もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「足跡姫~時代錯誤冬幽霊(ときあやまってふゆのゆうれい)~」見てきました

2017-03-26 22:16:45 | お芝居
NODA・MAP「足跡姫~時代錯誤冬幽霊(ときあやまってふゆのゆうれい)~」 東京芸術劇場プレイハウス 2017.03.01 19:00~

本当は1月末に行く予定だったのですが、ぎっくり腰になってしまい、
行くことができなくなってしまったのです。
でも、お友達から、今回はわかりやすかったよ。という感想をいただき、
急きょ、チケットを確保して(某サイトで)行ってきました。


「中村勘三郎へのオマージュである」という話は伝わってきていました。
前に見た「MIWA」と同じような感じなのかなと思ったら、ちょっと違いましたね。
特に一幕を見ただけだと、よくわからなかったかも。

一幕では、野田さん得意の言葉遊びなどもふんだんに盛り込んでテンポよく進んでました。
時は江戸時代。
万歳三唱大夫の一座は、看板の踊り子、出雲阿国やヤワハダなどによる、妖艶な女歌舞伎が人気。
当時は、女歌舞伎は禁止されていたので、役人が取り締まりに来ると、男たちが女たちに化けて難を逃れている。

阿国にはサルワカという弟がいるが、彼は死んだ母が行きたがっていた「どこか」が地球の反対側かもしれないと
思い込み、いつでもどこでも穴を掘っている。
そこに死体を手に入れた腑分けものがやってきて、死体の腑分けをしようとするが、この死体は死んではいなくて、
結局二人とも、この一座に加わることになる。

あるとき、サルワカの掘った穴に、万歳三唱大夫が落ちてしまう・・・が、穴から這い上がってきたのは、
戯けものと仲間たち。彼らは由井正雪の乱の残党だった。死んでいなかった死体を見て、由井正雪が生きていたと勘違いし、
彼らも、一座に加わることになった。

太夫はサルワカたちを追放しようとするが、阿国がサルワカに芝居を書かせるからと頼み、
サルワカは台本を書こうとする・・・書いたのは「足跡姫」しかし、いまひとつ。
そこに、生き返った死体が、自分がゴーストライターになると言い出し、歌舞伎の台本を書く。

ゴーストライターが書いた歌舞伎は評判がよかったが、真剣を使った稽古中に、サルワカが腑分けものを
刺して殺してしまう。阿国は、サルワカと一緒に腑分けものを川に捨て、二人で逃げる

阿国が去った後の一座では、二番手だったヤワハダが大人気に。幕府の役人とも懇意になり、
ついには江戸城で将軍の前で歌舞伎を披露するまでとなる。

ある日、阿国に「足跡姫」が取りつく。阿国の踊りは素晴らしいものになるが、体がだんだん動かなくなり、
言葉も母音しか言えないようになっていく。これは自分の母親と同じ病気。

将軍の前で歌舞伎を披露する一座に混ざって由井正雪の乱の残党、戯けものたちが場内にはいる。
そして芝居に乗じて将軍を暗殺しようとするが、、、、なんと将軍は由井正雪だった。
由井正雪の乱のときに、将軍は殺されていて、由井正雪はそのかわりとなっていたのだった。

阿国とサルワカは穴に逃げ込むが、その先は舞台。自分たちの母親が一番行きたかったのは舞台だった。
足跡姫に取りつかれた阿国は死に、サルワカは阿国を抱きながら、自分が初代の歌舞伎役者になって、
末代まで芸を伝えていくことを誓う。

そう、このサルワカが初代猿若勘三郎・・・・から続く、十八代目の勘三郎さんへのオマージュってことで。

人物紹介と言葉遊びが主(に見えた)の一幕ではわからなかったけど、
二幕、特にラストは・・・勘三郎さんへの野田さんからの気持ちだったんだなとわかりました。

阿国の母親が母音しか言えなくなって
「いいあい」→「死にたい」だと思っていたのが、「行きたい」「生きたい」も同じ母音で・・・
そうかお母さんは舞台に「行きたい」舞台で「生きたい」って望んでたんだ。
勘三郎さんも同じ気持ちだったんだろうなって、感動しちゃいました。

舞台は、花道もあり、背景なども歌舞伎っぽい感じで、野田さんにしては、ちょっと地味かなって感じですが、
でも、歌舞伎をリスペクトしていることが、すごくよく伝わってきました。

