moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

’07 真夏な京都(一)

2007年08月19日 | 京都
急に決まって短期間ですが京都へ行ってきました。
行ったところを出来たら全部?書いてみたかったのですが、今回も印象に残ったところをひとつ、ふたつに絞って・・

伏見稲荷大社、ここはずっと行きたかったところでした。
鳥居が幾重にも幾重にも重なっていて、そこをただただくぐってみたかったというのもあります(笑)
全国に何万とあるお稲荷さんの総本宮とのことで、「枕草子」や「蜻蛉日記」に取り上げられていて、和銅4年(711)秦氏が農耕神として祀ったのが始まりと言われています。

左は入り口の参道の鳥居から本殿を臨んだところです、
右は本殿を過ぎ稲荷山に入っていくとしばらくして鳥居が立ち並んでいるのが見えてきて、こっちへ進むんだよ、といざなっているようです。

道の途中に小さな稲荷塚が沢山ありました、ひとつひとつのぞいてみたくなります。
坂道のところでも鳥居があるとなんとか上ってみよう・・という気になってしまいます。

でも段々日も高くなるし、ますます暑くなってくるしできつくなってきました。
そうしているうちに四ツ辻という場所で突然眺望がひらけて眼下には京都の街並みが・・ここが頂上だ~っ!やったぁ!と思ってあとは下るだけ・・と思い込みルートを確認、三ノ峯方面へ、でも何かおかしい下っていることもあるけど上ることも多い、実はこのあとまだまだ先があったのでした、四ツ辻を中心にくるりと頂上の一ノ峯まで一周してまた四ツ辻に戻ってきた時には、あれ??なんで戻ってるの?と思ってしまい自分にとっては結構しんどかった~~^^;

風情あるお土産やさん兼休憩処、よく見るといろいろな方の名前の暖簾が・・
絵馬は普通の形ではなくお狐さんの顔の形になっていました。

段々と稲荷山の裾というか本殿に近づく道を下っていくと、どこにあるんだろう?と思っていた千本鳥居が見つかりました。
2004年のNHK大河ドラマの「新選組!」のオープニングでも実写と版画絵でこの千本鳥居を毎回みて印象が濃くなっていたのもあります、チャン・ツィー主演の映画「SAYURI」の中でも使われていたそうです。
通常は行きの道筋で見つける方のほうが多いと思いますが、道程によっては通らないまま頂上に向かってしまうので(所要時間2時間位です)、時間があまりなく先にここを見たい時は事前に稲荷山の地図をよく見たほうがいいようです。
いずれもこちらは入り口(私たちは出口?)から出口に向かって撮ったものです、反対側から行くと鳥居を奉納した方たちのお名前を見ながら行くことになるので、何も書かれていない面を見せる入り口から入ったほうが風情があるようです。

ずっと2時間近く鳥居に囲まれながら昇り降りし、最後近くにこの千本鳥居、なにか感覚的にちょっと別なものが湧いてくるような気がします、こんな短時間に鳥居を何千本も(万の数とも言われています)くぐること自体が非日常的だし驚きと神秘的なものを感じます。連なる鳥居がエキゾチックで引き寄せられているのでしょうが、お参りしている方でかなりな人数の外国の方を見かけたのはちょっと意外な感じがしてしまいました、すれ違った方とにっこりしあったり、別な方には出口はどこ?と聞かれたりして戸惑いながらもちょっとうれしかったりしました。

間をあけずにまた京都の話しをアップしたいです。