローラースケートよりはいいか?(笑い)
花よりも鳥よりも・・・と、ここはテンションを競ってるような気がします。
演じるの大変だろうな~
でも、ちゃんと研いでは投げをやってましたね


兵庫の山内圭哉さん

最高でしたね。ぴったりだったと思います。
もともと好きな役者さんでしたが、はまり役?大好きになりました。
「くんろ」のところのネタはアドリブ?だんだん場を冷やす感じがおかしかったけど。。。
みんな素で笑ってましたよ(笑い)


極楽太夫の田中麗奈さん

最初にみたときは、まだこなれてなかったのか、色気もあまり感じず、セリフ回しもいまいちだったんだけど。
千秋楽に見たときは、格段に違ってました。
ちょっと気が強くて、セクシーでかわいい太夫でした。
松雪さんとかほど、姉御系ではないけど、ちょっと小悪魔チックな感じ。



沙霧の岸井ゆきのさん

初めての方だったんですが、かわいい~
リス系の生き物っぽい。マツケンがでかくて、ゆきのちゃんが小さいから
二人の並びがまたいいんだよね。とてもよかったです。
みんなわからなかったのに、天魔王だと見破るのは愛ゆえかな?



そして最後に、ヤーマン!!松田慎也さん
宮毘羅(くびら)の猛突役。大きな体を活かしての槍使いは迫力ありました。
声もね。猛突に似合ってた。
たくさん走り回って大変だったろうけど、すごくかっこよかったです。


さて、髑髏城もあと、月と極。
月は、上弦も下限もゲット済みです。

極もがんばってゲットしてコンプリートします。


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DAZZLE イマーシブシアター「touch the Dark」見てきました

2017-11-13 01:03:15 | お芝居
DAZZLE イマーシブシアター「touch the Dark」 2017.10.27 15:00~

「その病院は、
おかしなところが何もなかった。

入っていった者より、
出て来た者の数が少ない?
病院は人生の終着駅になることもある。

患者の死に抗う、誠実な院長がいた。
あらゆる治療を施し、
命を守るためには手段を選ばなかった。

必ず助ける。

仮に肉体が温もりを失ったとしても、
彼は決してあきらめなかった。

まだ、救う方法があるはずだ。
彼女が目を覚ますための、方法が。

このように、この病院には、
おかしなところは何もない。

さあ、安心して、ご来院を。」


8月にDAZZLEの新しい試みというか公演があるのは知ってたんですが、
ちょっと不安があったのと、時間的に厳しいというのがあって
尻込みしちゃってるうちに。。。完売となってしまいました。

そのあと、ネットとかの評判がすごくよかったので、ちょっと後悔。
そしたら、追加公演をするというので、、、また、どうしようかな~と。

ちょうどその頃、直人のツアーが始まり、並んでるときに行ってきた人に
話を聞いたら(もちろんネタバレなしです)
すごくよかったから行った方がいいよ!という言葉をもらい、、、

追加公演、行ってきました。

結論。行ってよかった。というか、
1回じゃ足りない・・・もう1回以上行きたかったです。


イマーシブシアターとは、イマーシブ=没入ということで、その世界に没入させる。
お客さんがただ見てるだけではなく、体験することによって、その世界に入り込むというような
ことだそうで。。。
実際に、私たち観客も、様々な場所を歩き、ダンスを見るということになってました。

会場の場所も、チケットを購入した人のみに教えるということで・・・
会場に入ると、チケットの番号から4つ(だったと思う)にグループ分けされていて、そこにまず待機する。
荷物は受付で預け、代わりに貴重品を入れる袋をもらう。私はナップザックみたいにしましたが・・・

舞台は病院。実際に廃院した病院の建物を使ってました。
始まる前の待機場所にいるときから、演技が始まっています。
開演時間とともに、DAZZLEや客演のメンバーに案内されて、階段をのぼりおりしながら、いろいろな場所に
行くのです。部屋ごとに案内されるのですが、そこで音楽がかかりダンスが始まります。ダンスが終わると、
その部屋にあるヒントみたいなものが提示され、この病院にまつわる謎を観客自らが解いていくのです。

