もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「フランケンシュタイン」見てきました

2013-12-03 16:55:43 | お芝居
「フランケンシュタイン」 グローブ座 2013.11.29 13:00~

ヒガシとV6の坂本くんのW主演のこの舞台見に行ってきました。

配役を交互に変えての上演だそうで。
私が見に行った回は、ヒガシが博士、坂本くんが怪物でした。

いや~これ、配役が逆パターンも見に行きたい。。。けど、日程的にもう無理なんですが。

今年坂本くんの舞台を見て、とてもよかったので、このチケットも取りました。
特に、ヒガシも出るんで。。。彼も一度お芝居見てみたかった。

だから、チケット争奪戦が大変だろうと予測し、最初からB席ねらいで、ゲットできました。
グローブ座は2階でもわりと見やすく、ストーリーや全体を見るのには、問題ないので。
まあ、キャストを近場で。。。細かい表情とかメイクとかね、見たいのには不向きですけど

舞台は非常にシンプル。そして360°の回転舞台。

さて、この芝居、もう少し続くので、ネタバレ含むので、一応スペース空けます。


















あらすじは
「ビクター・フランケンシュタイン博士は、生命の謎を解き明かし自在に操ろうとする野心に取り憑かれて、ついに人造人間を作り出すことに成功した。だが、誕生したクリーチャー(怪物)は、筆舌しがたいほどに醜悪で、そのおぞましさに、フランケンシュタイン博士はクリーチャーを残したまま逃亡してしまう。
ひとり取り残されたクリーチャーは実験室を出て街をさまよい歩くが、場所も、言葉も、人も、自分が誰かすらわかっていなかった。街で出会う人々は、彼が近寄ると誰もがその醜さに叫び声をあげ、殴りかかる。クリーチャーは山の中のある一軒家に入り込む。その家には盲目の老人デュラシーとデュラシーの息子夫婦が住んでいた。目が見えないデュラシーはクリーチャーを普通の人間として迎え入れるが…。
命だけを与えられ、置き去りにされたクリーチャーは、やがて自分の力でフランケンシュタイン博士に辿り着く。自分の創ったモノが"心"を持ったことで自分を賞賛する博士。だがその"心"は人々から受けた仕打ちで穢れ、憎しみだけが渦巻き、残酷で悲しい結末へとつながっていく…」



この芝居、観終わって、先日見た「鉈切り丸」を思い出しました。
「生まれてこなければよかった」
怪物も鉈切り丸も、醜さを持ったまま生まれ(作られ)、そのために、ある意味貪欲に生き、悩み、愛を求める。。。そんな共通点を感じましたね~

くしくも、両方とも演じているのはV6メンバーであるという(この日は坂本くんだったから)
いやあ、坂本くんもすごく上手くて、、、素晴らしかったです。

こちらもある意味重い芝居なんですが、でも、キャストのすばらしさで、重くなりすぎず
見応えのあるものになってました。


フランケンシュタイン博士は、亡くなった人の体の臓器などを使って、人間を作り出すことに成功する。しかし、出来上がった人間は、醜悪で怪物としか言えないものだった。
博士は、その怪物を置き去りにして逃亡してしまう。
残された怪物は街に行くが、その醜さを見て、人々は逃げたり襲ったり迫害する。

悲しみにくれる怪物は、森にある家にたどりつく。そこには盲目の老人と、その息子夫婦が住んでいた。老人に人間として認めてもらった怪物は、言葉を学び、知識を得て、また感情も芽生えてくる。怪物は非常に頭がよく、どんどんと吸収し、人間らしくなっていく。

そんな中、老人は自分の息子夫婦と怪物を会わせようとするが、怪物はまたひどい目に会うのではとおびえる。老人は大丈夫だといったのに、息子夫婦は、怪物を見て驚き、襲ってくる。
また裏切られたと怒りを覚える怪物は、老人と息子夫婦を焼き殺してしまう。

自分を生み出した博士のことを知った怪物は、訪ねていく。
愛を知った怪物は、博士に婚約者がいることを知り、自分も彼女となる怪物を作るよう要求する。
作ってくれれば、姿を消すと約束するが、博士は作っている途中に、怪物の目の前で、その怪物をバラバラにして殺してしまう。

博士にも裏切られたと怒った怪物は、博士と婚約者が結婚式をあげた夜、博士の目の前で婚約者を殺してしまう。
ボロボロになった二人は、北極海を目指して歩いていく。怪物に追い立てられるように歩く博士。どこまで行くのか・・・


坂本くんが最初は、無垢な怪物を。。。どんなことにもすべて感動する純粋な怪物。
これを演じているときが本当にかわいい。
そして老人に知識を教わっていくときの怪物も前向きでステキ。
表情がどんどん豊かになっていく。。。感情を覚えていく様を、うまく演じてるなと。
しかし、裏切られ、怒りの感情をあらわにする怪物。
メリハリがきいて、坂本くん上手いなと。。。

これ、ヒガシはもっとスマートな感じがするから、また違った怪物になっているんでしょう。

大して、博士のヒガシ。
なかなか出番がないから、ちょっと心配した(笑い)
怪物よりも博士の人柄の方が問題だよね。壊れてる。ヒガシのクールなイメージと
相まってちょっと狂気な博士でした。
婚約者のことを愛するという感情が欠落してるよね。ある意味、育った怪物の方が人間らしい心を持っているのかも。ヒガシが演じると、そのクールさと狂気がよく出てましたね。
作った彼女の怪物をバラバラにして殺してしまうところなんて、、、怖かった。

パーカッションを主とした音楽は生演奏でした。ちょうど私の位置からは最初は見えなかったんだけど、あれ??って思ってちょっと前のめりになったら、打楽器が見えました。
すごいな~これ。。。それに感動。

そう、360°の回り舞台もとってもうまく使っていて、場面転換とか見やすかった。。。
最初、球体のようなものがあって、そこから怪物が生まれるんだけど(最後の方もだけど)
これって、いつ入ったの?ってそこがイルージョンなんですけど。

あと、江守さんをはじめとする他のキャストの方もすばらしかったなと思います。

でも、なんといっても、坂本くんとヒガシはすごかった。
やっぱりジャニーズってなんだかんだと言ってもレッスンとかちゃんとやってるから
基礎ができてて上手いなと思いました。
坂本くん演じる怪物が、ちょっとダンスをするシーンがほほえましくて印象深かったです。

あ~できることなら、キャストが逆バージョン見たかったな。。。
最初の観劇がもう少し芝居始まってすぐだったら、、、逆バージョンなんとか見に行ったのに、それが残念です
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