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2010.04.28 鍋蓋の実験(その2.チタン鍋<小型>で)


(1)
今回は、チタン鍋<小型>で、炊飯のテストです。
2割増の水を入れています。
私は、普段、1.2合のお米を炊いています。(自分の3回分の量です。)
2合炊くことも、多いです。
今回は、チタン鍋の小型で、わざと、小さめの蓋を使って炊いてみました。



(2)
3~4分経って、噴き上がってきました。
ここで、一番小さな火にしてしまいます。



(3)
おねばの泡が、大きくなって、少なくなってきました。
この間、鍋の中に蓋があるので、鍋の外へは吹き出さない為、レンジが全く
汚れません。



(4)
沸騰してから7~8分経って、完全に、水が引き出来上がりました。
ここで火を止めて、10分間蒸らします。



(5)
なんと言う、素晴らしい炊きあがりでしょうか。大成功です。
ピッカピッカです。



(6)
炊きたてのご飯で、カレーの昼食です。
こんなに美味しいカレーは、なかなか無いと思いました。
(このカレーも、チタン鍋一杯作っておいたものを、チタン鍋毎、冷蔵庫に保存しておき、
チタン鍋毎暖めては、食べているものです。毎日感動しています。)



チタンゴールドパンは、名前の通り、フライパンとして、売り出されており、蓋はないの
ですが、それ故か鍋の縁が厳密には真円ではない様で(特に27センチの中型の鍋の場合)、
ジャストサイズの蓋ではガタガタとして、うまく合わない場合があります。
それで、逆に、少し小さめの蓋なら、むしろ、きっちりと納まることが分かりました。

そして、炊飯の場合はおねばが吹き出しますので、ジャストサイズの蓋の場合は、おねば
が若干溢れる為、レンジが汚れます。
鍋より少し小さな蓋を使えば、鍋の外へ吹き出さないので、大変理想的と分かりました。
チタン鍋でご飯を炊き初めて2年も経って、最近気付き始めた為、この実験をしました。

ガス会社の炊飯鍋や、一般の炊飯用の鍋の蓋は、鍋の縁よりも大分下にある様です。
吹きこぼれを考慮した、賢い設計だったのですね。

※前編の実験と今回の実験を終えて、結論としては、炊飯の場合は、鍋のジャストサイズ
ではなく、鍋より少し小さめの蓋の方がお薦めだと分かりました。


…と言うことは、
チタン鍋の蓋は、今迄に自宅にある鍋の蓋を使えば事足りると思います。
全然蓋の手持ちが無い場合のみ、購入されるといいと思います。
少し内輪目のサイズのものを。


又、一般的に、上等の鍋の蓋は上等です。
私は、長い間の鍋の蒐集家(?)で、良い鍋ばかり沢山持っていましたが、しかしそれを、
もったいないとは全然思っておりません。
鍋本体は、もう使うことはないのですが、それらの良い蓋達が、10個程あるチタン鍋や、
チタンゴールドボールの蓋として、大いに活躍してくれるので、それが一番感激です。

チタンゴールドパンとチタンゴールドボールを、計10個使っている調理師のYさんも、以前
アメリカにいた時、高級鍋10数個のセットを買って来たのですが、チタン鍋を知ってから、
もう、それらステンレス高級鍋の本体は使わなくなったのですが蓋だけを愛用しています。

又、蓋はガラスに越したことはありませんが、皆さん、ステンレスの蓋でも炊飯しています。
その場合、(私も今回テストして分かったのですが)、鍋の中に落とし込んだ蓋の縁から、
おねばが上がらなくなったら、水が無くなったと言う合図で出来上がりですから火を止めます。
また、美味しい香りでも、充分分かるそうです。

近く、「チタン鍋の蓋に付いて」纏めて、ショップ充実作戦第4弾として、ショップの方に
載せる予定ですので、よろしくお願い致します。



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