4グループがそれぞれすべての場所を回り終わると、自由に建物を歩いていい時間になります。
メンバーについて歩き、ダンスをみたりするのもよし、勝手に自分で歩くのもよし。。。
でも、複数の場所で同時にあれこれ行われているので、全部のものを見ることはできないのです。
だからこそ、複数回行きたいと思ったわけで・・・

正直、謎は解けてません・・・私には。
だから、またやってほしいな~
いくつかはヒントをもらってるけど、まだ見つけられなかったヒントもあるし。

ラストシーンは、また1つの部屋に集まってみるんだけど、
それを見ても、謎が深まってしまった感もあり。

最初だから、見るものすべてが珍しく、きょろきょろしてる間に終わってしまった感じ?
リピーターらしき人は、効率よく自由時間もめぐってたみたいだから、
私ももう一度行った時に、確認したい場所とかあるんだけどな。

そういう点では、ちょっとモヤモヤ度が残る感もありますが、

DAZZLEのダンスは堪能できました。ものすごい近くで見れるんですからね。
個人個人のスキルもそうだし、群舞もすごかったなあ~
ダンスでいろいろなことを表現していて、最初は圧倒されてるだけだったけど、
そのダンスで伝えるいろいろなピースをかき集めていけば謎が解けるんだろうなと。
そこまでの域には達せなかったですけどね。

くすっと笑ったのは、ロッカーがある部屋で、あるロッカーの名札に高橋一生の名前があし、そこを線で消してあって
下に、長谷川達也と書いてあったこと。

今をときめく高橋一生さんが出てきたとき(有名になったとき)、誰かに似てるな~と思って
そうだDAZZLEの達也くんに似てるんだ!って思ったんですよね~
だから、あ~達也くんの周りにいる人も(もしかしたら本人も)似てると思ってるのね~っておかしくなりました。

それと、1か所だけ、写真を撮っていいところがあります。
このお部屋・・・こんな雰囲気なんですよ~




ってことで、行ってすごくよかったけど、もう何回か「通院」したくなりました。
また、再演があるなら、ぜひという感じです。
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ヨーロッパ企画 第36回公演「出てこようとしてるトロンプルイユ」見てきました(ネタバレあり)

2017-11-10 01:53:33 | お芝居
ヨーロッパ企画 第36回公演「出てこようとしてるトロンプルイユ」 本多劇場 2017.10.26 19:00~

毎年の楽しみ。ヨーロッパ企画の定期公演。
最近は、イエティを見に行ったり、メンバーが出てる芝居を見に行ったりしてるんで、
1年に1回って感じがしないんですけどね。

今回のテーマは「だまし絵」だそうで。
「トロンプルイユ」っていうのは、だまし絵のことだそうです。
これをモチーフに芝居を作るって。。。どうなるの?って期待しかなかったんですが。

今回も、期待をある意味裏切るような、芝居でしたね。
そして毎回にことながら、笑いっぱなしでした。
以前見た芝居を思い出したりもしながら・・・


まだ、公演は続いているんで、ネタバレはなるべくしないように・・・
話の内容は知らないで見た方が、絶対面白いと思います。

とはいっても、感想を書く上で、ネタバレなしではできそうもないので
心配な方は、ここで引き返してくださいね~
スペースもあけます。























前半と後半では、全く違う芝居でしたね。

前半は、会話劇。
舞台は1930年ごろのパリ(笑い)
売れない画家たちが住むアパート・・・3人の売れない画家(地方から出てきた)と、その大家がまずは登場人物。
大家に頼まれて(家賃払ってないから当然)、亡くなってしまった画家の部屋を片付けている3人の画家の卵。

