旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

みちのく総合診療医学センター

2012-04-01 23:48:42 | 学会活動

みちのくという言葉の由来はセンター長の小幡篤先生から伺いました。

その歴史もあるのですが、現在的な意味合いは東北地方太平洋側のようです。

宮城県では唯一の家庭医療学専門医養成プログラムを持っているのが、母体である坂病院です。ここにこのセンターができました。

今田院長はもちろん総合医養成に理解のある方であり、センター長を務める小幡先生は循環器専門医からの転向ですが、しっかりとした考え方を持つに至ったそうです。副センター長の佐々木先生はERの経験もあり、総合診療に燃えています。

1期生ふたり、それに仙台市以外の診療所の先生方が協力してくれることでよき研修施設群が整っています。学会の理事である藤沼先生がトータルアドバイザーを務めます。

目標は家庭医療医・総合診療医・ER医養成と幅広いです。やや気になるところではありますが・・・。柔軟に対応してくれることでしょう。

この東北地方におけるこのセンターの役割をよく勉強してから、講演に臨むべきでした。

参集した人の中には秋田、岩手で研修プログラムを開始する方々もおられ、この機会が東北での飛躍の第一歩であったことは間違いありません。