もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「里見八犬伝」見てきました

2012-11-22 16:31:19 | お芝居
「里見八犬伝」 プレビュー公演 2012.11.16 14:00~ 新国立劇場 中劇場

加藤和樹くんが出るし、AAAの西島くんとかも・・・

若手の役者さんがたくさん出て、なかなか面白そうだな~と思ってたら、申し込み期間をすぎてしまって。

そしたら、追加公演として、プレビュー公演をするということで、応募。何とかチケットゲットできました。
アミュモバで取ったんだけど、そしたらアミューズ所属の渡部秀くんのファンクラブ扱いで、彼の写真をもらえるということで。。。
アミューズの役者さん大好きな、Yちゃんにあげることにしました。

新国立劇場はクリスマスモードになってました


開場がちょっと遅れたんですけど、中のカフェなどは準備ができてないとのことで、外のコンビニによってお昼を調達し食べてから会場へ戻ると、、、トイレと売店が長蛇の列でした。
売店・・・グッズなどを買うため、は休憩時間も、終演後もすごい列でしたね。

それと、キャストへのお花がすごかった。た~くさん並んでました。

客層は、芝居にしてはすごい若い。さすが、若手人気キャストを集めただけあります。誰がいちばん人気なのかなあ
知名度からいったらAAAの西島くんかな。でも、キャストへのお花の写メを撮ってるのを見ると、どのキャストもまんべんなくファンの方がいらしているようでした。

さて、八犬伝、私の年代だと、八犬伝といえば、人形劇なんですけどね。三谷さん!!あれは「新八犬伝」だった。
それから、小学生のころに、八犬伝の本(たぶん子供向けに書かれたもの)を読んだ記憶もあります。
なので、話のおおまかな内容は知ってます。

席は12列の真ん中で、めっちゃ見やすかった。招待者の席って感じのいい席でしたよ。
事実、プレビュー公演だから、私の2列前にはスタッフさんがたくさんいらっしゃいました。
あと、白井晃さんもいらっしゃってました。


一応。。。ストーリー


時は戦国、乱世の時代。

南総(現在の千葉県)を治める里見家では、領主になる里見義実を妻の玉梓(香寿たつき)が陰ながら支え続けていた。しかし、やがて義実は心変わりし、玉梓は処刑されてしまう。その「無念の思い」は犬神と合体し、玉梓を怨霊として蘇らせる。
そして月日が経ち、里見義実の重い病と、謎の瘴気による疫病で、南総は大混乱を起こしていた。この瘴気は里見家を滅亡へ導くため怨霊の玉梓から放たれ、その勢いは南総だけに止まらず、世の中の全てを滅亡させるべく暴走し始めていた。
義実と玉梓の娘である伏姫(香寿たつき・二役)は、彼女に思いを寄せる金碗大輔(山口馬木也)に誤って撃たれてしまうが、世の平穏を願う精霊となって、「犬」の字がつく姓を持ち、霊力のある玉を所持する八人の犬士達を導き始める…。

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「孝」の玉を持つ犬塚信乃(西島隆弘)は、武士の家に生まれたが、家が没落し農村で育った。庄屋の家で働く下男、犬川荘助(渡部秀)は「義」の玉を持つ。信乃と荘助は身分を越えて友情を育むが、どちらも庄屋の娘・浜路(森田彩華)に思いを寄せていた。
やがて、信乃は自らの数奇な運命に翻弄され、闘い、苦しむが、活発な青年であった荘助は信乃とは違った道を歩んでいく。
金碗大輔は償いの為に出家しゝ大法師(ちゅだいほうし)となる。その息子である犬山道節(加藤和樹)は、父に捨てられたとの思いから、玉梓の配下に加わっていた。道節はやがて、「忠」の玉を持つことになる。