3人の会話が爆笑もの
「~でぇ」「~してぇ」っていう語尾・・・
で、議論が白熱してくると「カフェ行く?」って

亡くなった画家の部屋だから、残された絵で品評会を始めたり。。。だまし絵ばかり描いてたみたいだけど。

そこに、大家の弟(オペラ好き)や、向かいのアパートに住み、画家たちのモデルにもなる娼婦や、
次にこの部屋を借りる画家の卵や、亡くなった画家の友達がやってきたりしている。
そしてみんな亡くなった画家の絵をみたり、彼のことを話したりしている。

そこまでは普通の会話劇で。。。このあとどうなるのかなと期待しつつ・・・
ただ、それまで全く不自然にも触れられなかった、舞台中央に配置されていた(部屋の壁の1つを覆うような)白い布がかかった絵。
絶対ここに何かあると、お客さんみんな思ってたはず。

ここの布を取ったことより、芝居がまったく別次元の方向に(笑い)
そこにかかれていたのは、一つ目の巨人。その絵の後ろにはまた絵があって・・・だまし絵ですからね。
絵の枠を超えて出てこようとしていて。。。最後にはその巨人が額縁から出てきてみんな(そこにいる登場人物ね)食べられてしまうという・・・

だまし絵がほんとになってしまうという。もう何が何だかなんです。飛び出す絵本みたいですよね。

ここから、無限ループ(途中はほんとにそう思った)の世界へ。

一度死んだと思っていても、また元に戻る・・・そしてその繰り返しなんだけど、ちょっとずつ変わっていく。
画家たちの場所が変わったり、娼婦が戦ってみようとしたり。。。都度、絵も変わるんだよね。

そのうち、ガーゴイルが出てきたり、モナリザがでてきたり、
死んだはずの画家も出てきたり、、、
別の次元?未来からやってきた男がでてきたり、さらには、ダリまで出てくる。
全部で20回だそうで・・・よくいろいろ考えるよね~「ビルのゲーツ」です。

自分達が食べられてしまうのを阻止しようとあれこれするんだけど、結局は食べられてしまう。
別次元からやってきた男も止めることができないし・・・
もう、この辺のくだりは笑いっぱなしでした。おなか痛くなった。

途中でこれはループではないんだとわかってきた。
そう、食べられるっていう絵を見てる人たちを見てる絵を見てる絵・・・・・
というどんどん高次元というか、レイヤーが重なっていく感じ?

Photoshopとかでレイヤーの概念あるじゃないですか。その感じ。
ある絵を上のレイヤーから見てる。・・・だから、どんどん上のレイヤーから見ていくことになる。
別の次元からやってきた男は、つまり上の方のレイヤーから下のレイヤーまでどーんと飛び越えてきちゃった
ってことなんですよね。うん。
そう考えるとすごく面白いし、深い~
でも、単純な力技のような気もするけど・・・


最後はなぜかダリも含めて、喧々諤々の会話劇で終わるという・・・

ホントに面白かったよ。毎回思う。上田さんの頭の中を見てみたい。
まあ、エチュード形式で作っていくってことだから、エチュードやってるうちに
みんなが、パリの画家みたいに、喧々諤々でいろんな意見出すんでしょうね。でカフェいったりして(笑い)


で、すごいと思ったのが、
石田さんとか諏訪さんとか本多さんは、最初から最後までずーっと出てるわけ
(諏訪さん痩せたよね~)

あと客演陣も出てくるんだけど。

今回角田さんは?酒井さんは?西村さんも、土佐さんもでないの?
って思うくらい出番が少なかった...けど、インパクトはめちゃくちゃあった。

特に酒井さん、なんであーいう役がお似合いなんでしょうね。別次元から来た男のわりにしょぼい(笑い)


