グランフォンドを走りきったバイクは、ピナレロの新作トップモデル「ドグマ65.1 THINK2」。
この最新カーボンフレームに、カンパニョーロのスーパーレコードEPS、シャマルホイールにコンチネンタルアタック&フォースが装着されていました。ハンドル&ステムはモストカーボン一体型。この仕様でおよそ300台が用意されていました。サイズはもちろん事前申告済みでピッタリ。
ドグマのファーストインプレは「スゴイ気持ちイイ!」。最近の上位モデルはパリッと硬く踏むほど反発するイメージですが、ドグマは違って「スイーッ」と加速していきます。こんなに滑らかな乗り味は初めての体感。キレイに加速していくというか、無駄なエネルギーを使わず進んでいく感じ。自分の感覚よりスピードは出てます。挙動が安定しすぎて急に乗っても前から自分のバイクだったかのよう。シャマルの硬さも感じにくいほど乗り心地良く、直進性が強いのでレース機材なのに初心者にも向いています。しんどくなってきてからもバイクが助けてくれる感じがあり、今回の様なロングイベントには最高でした。