里見家に仕えている剛毅な武道の達人・犬飼現八(荒木宏文)は「信」の玉、山村で田畑を耕し暮らす純粋な若者・犬田小文吾(村井良大)は「悌」の玉、女装の旅芸人で抜群の剣の腕を見せる犬坂毛野(矢崎広)は「智」の玉、瘴気に苦しむ人々を救うべく修行の道を歩む犬村大角(市瀬秀和)は「礼」の玉、伏姫の霊に育てられた勇ましい若手剣士・犬江親兵衛(早乙女友貴)は「仁」の玉を持っていた。
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選ばれし八犬士達だが、それぞれがそれぞれの思いや悩み、葛藤の中、様々な境涯で生きている。自分の運命に疑問を感じるものもいた。彼らは時に対立し、争う。
だが、彼らは運命に従い、伏姫の元へ導かれてゆく。世の中の滅亡を防ぐ為、壮絶な戦いの場へと乗り込むことになるのだ…。
(公式HPより)



ってことで、感想を・・・もしかしたら、ネタバレになるところもあるかもしれないので、
少しスペースあけますね



















やっぱりね、この「八犬伝」という大作を、3時間弱の芝居でするのは難しいですね。
どこにポイントを絞るかがキモだと思うんですが、
最初の背景のとこ、、、なんで、八つの玉が飛び散ったかあたりまでを、めっちゃはしょったから、
なんで、ゝ大法師(ちゅだいほうし)が八犬士を探しに旅に出ているか、彼らを一同に会してどうしたかったがなどがよく見えないんですよね。

だから、八犬士が一人ずつ出てきて紹介され(彼らがどういう人物かも含めて)、怨霊の玉梓の支配する敵たちと戦いをするっってことで終わってしまった感があります。

原作では、八犬士は里見家を救い、家臣となり、義実の八人の孫娘をそれぞれ娶るという話なのに、どんどん八犬士たち死んじゃうし。
まあ、そういう風にアレンジしたってことなんでしょうけどね。

原作どうこう考えなければ、まあ面白かったですよ。わかりやすい話ではあるしね。
さすがに若手の役者さんたちだけあって、躍動感に満ちてて、かっこよかったし。

一応、主演は西島くんになるんでしょうね。カテコで、真ん中だったしね。


気になった点を。。。
プレビュー公演だったから、しょうがないんだけど、
殺陣と効果音が合ってなかった。人を斬ったときの刀の音が1テンポずれてたりね。
殺陣自体も斬る人と斬られる人のタイミングがあってないとこもいくつか・・・
きっと、ここは本公演では直るんだろうな~と思いながら見てたけど。

あと、殺陣のレベル差がけっこうありましたね。
早乙女くんは、さすがでしたね。めっちゃ上手かった。新感線の芝居の時のお兄ちゃんを思い出したよ。
流れるようなしなやかな殺陣。これからが楽しみな役者さんです。

森田彩華ちゃんは、殺陣がね~ちょっとかわいそうだったかな。
彼女が演じた「浜路」という役は、よくわからなかったなあ。。。なんか役的にもかわいそうだった。

内容的に、加藤くん演じた道節とゝ大法師(ちゅだいほうし)は親子なわけなんだけど、
最初はいがみあっているのに、唐突にわかりあっちゃって。。。ここは納得いかなかったな~
もう少し、なんで、お互い認め合えることになったのか。ってのを描かないと。
だって、道節だけは、最初は玉梓側にいるわけだからね。。。


でも、全体的には、見応えはあると思いましたよ。殺陣がいっぱいでスピード感あるしね。
セットもなかなか面白い。

内容的にしょうがないのかもしれないけど、笑いを取る場面がなかったですね。
公演が進めばアドリブでも出るのかな~と思ったけど、でもそういう場がないかもです。


キャストで目立ったのは、、、
うーん、やっぱり早乙女くんかな。
あと、加藤和樹くんは、ホタルのときと比べるとうまくなったね。
ガタイもいいから、舞台の上での存在感が抜群でした。

あとは玉梓を演じた香寿たつきさん、宝塚だわ~発声とかひとりだけ群を抜いて上手かった。


私は、フラットな状態で見てましたが、キャストのファンの人は、その人に注目してみるわけだから、また感想が違うんだろうな~と思いました。
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