旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

今高國夫先生と烏山塾の仲間たち

2011-08-09 22:59:36 | 交友

ぼくはいい先輩にも巡り会えました。

8月5日烏山塾の方々とカラオケに行きました。茨城に行ったときは恒例になっています。それにプライマリ-ケア学会のときは1日目の夜懇親会が終わると、この仲間とカラオケ屋に直行です。

烏山塾は今高國夫先生が開きました。今高先生は土浦市の烏山という所に診療所を開設しました。福祉関連の施設も周囲に作りました。2年前には「木の花さくや」というユニット型特別養護老人ホームも離れたところに建てました。

でも一番すごいなあと感心させられるのは塾を作ったことでしょう。学習塾ですが、生徒さんたちが集まるわけではありません。地域ケアを勉強したい人が集まる塾なのです。日本の開業医は関連福祉施設はよく作ります。でも塾を置く医師は稀です。

仲間たちは勉強もするし、歌ったり踊ったりが好きです。ぼくもたまに仲間に入れてもらって、山本リンダの曲に合わせてネクタイを頭に巻いたりして踊り狂います。

カラオケのスタートは決まっていて、「金沢の人」(北島三郎)です。これは塾長の今高先生が唄います。定番ですね。2曲目に、今回ぼくは練習していって「金沢望郷歌」(松原健之)を塾長にプレゼントしました。

この仲間は夕飯よりもカラオケが好きで? 夕飯はカラオケの部屋の中で注文です。インスタント風のチャーハンを頬張りながら唄うという初体験をさせてもらいました。

さて、ぼくが初めて今高先生に出会ったのは高校2年生の夏のことでした。金沢大学医学部に合格されて間もない今高先輩が後輩の指導に高校を訪ねてくれたのです。こういう行事が茨城県立土浦第一高校にはあったのです。

ぼくはまだ医学部に行こうなんて考えてない時期でした。「宗教の本など読みながら医学部に合格した」先輩に、思わずぼくは質問しました。「どんな本を勧めますか?」そしたら、先輩は優しく怒って「今は受験勉強し専念しなさい」って言ってくれました。

大学卒業直後、先輩のいる国立霞ヶ浦病院で研修しようかなと真剣に考えた時期もありました。慶応大学のどこかの医局に入らないとダメと言われて、後ずさりしてしまいました。でも、長い間を経て、先輩と親しく接するようになったのは旧プライマリ-ケア学会のおかげです。お互いに理事の立場で再会したのでした。いつもサポートしてもらい、持つべきものはよき先輩と感謝しています。

 


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