キャストの感想ですが、
もう特に何も言うことがないようなメンツなんですけどね。
りえさん、妻夫木くん、古田さんに関しては・・・特に。

古田さんの役はなかなかだと思う。生き返った死体なんですから(笑い)

ワタシ的には、今回は、鈴木杏ちゃんかな。
かわいかったし、色気もあったし、カフカのときとは違った魅力を感じました。
声も通るし、いいんだよね~

佐藤隆太くんが意外に目立たなかった・・・ほかの人があまりに芸達者だからかなあ~

それと、「十役人」の中村扇雀さんは、本当にお疲れ様でした。


お友達の感想通り、今回のNODA・MAPはわかりやすい内容だったと思います。
それにしても。。。勘三郎さんの死は、ほんとに早すぎましたね。


コメント (2)
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「嘘の戦争」最終話感想

2017-03-15 01:43:41 | 2017年直人出演ドラマ
最終回、すごい嘘の連続でしたね。

最後はまあハッピーエンドというか、丸く収まった感で、
みんな笑顔で終わってよかったな~
っていう、反面、ちょっと拍子抜けだった感も・・・

もう少し浩一はワルのままでもよかった気がするんだけど、
やっぱり剛くんは、最後は「いいひと」で終わったのかな。

最後の空港での、浩一と隆のシーンはよかったな。
戦い終わった二人って感じで。

それにしても、晃と浩一の嘘には、完全にだまされた。。。
百田も噛んでたんだね・・・
それを見破ってた隆もすごいな。

楓が死んでないってのは、わかりやすかったよね。
ハルカがわざとらしかったし。。。
まあ、興三に地獄を見せるためにってことだったんだろうけど。
浩一に楓を殺せるわけないよね。
市村さんの演技はすばらしかったですね。

楓とハルカとの三角関係も。。。結局は何もなしって感じ?
ハルカは、オウムのおかげで、タイに戻った浩一と合流して詐欺をしてそうだよね。
でも、浩一は本当は楓のこと好きだったんだろうな。

二科家の三兄弟はようやく心が通じ合って笑顔になれてよかった。
あのペンダントのおかげだね。

そうそう、秘書の七尾がもっと絡むかとおもったら、そうではなかった。。。
六車はきっちり罰を受けたってことでよいのかな。
神保さんの鋭い目がこわかったよ~

今クール、一番楽しめたドラマでした。
最後に行くにしたがって、浩一も人の心が出てきたというか、
三瓶さんとか、二科兄弟にとかは、矛先が鈍ってきたけど、
でも、それは浩一は本当は優しい人だからだったんでしょうね。

二科家は大変だろうけど、隆が、戻ってきたロボットのデータをしっかり成果に結びつけて
立て直すんでしょう!

剛くんの演技はホントに鬼気迫って素晴らしかったと思います。
いいドラマだったな。うん。

ただな~裏の野球が今日も盛り上がってたから、視聴率はきびしいだろうな
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「魔都夜曲」

2017-03-15 01:00:56 | 藤木直人
ようやく直人の7月舞台が発表になりました!!

「魔都夜曲」・・・
タイトルと、演出河原さんは、直人がFBIでフライング発表しちゃったから、
期待してたけど、まさかの音楽劇とは・・・
正直、心配だ(汗)

だってさ、共演がミュージカルのそうそうたる面々なんだもん。

cube 20th. presentsなんだね。20回目の記念だから、
キューブの人たちがたくさん出る公演になったのかな~

公式のページは →こちら

さとしさんをはじめ、小西さん、村井さん、山西さん、松下くん・・・
山西さんが歌ってるイメージはあまりないな~

あとは、宝塚出身の壮 一帆、春風ひとみさん・・・

魔都夜曲ってタイトル聞いてから、調べたけどなくて。。。
マキノノゾミさんのオリジナルなんですね。

魔都=上海ってのはあちこちで見かけたから、そういう話だろうとは思ってたけど。
すごくわくわくする内容ですね。

「1930年代、"魔都”とも称された、エキゾチズム溢れる上海。
一人の日本人青年を中心に、華やかさと暗部を抱えた上海の歴史に隠された秘めた恋と、時代の光と影、人間群像を、生バンドのジャズの音色と共に華やかにドラマティックに描き出す、オリジナル音楽劇が誕生します。」

