一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

カーテンの現場打合せ

2009年10月10日 11時22分25秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ カーテン打合せ前に、現場の説明も…


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


本日は、カーテンの現場打ち合わせです。

このタイミングでは、内外装は終わり、
クリーニングも掛けていますので
外構を残すのみという状態です。




▲カーテン専門業者に現場で採寸してもらい
ロールブラインドの取付け方法と選択肢の説明中です。




その状態で、事前に決めていたカーテンを
念のため現場で色や生地、取り付け方法の変更はないか
最終確認するのです。


施主にとっては、完成の状態を確認できる最初のタイミングです。


カーテン打ち合わせの前に、完成状態の説明や打ち合わせも行っておきました。



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台風18号のあと…

2009年10月09日 09時37分49秒 | 建築家の日記
▲これは、台風とは関係ない写真です…(^^)ゞ 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

強い雨風をもたらした台風18号が去りました。

まだ雲は多いですが、
今朝の透き通った空気と太陽に照らされた樹木の輝きは格別です。

ミタス一級建築士事務所の前の、銀杏並木もそうです。


嵐や台風が去ったあと、市街地を車で走っていると

思わず声を上げてしまうほど、
美しい風景を見ることがあります。

やや高台から長いくだり道路で、見通しの良い場所です。

具体的には、市ヶ尾駅あたりから青葉台駅に向かう
国道246号線はそれに該当します。


ここは普段は、霞んでいて全く見えなかった
富士山や八ヶ岳が、

「こんなに近くに、こんなに綺麗に見えるのか…」
と驚くくらい、ハッキリ大きく美しく見えるのです。


時間が経てば経つほど、空気も汚れてきます。

本日の遅くとも午後1番に
仕事を数時間抜け出すことができれば、

高速を飛ばして山のほうへドライブしたい気持ちで
ウズウズしています…(^^)ゞ

もし抜けられたら…本日写真をアップします。(^_^)v


……………………………………………………………………………

P.S.

抜け出しました!

雲が多かったので、写真を撮ることより…(^^)ゞ
箱根と芦ノ湖あたりで
清々しい気をたくさん浴びてきました…(^_^)v



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断熱工事の勘違い

2009年10月07日 10時42分31秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲防湿フィルムの間違いを指摘し、
手直しを行ってもらった後の写真 その1








▲防湿フィルムの間違いを指摘し、
手直しを行ってもらった後の写真 その2



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


断熱材の工事と防湿フィルムの間違いについて
メールで相談が来ました。


即日返信はしておきましたが、
問題を共有しておきます。


間違いの写真は、私のホームページの


断熱材間違い


をご覧下さい。ここに出ている写真の工事は、すべて間違っています。


関東以南では、

ほとんどの工務店と一流ハウスメーカーでも
かなりの現場で、いい加減な工事が今でもなされているのが
現状のようです。

すべて、間違いは同じパターンです。

有名な建築家でも、残念ながら無頓着な人が多いようです。

断熱材の工事や防湿フィルムなどの隠れてしまう工事には
興味がないのでしょう。

これらの工事では、同じ断熱材を使っていても
断熱性能が半減しますし、

防湿フィルムの間違いは家の耐久性に影響します。


私は、これら写真にあるような断熱材を外壁には使いません。

2×6工法の建物でグラスウールを使う場合は、
欧米と同じ方法でもっとしっかりとした防湿フィルムを
全面に張ってしまいます。


私の間違いの指摘コメントは、ハッキリ言い過ぎるので
最近は、このような内容の発信は控えています。

しかし、このホームページのコーナーは、
もう少し充実して改定し、正否の写真や解説を増やすことを
考えた方が良いようですね。



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雨の地盤調査

2009年10月06日 10時30分46秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ 地盤調査中です。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、朝一番で地盤調査や敷地調査の立会いをしてきました。
作業は、現場でまだ続いています。



作業をしている人は、作業だけでなく記録もしますので
雨は、やりにくいでしょう。

手動式とは異なり主な記録やデーターはすべて機械が行うため、
書き間違いということはありません。


地盤改良が必要な場合、その次に心配するのが
機械が入るかどうかです。

土地によっては、この機械が入らないということがありますので
その点も、この時点で調査検討して判断してもらいます。



地盤調査以外に、

敷地調査(正確な広さや境界だけでなく、他の敷地を含めた高低差の測定)や

役所調査(道路、給排水、ガスの経路、法規関係)などを行います。

これを3点セットといい、これを行ってから正確な設計に入るのです。




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ミラノ大聖堂

2009年10月05日 12時14分07秒 | イタリア ミラノサローネ2009
▲ミラノ大聖堂の内部


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ミラノサローネ の続きですが、サローネ会場は前回で終わりにして

