moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

初めての茅の輪くぐり

2006年07月05日 | 日常いろいろ
毎年この時期になると近くの神社で執り行われている「茅の輪(ちのわ)くぐり」があり、今回初めて参加してみました。

三宝寺池にほど近い石神井氷川神社では毎年元旦と7月1日に行われています。今年は7月は土曜日になっていたので娘から行ってみたい・・と言われたのもあるし、今迄殆ど知らない行事だったのですが初めて出かけてみました。

夏越しの大祓へ(なごしのおおはらへ)というのは6月の終わりや7月初めに行われ、半年の間に知らず知らずのうちに積もった罪や汚れを払い落とすためにも、大祓をしてきれいな心から遠ざかっていたものを本来の心に帰していき、健康を祈り、またあらたな気持ちで次の半年を迎えるという意味にもなっているそうです。
そうそう、自分でも7月を迎えると「もう、半年も経っちゃったんだ~!早いなぁ・・」とちょっと反省半分、それとその年の後半に思いを馳せる・・という感じ(ちょっとかっこつけ?笑)になるので、昔から6月から7月になると折り返し地点という感じで一区切りつけてあらたに色々と考えてみたくなる、というのは同じ感覚なんですね。

茅の輪くぐりは先頭に神主さんたちがくぐりぬけ、あとからぞろぞろと参加したい人たちが続きます。本来は歌を唄いながらくぐり抜けるのだそうですが、歌は省略されていました。∞の字を描くように3回ぐるぐるとくぐり抜け、最後の4回目にはお祈りしたいことを願うのだそうです。
私はすっかりくぐることに気をとられて最後にお願いをする、というのを忘れてしまいました^^;

歌の歌詞?はこうだそうです。
①(一回目)
思ふことみなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな→くぐって左へ
②(二回目)
みな月のなごしの祓へする人は千年の命のぶと云ふなり→くぐって右へ
③(三回目)
宮川の清き流れに禊(みそぎ)せば祈れる事の叶わぬはなし→くぐって左へ
④(四回目)祈念を整え改めて輪をくぐり抜ける

大祓い式、茅の輪くぐりが行われたあとには境内にしつらえてある舞台で、雅楽のミニ演奏会があり、横笛の龍笛(りゅうてき)と縦笛の篳篥(ひちりき)のお二方で演奏されていました。この神社では毎月1日に、雅楽に親しんでもらおうとミニ演奏会が行われているとのこと。
そのあと三宝寺池を娘と散歩しながら遠回りして帰ってみました。右はこんもりと紫陽花が緑の中に溶け込んでいます。
      
池の売店のそばには近くの幼稚園児が書いたかわいい短冊が揺れていました。