ちょっと前に新聞の記事で紹介されていた丸の内にあるケーキ屋さんが、とてもとても気になり(笑)行ってみました。
今年3月に丸の内の新国際ビル1Fにオープンしたパティスリー・サダハル・アオキ・パリ(patisserie Sadaharu AOKI paris)
すでに3店舗をパリに出店していて、この店は日本では初めての店との事ですが、次はニューヨークに店を持つのを構想しているらしいです。
でもいそがずに時期を見極めてから、とのことで"常に10年後の自分を見つめていれば、どんな回り道も糧になるはず"と仰っているそう・・
この日は丁度青木さんは店内に居たようでした!(後から確認したら、一ヶ月に一週間は仏から帰国して店頭に立って動向をみているそうです)
店内はまるでブティックのようで、白を基調にしたテーブルや椅子でカフェも併設されていて目に白が眩しかった・・
ケーキのディスプレイも店内のオブジェも無駄がないような計算された空間・・
ケーキは今迄見たこともないような、目が釘付けになるような凝ったデザインのものもあったり、和のテイストを出しているのもあったりと見ていてすごく楽しい。
味だけではなく、こんなところもきっとフランスで評価された一因なのかな?
抹茶を使ったケーキは色がすごくきれいに出ていて、竹を思わせるデザインが表に描かれているのもあり、抹茶は京都の茶園で特別に挽いたものを使ってるそうです。
他にも色とりどりのかわいいマカロンや焼き菓子も沢山置いてあり、マカロンは仏でもかなりな評価を得ているとのこと。
フルーツケーキに使われているキルシュ漬けのドライフルーツなども自家製で青木さんが実際に食べてみて、杏は南仏、イチジクはトルコ、洋ナシは南アフリカ、アーモンドはスペインなどなどその素材の一番の所を厳選しているそうです!
カフェは休日の夜7時過ぎでしたが満席(20席位?)に近くて、平日ではないので私達みたいにわざわざここに食べに来たかった^^;という人たちなのかも。
ケーキと一緒に頂いた紅茶も磁器のポットサービスではなく、鉄の茶器で出てきたので和を強調してるようです。紅茶もキャラメルテイストに青リンゴの酸味が効いていて(AOKIお勧めの紅茶と書いてあったような・・)何杯でも飲めそうな口当たりでおいしかった。
右の写真は店の外から撮った写真で、外からもおいしそうなケーキがよく見える・・
左の写真のケーキは"モモ"というシンプルな名前のケーキで一番上がブリュレみたいにカリカリとカラメリゼしてあり中段は桃といっても白桃の色ではない暗紅色にしたようなピーチで桃の甘酸っぱさが下のショコラの生地とあいまって、なんといっていいのかな?とてもフルーツが生きてるケーキでした!
一緒に行った家族が頼んだケーキもそれぞれ撮りたかったんですが、恥ずかしいよ~と言われてしまい断念^^;(チョコレート系のオペラとショコラプラランというのを頼んでいました)
抹茶と黒ゴマをカスタードクリームにたっぷり仕込んであるらしいエクレアや、パリッとした感じのパイ生地のミルフィーユ、オレンジのスライスと飴細工?が上に乗せてあり視覚的にも斬新なヴァランシアなど次回?食べてみたいケーキが沢山!
またきっと行きたくなるだろうな~と思わせる旬なお店でした!