ミラノの簡単な紹介をいたしましょう。

今回は、ミラノ大聖堂の内部です。

以前の

ミラノ大聖堂で屋上コンサート

の続きともいえます。外部や屋上は、前回のブログをご覧下さい。


大聖堂の大きさでは、世界のベスト5に、
イタリアは、ローマ、このミラノ、フィレンツへの3つは入っています。




▲他にも写真を撮ってる人が…

























▲これは、地下の展示室にあるものです。
何だったのか…説明は、忘れました…(^^)ゞ




西洋、とくに欧州では、教会の建物は、今でもやはり一番目立ちます。

500年も掛けてよくもこんな空間を造れたなぁ…と
教会の絶大なる権威とともに、建築家にも建築技術者にも、
職人にも、そして芸術家たちにもすべてに驚嘆しながら

いつも観ることになります。





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オーダー家具の打合わせ

2009年10月02日 13時20分46秒 | 建築家の日記
▲スタッフとオーダー家具の最終打合わせ中


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


昨日は、月初めで午前中は全体ミーティングを行いましたが、
ミーティングの前に朝一番で現場打合わせ、

ミーティングの後にも、業者と事務所で打ち合わせ、
その後、関内の事務所協会を廻ってから別の現場確認と打ち合わせ。

戻ってから、スタッフとの打ち合わせ…

と打ち合わせ続きの日でした。



本日も朝一番から業者と打ち合わせのあと、
スタッフとオーダー家具の最終打ち合わせに
業者のショールームへ行ってきました。

内容はベンチ収納とダイニングテーブル(IHヒーター組込タイプ)でした。






▲今後発売予定の建具の試作品






▲この幅2.5メートルの収納家具と

▼この幅45センチ程度の箱とどちらの値段が高いでしょう?



質問をするくらいですから…(^^)ゞ
価格が高いのは小さい45センチ程度の箱です。

小さい箱上部にある布のようなものも木製でできていて
上から被せているのですが、かなりの精度をもった木製の箱です。





▲これは、防犯収納
いわゆる隠し収納箇所が5箇所あるものです。




この防犯収納、100人に見せても、
1人も5箇所発見できた人はいなかったとのことですが、

私は4箇所まではわかって、5箇所目も隠し場所を推定して
目を付けていたのですが、先に答えを言われてしまい…

黙っていてくれたら、
もう少しで正解できたのに!(笑)


他にも自慢の仏壇収納や、マル秘の収納家具…
などなどを見せてもらい帰ってきました!


本日は、このあと夕方から夜にかけて、

フランクロイドライトの設計した
自由学園 明日館の見学とセミナーに池袋まで行きますので、
雨が止んで欲しい!!


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少スペースを演出する その2

2009年10月01日 11時27分15秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ 完成後の玄関出窓


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

10月が始まりました。今年もあと3ヶ月です。

さて、昨日 9月30日 の続きです。


限られた空間であればあるほど、いかに快適に拡がりを感じさせていくか?

平面的には限定されますから、私は上部までの空間をどうするかを考えます。

この写真は玄関で、

上部は吹き抜けにして心地よさを演出していますが、
平面的には、それほど広くはありません。

吹き抜けの上部には、窓を付けて明かりを取り
2階の室内側からも拡がりを感じさせるために窓を付けます。




▲玄関ホール上部の吹き抜け


空間の平面的な拡がりのために
ハメ殺し窓の出窓を付けたのですが、



▲完成前の出窓写真




ポイントは、

・床から低い位置から上部まで大きく付ける。

・窓の外に視覚的な拡がりを持たせる。


1番目は大きく付けた方が実際に広いわけですから、当然広く感じます。

但し、法規上の容積率や建ペイ率に入らない範囲内で行いますので
無制限に大きくはできません。


この2番目のポイントも非常に大切です。

写真のように、外部の少しのスペースを利用して坪庭を演出しましたが
その空間を見せることで、より拡がりを感じさせることができます。

この窓の外がすぐに隣地の塀ですと、空間の拡がりはあまり感じませんね。


このテクニックは、2階リビングなどでも私はよく使います。
2階リビングなどでの実例写真は、次回にでも。




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