カトリック菊池教会 


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法律とその批判者に対するイエス様の心 

2012年10月07日 | 神父様からメッセージ(B年)
        
イエス様がこの世に来られた当時、イスラエルの社会の中で、法律や山ほどのルールにぶつかることになりました。人間を縛る613法に対するイエス様はどのような考えをもっていたのか欠かせない課題になります。実はこのような法律とルールは素晴らしいところから発生した。つまり神様と人間の間の愛の約束として定められました。その時決定された言葉は神様が言う「わたしはあなた達の神、あなたたちは私の民!」歴史中にイスラエル人は神様の導きとその助けを求めながら、答えとして、神様につながる、また神様への愛を示す法律を多数作りました。
1)まずどう言った法律がイエス様にどのようにかかわっていたのでしょうか。
ほとんどマタイの福音書にそって、答えることが出来ます。
(マタイ5章17~26節)(私は来たのは律法や預言者を廃止するためだと思ってはならない。)
イエス様が法律に対して特別な尊敬を示しています。イエス様が人に反感を持つ人、人をおろかものと言う人は裁きを受けるとおっしゃっています。税金でさえ支払うように教えられます。 
イエス様が昔の人々の中にもともとの精神を吹き込もうとしでいます。イエス様が神様の掟、私の掟とよびながら、それを守らない人は私の弟子になれないとおっしゃっています。
しかしイエス様がイスラエルの法の中で新しい精神を吹き込もうとしています。絶えず自分の話の中でもたらした新しいルールを紹介されました。「神を愛し、人間を自分のように愛しなさい。」
むしろ(マタイ5章38~42) 仕返しをしてはいけません、それより敵を愛するように勧めています。(マタイ 5章43~48)
2)イエス様自身と弟子たちも規則を守らないので当時の律法学者たちから批判されました。
イエス様がイスラエルの偉いものたちにも違反します。(マタイ 23章1~3節) (23章,23,25,27)
に破壊、腐ってる遺体のような心を持っています。安息日は人間の為に神様から定められています。
3)イエス様がファリザイ派の考え方を破壊するようにします。
人の健康は心から始まります。(マタイ 9章1~5節)
イエス様は人間の心から癒すように始めます。
安息日などのようなルールが良いこと、つまり人間の救いの為にあるから、人間を圧迫と賞罰する為ではないのです。
4)最後にイエス様が命を捧げられた最高の法を教えてくださいます。それは「赦し」の事です。
何回赦すべきかと言うペトロの質問に対して、(7回ですか...)いつも、いつまでも赦すべきです。(マタイ18章 21~34) たとえば:罪を犯した女。(ヨハネ 8章 3~11節)
5)最後にイエス様が十字架上で、一緒に死刑になる犯罪人を赦し(ルカ 23章42~43)、
自分を殺そうとしている者たちも赦し死の前にみ言葉をかけられました。(ルカ23章 34)
                               モヨリ神父


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