生バンドのジャズだって・・・これもまた楽しみだわ~
誰が音楽、書くのかな。

マイコさんは、妻夫木くんの奥さんだよね。
一昨年だったかな。吾郎ちゃん主演の「No.9」で拝見したな~

河原さんの芝居は結構見てるけど、意外とえぐいんだよね。
「時計じかけのオレンジ」とか「いやおうなしに」とか
あとはねずみの三銃士シリーズとか
去年の「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」もそうだった。これはえぐくない。

とにかくすごい楽しみです。

それと、今回はアフタートークがあるんだね。
直人の舞台で、アフタートーク初めてだよね。

アフタートーク面白いんだよね。私は、ヨーロッパ企画のアフタートークとか大好きだから、
毎回その回に行ってるんだけど。

でも、東京は平日の昼間だからなあ。お休み取れないから、行けないな。
まして、今月いっぱいで、今の派遣先満了で、4月~新しいとこ探してる身としてはつらいです。

チケット争奪戦、がんばるぜ~
今年の夏は、新感線もあるし、ヤングフランケンシュタインもあるし、忙しい夏だわ!!

ということで、最後にスポーツ紙の記事。

左がトウチュウで、右が報知・・報知の記事、細っ!
 


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1→8→12

2017-03-13 00:57:13 | 柏レイソル
ホーム開幕、ガンバ戦のショックから、しばらくネットでのサッカー記事を
封印してたんですけどね。。。
フロンターレにも負けて。。。。は~っていう感じで、解禁しました(苦笑)

開幕戦、アウェイで鳥栖に3-1で勝って、単独首位だ!!なんてはしゃいでいましたが、
あっという間に、8位→12位です。

ま、ポジティブに考えれば、
苦手の鳥栖と、ACL組の強豪、ガンバ、フロンターレの3連戦で、勝ち点3を取れたのは
よかったなと・・・

シーズン始まる前に危惧してたいろんな不安が、押し寄せてきたなということです。
けが人による選手層の薄さや、若さ経験不足あたりかな。

やっぱり、サイドバックですかね。ユンソギョンと、今井のケガはでかい。
そろそろ戻ってくるかな~
次郎の右サイドバックは、危険だからやめてほしいです。ガンバ戦きつかった。

あと、ハモンロペスのケガはそこまで響いてないけど、パパトミががんばってるから
でも、そのためベンチ入りの選手で計算できるのがユーキくらいになっちゃってる。

あとさ、やっぱり秋野の穴はでかいな。T選手とれてればよかったのにな。

でも、太陽くんのデビューは嬉しかったな。でかいしね。

いっそのこと、太陽と進之介のセンターバックにして、雄太をボランチにあげちゃうのもいいかも
雄太はビルドアップできるし。
それには、ユンソギョンと今井が戻ってくるのが前提ですが。

そんなわけで、開幕のガンバ戦、正直、惨敗でした、
まあ、昨日のガンバVS FC東京見てたけど、ガンバ強かったからなあ。しょうがないか。

今週は水曜にルヴァンカップの清水戦。そして土曜にリーグ戦の仙台戦があります

ここで立て直してほしいな。シモさん頼みます!!

水曜は寒そうだから、あったかくしていきます!
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「嘘の戦争」第九話感想

2017-03-08 00:55:42 | 2017年直人出演ドラマ
浩一にも人の心があったんだと、なんだかホッとしたよ。
さすがにお世話になった三瓶さんは。。。
娘と同じ誕生日で、その日に娘でなく自分の誕生日を祝ってくれてたって気づいて、
復讐することができなくて、ちょっとホロッとしちゃった。
よかった。よかった。確かに三瓶さんは真実を知りながら口を閉ざして
しまってたけれど、でも、彼がいなかったら、生きていけなかったんだよね。

さて、二科パパ・・・
記者会見するんだ~と思ったら、まさかの
浩一の裏をかいて、浩一を怒らしてしまった。
やるな~二科パパ。こっちも策士だよ。

隆と晃の計画も、ちゃくちゃくと。。。
浩一の詐欺を立件して、警察を動かした・・・までは成功したけど、

隆・・・そんなに百田を信用しちゃだめでしょ。
百田も詐欺師なんだから・・・
百田の狙いは、新製品のデータ。そしてまんまとやられちゃってるって。
詰めが甘い!!