この日は、アフタートークもあったのでした。
水曜どうでしょうの藤やんと嬉野さん。。。面白かったわ~

このお二人の感想や感性にも感動しちゃった。
私たちの聞きたいことを代弁してくれる視聴者目線もだし。。。
そうそうと、うなづきながら聴いてました。

石田さんたちは出ずっぱりだから、後半のループのときは、かなり疲れてるそうです。
だから新しいキャラが出てくると(ガーゴイルとかダリとかね)、そっちに芝居を任せられるそうだから
ホッとするそうです
巨人に食べられる場面では、スクリーンでの映像になるんだけど、その間は
絵をもとに戻したりするそうで、結構忙しいらしい・・・
出番が少ないキャストは、皆さん、後ろで忙しいらしいですよ。
巨人を動かしたりとかね。

それにしても、ホントに毎回楽しめる劇団で・・・大好きです。
次回公演も楽しみだ~
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月刊「根本宗子」 「スーパーストライク」見てきました

2017-11-10 01:40:31 | お芝居
月刊「根本宗子」 「スーパーストライク」 ザ・スズナリ 2017.10.18 19:30~

根本宗子さんは、今年の2月の「皆、シンデレラがやりたい。」を見て、すごく気になってて、
思わずチケットをゲットしてしまいました。

出演者は4人だけですが、ものすごく濃い芝居でした。1人の男性に3人の女性・・・
女性の気持ちの描写をセリフで表すのがすごい!そうそう!あるある!って感じで、
めっちゃくちゃ引き込まれてみてました。
さらに、すごいと思うのは、根本さん、自分も出てるんですよ。
出演しながらの演出って、客観的俯瞰的に見ながらのわけでしょ。。どんだけ才能とパワーがあるんだ!って
思いました。

あとね、セットもよかった。空間を上手に使って、4人の部屋を作ってて。。。。

いろいろと圧倒された舞台でした。

それと、「スーパーストライク」って何?って思ったら、タイトルからして、面白いよね
勘違いの言葉をそのまま、タイトルにしちゃってるし。



話の内容は・・・

ツイキャスのモデルのマリは、最近自分のツイキャスの視聴者数が伸び悩んでいることににいら立っており、
人気回復のために犬を飼いはじめたりと、もがいている。
マリの親友のエイミーは、そんなマリに振り回されていて、それをかなり迷惑に思っているが、結局は
マリのいうことをきいてあげている。

マリは、出会い系のアプリ「Tinder」で、好みのタイプの横手南を見つけ、彼に「スーパーライク」を送る。
「スーパーライク」はアプリTinderで気に入った異性に「大好き!」という意思表示をするものらしい。

南くんは、友達が小さいころからできない男性。知人にアプリから始めたらどうかと勧められ、
「Tinder」に登録。そんな彼はマリから「スーパーライク」を「スーパーストライク」と間違えただけでなく、
アプリ自体も恋人を探すものとはわかっていなく、友人を探すものだと勘違いしていた。
そのため、マリとも友達として仲良くなりたいと思い、全力でやさしく対応を始める。

マリの親友のエイミーは、日ごろの不満もあって、同じ南くんに「スーパーライク」を送る。
さらに、学生時代の同級生で、同じくマリによい感情を持っていない、黒川桃子も「スーパーライク」を送っていた。
黒川は、ひそかにマリのツイキャスを視聴しており、マリが南くんに「スーパーライク」を送ったのを知って
自分も送ったのだった。

3人は、それぞれに南くんと連絡をとり、会うようになる。南くんは、異性との距離感が普通とは違うので、友達として
親切に誠実に対応する。そのため、3人とも彼に恋愛感情を抱くようになる。が、彼は、友達としか思っていない。
そのあたりの気持ちのすれ違いがなかなか面白い。
南くんは本当にいい人なんで、恋愛感情を寄せてくる女性に対して、自分にはまだ彼女を作るというのは早いから、これからも友達として仲良くいてほしいと、まじめに言ってしまう。

ここまでは、基本、二人ずつしか合わない芝居。。。
南くんと女性、それとマリとエイミー。黒川は基本ひとり。。。
セットがすごくそれにマッチしてる。
下の階に南くんの部屋、そして上階にマリとエイミーと黒川の部屋を配置。すごく見やすいし、わかりやすい。全部が見えるので場面転換もないし。

