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空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

ヘリコプターの音に感謝

2011-03-25 09:57:00 | 趣味・航空機
先日ラジオで被災地の皆さんが、口々にしていた言葉、「自衛隊・消防をはじめ多くの防災関係の方々のおかげで何とか助かりました。有難いです。特にヘリコプターの音が聞こえたときは、あア・・助かった!と思い涙が出ました。」また、関東のリスナーは、「日頃は上空を飛ぶヘリコプターはウルサイ!としか思っていなかったが、毎日のように上空を通過する自衛隊のヘリコプターの音を聞いて、これほど頼もしいと思ったことはありません。関係者は何とか被災された方々のために頑張ってください。もう音がウルサイ等とは言いません。ヘリコプターに感謝です。」・・・色々な声がライブで放送されていました。阪神淡路大震災の際もこのような声は多く、巻紙の激励のお便りを頂いたことを思い出します。
初動の救助活動から逐次物資空輸などの救援活動へと移行しつつあると思いますが、防災関係機関のヘリコプターが一致協力して、ヘリコプターの特性に応じて効果的に活用されることを願っています。今回の災害で初めて、航空燃料を消防防災等の機関が自衛隊の支援を受けて使用したと聞きました。ヘリコプターにとって、航空燃料の確保は活動に不可欠のものであり、防災関係機関が共有できたことは今後の大きな自信になるかと思います。機関を超えた協力で補給整備等が実施されるようになることで、連続する長期的な活動を可能にし、交代で休養も取ることが可能になります。今後は、同一機種の補給整備関係の部品レベルの相互支援まで発展すれば、更に大きな力になると確信します。自衛隊と民間の操縦士や整備士の資格付与についても共通化して人材運用が改善されるようにするため、防衛大臣が自衛官に付与した一定の技能証明を国土交通大臣がそのまま認めるシステムを導入されることを願っています。これが官民を挙げたヘリコプターの初動災害救助活動と長期連続運用を可能にすると信じております。写真は総務省消防庁のヘリコプター(運航は東京消防庁)です。

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