moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

三鷹 シンプリーフレンチ~日野 フジウ

2009年05月16日 | レストランなど/スイーツ
以前に三鷹市にある山本有三記念館に寄った帰りにたまたま見つけたお店・・いつか行ってみたいなぁ・・となぜかずっと気になっていたお店へ、最近になってやっと行くことが出来ました。
玉川上水沿いにある、「風の散歩道」と素敵な名前がついた道沿いにあるシンプリーフレンチ(Simply French)というお店でした。
お店の外のボードに食材の産地が表記されていましたが、一番下には野菜&シェフ、福島県須賀川と・・


ランチはコースのみで前菜、スープ、肉か魚料理、デザートの2500円のコースにしました。左の前菜は和牛ハツのグリル、サラダ仕立て。右はサラダ添えのパテ・ド・カンパーニュで、私はパテのほうでしたが、食べやすいけれども軽くはない・・バランスがよい感じでした。
             

グラスのスープはレンズ豆とやわらかい卵・・こちらの前菜をいただきましたがレンズ豆とクルトンの下には温泉卵みたいなとろ~りとした卵がかくれていたのでびっくり!そしてその意外性に嬉しくなってしまった一品でした。
右はグリーンピースのポタージュスープ、泡立てた円が描かれていてどことなくキュートな面持ちです・・
            

主菜は左が長崎港からの目鯛のポワレ、酸味のあるトマトのスープとあいまって下に敷かれたベーコンやキャベツが目鯛をひきたてています、鯛の身も結構厚く切ってありました。
右は多摩地豚のロースト、あさりとキャベツが敷かれている上の地豚はしっかり素材が生きているようでした。


左のデザートはまさしくシャンパングラスに入ったシャンパンのデザート・・見た目も素敵だし、シャンパン仕立てのムースをかき混ぜるといちごのソースが中に隠れていて色合いも綺麗で大人のデザートでした。
右はしっかり焦げ目のクレームブリュレ・・
珈琲やエスプレッソに添えられた珈琲シュガー・・キューブ状になっているタイプのものですが、半分にカットされているのも置いてありました、一個だと甘すぎる方もいる・・ということを察してのさり気ない心使いを感じます。
ここは店名どおりシンプルだけど心意気が感じられて、コストパフォーマンスが高い素敵なお店だと思いました。きっと又行ってみたくなりそうです・・


この近辺の風の散歩道は太宰治が亡くなった玉川上水のすぐ近くなので歌碑があったり太宰の故郷の青森の玉鹿石が置いてあったりして故人を偲べる場所になっています。
三鷹駅の手前には市で運営する太宰治文学サロンがあったりと太宰ファンにはなじみのある通りのようです。今年は生誕百年とのことで桜桃忌の6月19日にはまた多くの太宰ファンが集まりそうです。
            

この後、お茶するにはすこ~し遠いけどドライブがてら日野にあるパティスリー・ドゥ・シェフ・フジウに行ってみたい・・^^;という話になりました。
高幡不動尊には何度か行ったことはあっても、なぜかフジウの前は通り過ぎるばかりで今まで一度も立ち寄ったことがないというもったいない状況に陥っていました。
           

左のケーキは店名を冠したチョコレートムースケーキの「フジウ」、中にはキャラメル味のサクサクとしたピスタチオが入っていました、こういうケーキは文句なく好きなタイプです。
右は配色が綺麗でストライプが効いている「メープル」、カナダ産のメープルと苺のムースのケーキ。
        

苺のショートケーキ、「フレジェ」・・わぁ~、上にはポツポツっと雫が模されていてますますおいしそう・・
アイスのグラスも小ぶりでかわいい。
立川のエミリー・フローゲから移り、藤生さんがここにお店を構えてからもう既に16年経過しているそうですが、まだまだ意欲的にケーキを作り続けていらしてこれからも頑張ってほしいと思ってしまいます。
            

お土産用の焼き菓子の袋の絵柄が、そのまま絵本で使えそうなほどかわいい・・
ひとつひとつ丁寧につくられていて美味しかったです。
          

フジウさんへ行った後、すぐそばにある高幡不動尊に寄ってみました。
ちょっと久方ぶりでしたが土方さんの像も・・
小高い山に今回初めて登ってみましたが、結構息がきれます^^;
でもウグイスの声が間近に聞こえてくると汗がひくようでした。
頂上は視界がひらけているかと思ったのですが、木立から街並みを見てみた・・という感じでした。
紫陽花の時期は沢山の花が見られるそうです・・