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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

ケムリ研究室no.4「ベイジルタウンの女神」 見てきました

2025-05-20 00:30:42 | お芝居
ケムリ研究室no.4「ベイジルタウンの女神」 世田谷パブリックシアター 2025.05.12 18:00~

再演です。2020年コロナ禍の中、見にいったことを思い出しました。
あのとき、ケラさんが、こんなハートフルな芝居を描くんだ~と思ったことと、いろいろすさんだ気持ちがほっこりしたことを
思い出しました。すごくよかったし、なんかすごく助けられた気がした芝居だったんです。
そのときの感想はこちら

再演ですが、何人かキャストが変わって、そして再演の人も多数。
これって、なかなか難しい。。。見る方は。
話の内容は基本的に同じ、演出も同じ、主要キャストも同じ(特に緒川たまきさん、山内圭哉さん、温水洋一さんという濃い面々)
すると、必然的に私は、違うキャストの人を比べてしまうというか。。。。前のイメージにひきずられてしまって。。。
だって、仲村トオルさんと古田新太さんじゃ別物じゃないですか~
ここはあまりに別物だからいいんだけど、松下洸平さん→坂東龍汰さん、吉岡里穂さん→藤間爽子さんが、なかなか困難で。
私の頭の中から、前作のイメージを抜くのがちょっと難しかった~
どっちがどっちっていうわけじゃないんですけどね・・・


さて、あらすじは

「大企業ロイド社の社長として、経営に辣腕を振るうマーガレット(緒川たまき)。目下の目標は、貧民街のベイジルタウンの開発。そのため彼女は婚約者でビジネスの右腕ハットン(山内圭哉)と、顧問弁護士のチャック(菅原永二)とともに、ベイジルタウン第七地区の買収交渉のため、ソニック社社長タチアナ(高田聖子)の元を訪れる。タチアナはその昔マーガレット家の小間使いであった。ソニック社ではタチアナと秘書のコブ(植本純米)が出迎え、第七地区を売る気がないことを伝える。食い下がるマーガレットにタチアナはある賭けの提案をする。もし1ヶ月間、無一文で正体を明かさずベイジルタウンで暮らせたら、第七地区はマーガレットに譲る、しかし途中で断念したらマーガレットが所有している第八地区と第九地区をタチアナが貰う。その賭けに乗ったマーガレットは、執事のミゲール(尾方宣久)の心配をよそに、会社経営をハットンに任せ、ベイジルタウンに単身乗り込む。泊まる所にも窮するマーガレットは、ひょんなことから王様(古田新太)とハム (水野美紀)の兄妹が暮らすバラックに居候することになり、次第に、ドクター(温水洋一)、サーカス(犬山イヌコ)、ヤング(坂東龍汰)、伝道所のボランティアのスージー(藤間爽子)ら、ベイジルタウンの人々とも親しみ楽しく暮らすようになる。一方、ハットンはタチアナの元に出向きある提案を持ちかける。そんなある日、兄妹のバラックで事件が起きる──。」(公式より)

内容に関しては、初演と同じなので、、、割愛。

話の展開とかテンポとか、最高によくて、やっぱり面白い。
本当にケラさんの芝居?って思うくらい、ほっこりするおとぎ話のような、素敵でかわいい話でした。

プロジェクションマッピングもそうだけど、イラストの使い方が秀逸。ドクターやサーカスの会話のシーンとかでイラストと本人が変わったりと、なかなか面白かった。
それと、セットの感じは前作と同じで、なんかうれしかったな~またここベイジルタウンにやってこれたって感じで。


感じたことをつらつらと

緒川たまきさんは本当にかわいくてチャーミング。マーガレットにぴったり。
世間知らずのお嬢様なんだけど、でも芯があって人間的にいい人だからみんなに好かれるんだね~ってしみじみ思っちゃった。
何とかしてあげようと思わせる。でも、それはマーガレットが乞食のみんなとの生活で、だんだん成長していったからでもあって。
そういうところを、うまく出していたよね。たまきさん最高でした。

ハットンの圭哉さんは、今回も暴れてました(笑い)
詐欺師のモイと水道のハットンと二役だけど、どっちも最高でした。
やっぱり私は水道のハットンが大好き。もう何言ってるかわからないんだけど、笑っちゃう。そしてかわいい。
こういう圭哉さんが見れる芝居は最高です。

王様の古田先輩。トオルさんはちょっとぼけた感じだけど、古田先輩は優しい。。
めっちゃ優しい王様なんだよね。マーガレットに恋しちゃう姿がかわいくて。
風貌が乞食を超えて浮浪者なんだけど、でも優しいんだよ~惚れちゃう(笑い)
古田先輩のこういう役も珍しいかも。いい人ばかりの芝居に出るのも珍しいかも。

ハムの水野美紀さん、顔が小さい。。。今回席が前方なんで、見入っちゃいました。
すごく素敵でした。ハムも優しい。面倒見がいい。姉御肌の役はぴったり

ヤングの坂東龍汰さんは、めっちゃ元気なヤングでしたね。
いつも全力でちょっとびっくりしちゃうくらいでした。ギターうまかった。

ドクターのぬっくんと、サーカスのイヌコさん
このコンビも健在。二人の存在にほっとしちゃってました。

タチアナの聖子さん。
日記を読んでなくシーン。私も泣いちゃいましたよ。さすがだわ~
存在感抜群。この芝居は聖子さんなくては成立しない。ほんとにすばらしかったです。

それから、チャックの菅原永二さん。前回も思ったけど、ここまでいろいろ外す人もいない。
ついつい笑っちゃいます。セリフのテンポがすごくよくてさすがでした。

あと、ミゲールの尾方さん。。。そうだった。途中で死んじゃうんだよね~
で、羽を付けて最後まで活躍だったんだ。

適材適所のキャスティングで、豪華な面々での芝居が見れて、とてもよかったです。
やっぱり、ほっこりして笑顔で帰ることができました。

この話、、、絵本とかにして読んでみたくもあります。

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