ここから後半が怒涛の展開。
マリの飼い犬の面倒をみているエイミーが、飼い犬もつれて南くんの家に遊びにきている。犬のことから、マリとエイミーが知り合いであることが南くんにばれてしまう。
そこに、どこからか矢が飛んできて、南くんのおなかにささってしまう。(これにはびっくりした)
気が動転したエイミーは、マリに連絡するのだが、南くんの部屋にエイミーがいることにマリは激怒。
南くんの部屋に急ぎやってきたマリは、ずっと怒っている。そしてエイミーをディスる。

そこに、空気の読めない南くんは、黒川とマリが知り合いであり、二人の間に確執があることを聞いていたので、
黒川も呼んでしまっていて、黒川まで南くんの家にやってきてしまう。マリは今度は黒川にも怒りを向ける。

南くんは、この機会にとマリと黒川の間を修復しようとするが、マリの怒りは止まらない
マリは、黒川もエイミーも二人に対して、罵声を浴びせ続け、ついには、黒川とエイミー連合軍となる。
両軍の罵声大会は続く

と、そこにまた矢が飛んでくる。なんでも南くんにはまだほかにも知り合った女性がいて、矢を飛ばすのが趣味だけど
飛ばす人がいないと言ってたので、僕でよければと申し出ているらしい。
女性3人は驚いて、他にも何人の女性と「Tinder」で知り合ったのかと聞くと、なんと14人だという。。。

ここからは、南くんの反撃が始まる。南くんVS女性3人の構図・・・
南くんにとっては彼女より友達が大切。だから、知り合った女性とは友情をはぐくんでいきたいと力説する。
が、女性たちは、出会い系アプリなんだか、友達でなく恋人を求めている。そこに、全力でやさしくされるからみんな勘違いすると
指摘する・・・が、その指摘すらも、南くんにとっては、ダメ出しをしてくれる友達は初めてだと喜んでしまう。

南くんは、ときどき会話についていけずに、ノートにメモを取るのが、なんかおかしい。
ノートに書いて整理して女性陣の気持ちを理解しようとしているんだけど、。。。すごくいろいろずれているのだ。

結局、話はかみ合わないまま。あきれた女性3人は南くんのスマホから自分たちのアドレスを消して出ていくのだ。
で、かわいそうな南くん・・・でも自業自得だな・・・で終わるかと思いきや。
黒川だけ戻ってきて「自分はかわらずに南くんのことが好き。これから恋人になるかもしれないし・・・」というが、
南くんは「これからも友達でいたい」と。。。。。




後半の怒涛の会話劇は笑ったわ~
っていうか、南くんはちょっとヤバい人だよね。ここまで頑なに恋人ではなくて友達として・・・
と、言うのを見ると、彼の性格はどうなのか?と思ってしまう。子供のころからちょっと変わっててという
人だったらしいから、根本的にどっかずれてる人なんだろうね。
こういう人と付き合うのは大変というか、疲れる気がする。

これに対しての女性陣のディスりあいは、面白かったよ。
っていうか、女性なら誰でも持ってる、人をうらやむ気持ちとか、劣等感をなぜか感じてしまうとか
目立った子のそばにいたい気持ちとか・・・なんかすごくわかるんだよね。
自分が学生のときに、そういう子いたいた!そうそう思った!みたいなことが出てきて、さすがだわ。
いいとこついてるわ~って感心でした。

で、その会話が、ほんとに友達同士の会話を聞いてるみたいなんだよね。リアル感半端なかったです。

ラストまで、南くんのかみ合わなさはおかしかったけど、黒川が戻ってきたのはなんかホッとしちゃったです。

キャストはね、4人とも熱演ですごくよかったけど、
特に田村健太郎さんですね。南くんにピッタリな感じで。。。
正直、変人ともいえるキャラなんだけど、すごくあってた(これは褒め言葉なんだろうか)


月刊「根本宗子」はこのあとも、ずっと見ていきたいと思います。
とっても良い芝居をみました。


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