てことで、最終回に向けて、いろいろてんこ盛りですが、
最後みんながハッピーになれる話ではないとは思うので、
納得いくラストになればと思います。

二科家の行く末も心配だけど、ハルカの心もちょっと心配。

そうそう、隆と晃は仲直りできてよかった。
ヤスケンさんと直人の並びって好きだわ~ぶちょおと二ツ木さんだもんね。
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「皆、シンデレラがやりたい。」 見てきました

2017-03-06 21:54:58 | お芝居
M&Oplaysプロデュース「皆、シンデレラがやりたい。」 本多劇場 2017.02.22 19:00~

高田聖子、猫背椿、新谷真弓というキャストを見た瞬間、行きたい!って思いました。
さらに、演出が根本宗子さん。初めてなんだけど、どんな作品か一度見てみたかった方なんで。

すごく面白かった。
題材が・・・アイドルのおっかけのおばさんたち(笑い)
ってさ、自分を見ているようで、もうめっちゃ感情移入しちゃいましたよ。

特に後半からのスピード感はすばらしく、舞台にひきこまれてました。
ラストはある意味気持ちよかったな~


話の内容は、
りっくんというアイドルの追っかけで知り合った3人の女性。
スナックのママとセレブとパート勤務という収入も立場も違うけど、ファン同志という絆がある。
すごく仲がよいと思いきや、一人がトイレに行ってる間に、その人の悪口を言っちゃう様な関係。
3人の中ではプレゼントの手渡しを禁止とか、投げてもらったタオルとかは三等分とか、ルールを作って
けん制し合ってる。

スナックママは一番年上で、ようやくスマホデビュー。パートの榎本さんは、とにかく倹約家、
セレブの角川さんはぬいぐるみを終始持っているような、世間離れした感じ。

そんなある日、メジャーデビューが決まっている女性アイドルの三村まりあが、りっくんと一緒の
写真を自分のツイッターにアップして、炎上している模様。
3人はそれに怒り狂い、スナックに集まって三日間寝ずに、三村まりあのあることないことの悪口を
ツイッターに書き込む。

3人が疲れ切っているところに、三村まりあのマネージャーが現れる。マネージャーはお金を渡して
悪口を削除するよう依頼するが、3人は拒否する。それも、今までにりっくんにつぎ込んだお金に
比例した額を渡そうとしたので、パートの榎本さんが激怒する。

そこに、三村まりあ本人も現れる。
話し出したことは・・・
アイドルのりっくんとは恋人同士だったが、最低のやつだと言い出す。
りっくんはホストクラブに勤めていて、それを勧めたのはセレブの角川。内緒でりっくんと会っていたのだ。
ところが、スナックママも、榎本も、ホストクラブ勤めを知っていて、お互いには内緒でホストクラブに通っていたと
いうことがばれてしまう。

三村まりあが言うには、りっくんは貢がれたお金で風俗に通ってて、風俗嬢に入れ込んでいる状態。
三村は妊娠しているが、りっくんにはおろせと言われ、最低な男だということを知ってほしかったと言う。

これを聞いてスナックママとセレブ角川は冷めてしまうが、榎本は三村まりあに怒り出す。
さらに、角川たちに「あんたたちもりっくんへの気持ちはそんな程度なのか」と怒る。
自分はそれでもりっくんに対する気持ちは変わらない。ホストクラブでシャンパンタワーをしてもらうために
節約しているという。追っかけをやってる今が一番楽しいとも。

ところで、スナックを手伝う、前妻の娘がいるんだけど、彼女は好きな男に貢ぎたいから、風俗に勤めている。
そんな彼女が榎本に、ホストクラブはつけがきくから、シャンパンタワーしてきたらと、けしかける。
それを聞いて、ホストクラブに駆け出していく榎本。

そして、りっくんが入れ込んでいる風俗嬢が、彼女ということが明かされ、三村まりあは怒って、彼女に殴り掛かる。

と・・・・・
突然、シャンパンタワーが現れ、たくさんのホストとともに、満面の笑みの榎本が登場。で、幕



後半のりっくんのホストクラブに通っていることがばれていくところは、
3人の立場が二転三転して、爆笑でした。面白いな~
人間の心理って・・・
自分だけが抜け駆けしているっていう優越感なんですよね。
で、それがばれていく様・・・さらに、なんだ、みんなも同じなんだと感じるがっかり感。
芸達者な3人の芝居は、それが如実に現れてて、ほんと面白かった。

