山本和利教授退職記念祝賀会

昨日、参加してきました。

札幌医大地域医療総合医学講座同門会の主催で、大学の偉い人の参加はなく、楽しい会でした。

「20年と2か月。大学の中でよく耐えた」と祝辞を述べました。大学医学部は総合診療に対して支援よりも批判的で厳しいからです。

この4月からは松前町立病院で事業管理者をされるそうです。診療も週3日はされるということなので、

あれを見よ　深山の奥に　花ぞ咲く
真心尽くせ　人知れずとも

という詠み人しらずの歌を送りました。

札幌医大にこの講座ができたのでは、当時堀達也知事の肝いりでした。

きょう片づけものをしていたら、平成8年12月14日に知事公館で開催された「知事のふれあい座談会」の写真が出てきました。テーマは「新たな地域医療の展開を求めて」でした。

行木紘一先生、楢戸健次郎先生と一緒でした。札幌医大に地域医療にまい進する医師を育成する講座をと堀知事にお願いしたのでした。自治医大1期生の山本和利君が初代教授となり大きな貢献をしてくれました。20年お疲れさまでした。