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2017.05.23 焦げたマーマレードの再生法

今年は、何回も日向夏(夏みかんの一種)でマーマレードを作りました。
 

日向夏を毎朝1個、中身だけ食べて、皮をタッパーに保存しておき満杯になると
刻んでマーマレードにします。小夏というみかんでも、同じ様に出来ます。

 

刻んでは、チタンのボールにとんどん入れて行きました。こんな感じで、刻みました。
日向夏の助かるところは、黄色い皮の下の白いところが苦くないので、除去しないで、
そのまま刻んで使えるところです。
これを、茹でこぼしてから煮始めます。
(めんどくさがり屋の私は、1回しか茹でこぼしません。日向夏や小夏は苦みが少ない
ので、1〜2回の茹でこぼしでも大丈夫です。)
柔らかくなったところで、果肉の3分の1量ぐらいのグラニュー糖を、数回に分けて
入れます。最後にレモンの絞り汁を入れて少し煮て、塩少々入れて出来上がりです。

皮だけでなく、果肉を入れるとなお美味しくなるそうですが、私はもったいないので
皮だけ使います。
以上は、私の自己流のやり方です。 

 
 

出来上がったら蓋をして、翌朝迄冷まします。
チタン鍋ティアラは、ジャム作りの強い味方です。 

    

     

何回目かの時、マーマレードを少し焦がしてしまいました。
それで、焦げていないところだけ掬い取った後、 焦げたところは捨ててしまおう
と思い鍋を洗いかけて、いや待てよ、焦げてると言っても真っ黒ではなく焦茶程度。
どうするか後で考えようと、その焦げた鍋に水を張って、ひとまず外出しました。 
そして、帰宅後その焦げた部分を煮たのが、上の瓶入りのものです。
これが、結構料理に合うのです。
捨てないで,良かった!

 



豚肉を焼く時にこのマーマレードを加えると、香りが良く大変美味しくなりました。
豚肉のマーマレード焼きですね。
たしかハワイ料理でも、豚肉とパイナップルの料理がありますね。 
豚肉は、香りの良い甘い果物と合うみたいですね。豚肉の臭いも消えます。
普段甘い味付けをしない私ですが、これは好きだなと思いました。 

 

これは、昼食ですが、ドレッシングに 少しお焦げマーマレードを加えました。
お焦げと言っても、焦げた臭いなど全くせず、良い香りです。
粗食料理研究家としては、満足でした。
もちろん、焦げていないマーマレードの方がなお美味しいかも知れませんね。
 

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