私もプチ追っかけとかしてるし、好きなアーティストとかいるから、
すごく気持ちわかる。
ライブや芝居の席に一喜一憂したり、コンサートでタオルを投げてもらってこともあるし(密封して保存してる)
気持ちがわかりすぎるんだよね。
○○友さんっていう、追っかけ仲間もいるしね。
まあ、みんな大人だし、喧嘩とかはしないけど・・・自分がいけないコンサートとかに行ったって聞くと
「いいな~」なんて思っちゃう気持ちってあるじゃないですか。

で、シンデレラになりたい!じゃなくて、シンデレラがやりたい!っていうのが、すごく理解できた。
一度でいいから、あの場に立ってみたいってことなんだよね。

で、榎本は、ツケだろうがなんだろうが、シャンパンタワーをして「シンデレラをやった」んだよね。
かっこいい~!
最後の爽快感は何とも言えなかった。

私が「シンデレラをやる」ってなんだろう。
彼の楽屋に行って、ゆっくりお話しすること?ライブで手を振ってもらうこと?
なんて考えちゃったけど。

私の場合「シンデレラをやる」とかが目的ではなく。。。
最近は、追っかけ友達と会うことが目的になってしまっているような気がしてならないんだよね。
で、同じ時間、同じ好きなアーティストとの空間時間を共有することが楽しいのかも。
ま、女心は複雑です(笑い)無理やりまとめた!


ということで、キャストの感想ですが。。。

まずは、3人を演じた、
高田聖子、猫背椿、新谷真弓さん。もう何もいうことないです。
素晴らしかった。完全に感情移入しちゃいました。


そして三村まりあを演じた元モー娘。の新垣里沙さん。
上手かったよね。パワフルだった。ベテラン3人に全然負けてなかったし・・・
これからが期待です。

それと、唯一の男性キャスト、マネージャー役の小沢道成さん。。。
女性に圧倒される役だったけど、ちゃんと自己主張もして、なかなかよかった

あとは、前妻の娘をしていた、根本さん。
ちょいちょい毒を吐く、いまどきの娘をうまく演じてましたね。
最後にどんでん返しですべてをひっくり返してしまった、キーマンでしたね。


ホントに楽しかったな~こういうお芝居はほんと気持ち良いし、大好きです。
根本さんの芝居も、また見に行かなくては!!
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「陥没」 見てきました

2017-03-03 00:50:56 | お芝居
シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ 2017 昭和三部作・完結編「陥没」  シアターコクーン 2017.02.15 18:30~

KERAさんの昭和三部作。
2009年の「東京月光魔曲」と2010年の「黴菌」と今回の「陥没」
コンプリートしました!
前の二つの感想はこちら →東京月光魔曲  
            →黴菌

今回は、1964年の東京オリンピックを前にしたころのお話。
ちなみに、芝居の上演時間は休憩を入れて3時間半くらい。
長いんだけど、あっという間でした。

「陥没」とかいうタイトルから、福岡での道路陥没を思い出し、
もしかしてビルとか建ててて、陥没して倒壊とかの話?なんて思っちゃったけど、
KERAさんと瀬戸くんの対談を読んだところによると
「日本がグーっと成長していった出っ張りの中で、ボコッと“陥没”したところに落ち込んでしまった人達を描くつもり」
だそうで・・・

でも、見終わった感想は、予想を裏切られたというか。。。
結局ハッピーエンドだよね。っていうお芝居でした。KERAさんにしては珍しい?

登場人物それぞれをとても丁寧に描いていて、みんな舞台の上で生き生きしてました。
いろんなことが起きるんだけど、どれもが結びついていて、目が離せないことばかり。
あの場に自分がいるような感覚に引き込まれてしまってました。
すごくすごく面白かった。

どの人物も魅力的で、キャストもぴったりで最高だったんだけど、
特に感動したのが、瀬戸くんかな~もうすごい!!
あーいうキャラで出てくるとは・・・「遠野物語」でもすごいな~って思ったのに、
彼も役のふり幅がすごい。いい役者さんですね。


簡単なあらすじ・・・
大阪公演がまだということなので、スペースあけます。
これから見に行かれる方は、ご注意ください。
ネタバレしてます。


















東京オリンピックを控えた1963年ごろの群像劇。
実業家の諸星光作は都内にホテルやテニスコートなどの総合施設を建設中。娘の瞳は是晴と結婚し、是晴は光作の会社に勤めている。
光作は最近知り合った大門を経営のパートナーとすることを瞳たちに告げる。
そしてホテルの下見をしていたあと、交通事故で光作は急死してしまった。ここまでがプロローグ。

