「こごえた手を胸に抱いてあたためてやり
痛む胸を撫でさすってやり
一生を遠しともせず
尊い道を歩みきた
故郷というものは特別にあるものではない
心をとどめたところこそ 本当の故郷である」
韓国で1000人以上の孤児たちのために活動した曽田嘉伊智の生涯を描いた本『慈雨の人 韓国の土になったもう一人の日本人』(江宮隆之著、河出書房新社、2013年)の最後に出てくる墓碑の詩です。
本当の故郷とはどこかを教えてくれています。
痛む胸を撫でさすってやり
一生を遠しともせず
尊い道を歩みきた
故郷というものは特別にあるものではない
心をとどめたところこそ 本当の故郷である」
韓国で1000人以上の孤児たちのために活動した曽田嘉伊智の生涯を描いた本『慈雨の人 韓国の土になったもう一人の日本人』(江宮隆之著、河出書房新社、2013年)の最後に出てくる墓碑の詩です。
本当の故郷とはどこかを教えてくれています。
ま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」を思い出しました。