それから2年後のある日の出来事が本編となる。

瞳はそのホテルのオーナーになっていたが、是晴の浮気が原因で離婚していた。そして、大門と再婚し、いとこの窓子と一緒にホテルの開業準備をしていた。
一方、是晴は若い結と婚約し、婚約パーティーを瞳のホテルですることになった。
パーティ当日、是晴の母親の鳩と、結の恩師の八雲。結の友達で歌手のユカリとマネージャー、
瞳の亡くなった父、光作と親交のあった女性マジシャンがホテルには宿泊。
さらに是晴の弟是清は車の故障を助けてくれた船橋という謎の男と現れる。

そこに亡くなった父の光作が幽霊となって現れた。光作には二人の幽霊が監視のため同行(声の出演)。
この幽霊たちがホテルにいる人間たちを、めちゃくちゃ引っ掻き回すのである。

さらに、瞳の現在の夫の借金が明らかになり、それを取りに来た借金とりが現れ。。。
そうかと思うとホテルには大量の浮浪者が止まっていたり。。。ロビーのテレビが壊れたり。
騒動があちこちで起きていく。

そんな中、監視幽霊は生身の人間の体を乗っ取り、騒動を巻き起こす。
幽霊の七つ道具。本音を語る薬。惚れ薬。。。をまき散らすのだ。

結局、大量の浮浪者は、夫の大門の画策によるもので、ホテルの評判を落として売って、借金を返そうとしていたのだった。
夫は、結局は追い出される。もちろん離婚するのだろう。
八雲は是晴の母の鳩に一目ぼれして、積極的な態度に出ていたが、惚れ薬によって、テレビの修理屋が鳩に迫り始めたのを
八雲が守ったことより、鳩も八雲のことを受け入れ、結婚することとなる。
船橋は惚れ薬によって、結とカップルになって、是清の車で去ってしまう。結と是晴はもちろん婚約解消。
ユカリとマネージャーは、本音を語る薬によって、うまくいく。

そして、もともと嫌いで別れたわけではなかった、是晴と瞳は・・・復活愛ということで。

終わりにはたくさんのカップルが誕生した大団円な話。

うわ~めっちゃ適当にまとめちゃったけど。
KERAさんの芝居なのに、最後、ハッピーエンドで、すがすがしく終わった芝居だったのでした。
もちろん、すごく面白くて笑いっぱなしでしたけど。


一幕は登場人物の説明が主だったけど、全然退屈しなかった。
特に、幽霊が出てきてからは、いろいろ爆笑でした。
一幕は1時間50分もあったんですよね。ほぼ2時間。でも、あっという間でしたね。

登場人物もたくさんなんんだけど、ごちゃごちゃにならずに
わかりやすかったし、キャラクターもしっかりしていて面白かった。

確かにKERAさんの毒はなかった芝居ではあったけど、でもこういうのもいいな。
見終わって帰り道、ニコニコしちゃう感じ。。。
カテコもカップルで出てきて(まあ、生瀬さんだけ一人だったけど)
なんか微笑ましかったし。
今の時代にも全然通用するお話だなって思ったんだけど。
特に1965年くらいの日本だからっていうハッピーエンドではないよね。
もちろん時代背景とかはその頃のようだったけど。


キャストの感想いきます。

瞳役の小池栄子さん
最近、栄子さんのお芝居をよく見てるけど、ほんとにお上手です。
KERAさんでいえば、「グッドバイ」の壊れた演技がすごかったけど、
今回はわりと「静」の演技で。でも、存在感ある。
舞台に引っ張りだこなのがほんとよくわかります。


是晴役の井上芳雄さん
「アルカディア」とかでも見てるんだけど、なんというか
ちゃんとガッツリ見たのは今回が初めてだった印象。
なんか、すごくかわいかった。かっこいい佇まいなのに、ダメ夫くんなんだもん。
でも、基本優しい人なんだよね。瞳に未練たっぷりで。
井上さんのさわやかなイメージがよく合ってました。


結役の松岡茉優ちゃん
好きな女優さんなんだけど、かわいかったよ。
ま、周りがあまりに芸達者すぎる役者さんだから、まだまだだなってところもあったけど。
声もしっかりしてるし、これからが楽しみだわ~


八雲役の山西さんと、鳩役のイヌコさん
もうこのお二人にいうことないです。ケラ作品にはなくてはならないって感じですよね。
セリフの間もいいし。

船橋役の山内圭哉さん
なぜか是清に連れられてきて、なぜか結と一緒に出て行ってしまった、ちょっとヤクザっぽい人?
圭哉さんにあってる(笑い)
小悪党くらいな人なんだろうけど、結局は優しいんだよね。

マネージャー役の近藤公園さん
マネージャーだよね。本音薬でブチ切れるところとか笑っちゃた。

窓子役の緒川たまきさん
ホントに声が好き。この前の「シネマの恋人」のときも声が素敵だったけど、今回もそう思った。
ちょっとズレた感じを出すたまきさんって秀逸だよね。KERAさんの芝居にはかかせない。
「マドコマルヤマ」だもんね。

マジシャンの高橋恵子さん
ちょっとイカサマなマジシャンにぴったり。それにすごくお綺麗で。
品があるから、イカサマなんかやらないだろうと思わせる感じがいいよね。貫禄あって。

光作と幽霊の山崎さん
もう、最高でした。白塗りで出てきたときは爆笑しちゃった。
この芝居は、山崎さんがキモでしたね。絶妙なタイミングだし。この世に未練たっぷりで
ホント笑える~

大門の生瀬さん
こういう役得意ですよね。胡散臭いやつ。
悪がばれて居直る感じとか最高でした。
あと、テレビの修理に来て、鳩さんに惚れてしまうの大笑いでした。
存在感抜群でしたね。
カテコみんなカップルで出てくるのに、一人だけでちょっとさびしそうでした。

そして、ユカリ役の趣里ちゃん
もうかわいくて、つれて帰りたい(笑い)
ホントにキュートすぎちゃって、惚れちゃうよ。
お芝居で見るのは3回目かな?どんどんうまくなっていく。
将来どんな女優さんになるのか、楽しみすぎ。
次のお芝居も観たいな。

是清役の瀬戸康史さん。
とにかく素晴らしかったです。
ちょっと頭が弱い設定だったんだけど、独特の間で質問に返すところとか最高にうまかった。
張りつめていた空気を一気になごませちゃう。
憎めないキャラだしね。そんでかわいい。愛されキャラを熱演されてました。
いい役者さんだわ~

さらに、、、、声の出演の三宅弘城さんと峯村リエさん
丸い照明が監視についてきた幽霊を表してるんだけど、二人の掛け合いも、
光作との掛け合いも最高でした。
この二つの幽霊は実は親子だったというのがおかしかった。

あと、オープニングのプロジェクションマッピングを使ったタイトルがかっこよかった。
いつもKERAさんのタイトルバックはかっこいいんだよね~

しかし、神様の七つ道具には爆笑でしたね。あーいう飛び道具は反則だけど、
でも、めっちゃ効果的で爆笑しちゃってました。
惚れ薬には打消し薬まであるんだよね(笑い)

KERAさんはまだまだ今年もいっぱい舞台あるみたいだから楽しみ。
今、のりにのってますからね~注目していきます!!


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「嘘の戦争」第八話感想

2017-03-02 01:08:56 | 2017年直人出演ドラマ
もうなんなんでしょうね。このドラマ。
めっちゃはまってますよ。

今回もテンポよく、そしていろんなことが起きる展開。

そして、三瓶さんは、そういうかかわり方をしてたわけね。
浩一のお父さんが、真実を告げるように依頼してたのに、それをしなかったわけか。
浩一としては、やっぱり裏切られた感がありますよね。
でも、お世話になった三瓶さんまで、復讐のターゲットにしちゃうんだ。
最後の園でのシーン、浩一も三瓶さんも泣きながらのシーンは、胸にきましたね。

それから、途中の、浩一と隆が向かい合うところで、
晃と楓にわざと、二科興三がやったことを聞かせるところ。
すごい緊張感でした。
草なぎくんも、ヤスケンさんも美月ちゃんも、もちろん直人も、
みんな集中した演技で、、、素晴らしかった。
楓はお兄ちゃん二人に愛されてるんだなって思いました。

でも、あんなひどい言われ方をしてもなお、浩一が好きな楓。
このあと、楓も行動が、浩一の心を少しはほぐしてくれるといいんだけど。

そして六車、、怖いです。
あの罠を、壊しちゃうんだから、すごいな~
ケガしたけど、まだがんばるのかな。

次回は三瓶さんへの復讐みたいだね。つらいな。
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