10年9月9日PET検査結果

朝早く出て静岡がんセンターまで日帰りで行ってきました。
天気がよろしくないので富士山は見えず残念・・・。

最後の治療経過を掲載していたのが陽子線治療を始める直前の
ほぼ2年前。その間3ヶ月に一度CT検査とたまにMRIで脳転移を調べていました。
陽子線およびリニアックによりQOLを維持したまま、
2年間もの時間を創出できたことは、ひとまず成功と言ってよいと思う。

主治医は、2年前のPET画像(4箇所集積有)と今回の集積のないPET画像を
並べて見せて下さり、確かに何も集積は見られなかったことを確認できた。

とにかくほっとした。

前提として治ることはないので、そろそろ次の転移が出て来るかなという
不安が大いにあった。

最後の抗がん剤投与から既に4年？経過だったかな。
ここまで抗がん剤なく放射線治療のみで過ごしてこられたので、
当然QOLも良い。唯一は、咳がひどいのと階段の昇りがきついこと。
困っていることとは言えばこの程度。

先日WT1ワクチンと書いたが、現在摂取しているワクチンはBCGでした。
訂正します。
これも相互に効いているのか不明ですが、陽子線とリニアックは確実に
よく効いたと思う。

最近TVで南東北がん陽子線治療センターがよく取り上げられますね。
陽子線のみで一つ病院が出来てしまうのだから、
それなりに需要があるということなのでしょうか。
費用が高いのがネックですが、選択肢の一つに入れてセカンドくらいは
やってみる価値はあるかもしれません。

結果が良かったので気分よく三島でうなぎを食べて帰りました(笑)。

各地のリレー・フォー・ライフ開催へ

先週末に初開催の福島が終了。
こちらで全国のRFL日程一覧が見られます。

http://www.jcancer.jp/relayforlife/2sanka/index.html#iinkai

本日は雨模様で気温が落ち着きましたが、このくらいの気温だと気持ちいいでしょう。
今週末は、各地で複数開催となります。

あなたのご近所のRFLはどちら？？？？

静岡県は、昨年同様御殿場で開催されます。

http://rfl4zuoka.web.fc2.com/

裾野、三島、長泉町でサルが出没していますが、御殿場は大丈夫なのかしら？

真央ちゃんのコーチが佐藤信夫さんに決定！

キム・ヨナがロスに拠点を移したと思ったら、
真央ちゃんのコーチが佐藤信夫さんに決定！

もう今期は、コーチなしで行くのかと思ったので一安心。

普通に考えて中野さんが引退したので、空きがあるのは佐藤さんだけ。

浅田真央のコーチに就任するというのは、生半可な気持ちではすまないことを
当然佐藤信夫コーチも分かってらっしゃって熟慮されていたのかな・・・。


あとは、プルシェンコのアマ資格剥奪を何とかしてほしい。

「だいたい分かりましたよ。」の熱海の捜査官

我が家は、夫婦でダイバーなので熱海が大好きです。
潜ってよし、温泉入ってよし。
普段地上波のドラマなんぞに興味はないのですが、
何度も熱海に宿泊してることもあり「熱海の捜査官」というタイトルと
時間的にも金曜深夜と非常にサラリーマンに見やすい時間帯だったこともあって
初回から見てました。

このドラマは、何というか独特の雰囲気を持ってますね。
しかも、監督さんかなりの映画マニアでしょうか。

登場人物が全員一筋縄ではいかないというか、普通じゃない人ばっかりで。
少しぐぐって見ましたら「和製ツインピークス」なんて言葉も出てきました。

ああなるほど。普通でない登場人物が多いこともそうですが、
それよりもデビッド・リンチの臭いはかなりしましたし、
ラース・フォン・トリアーの「キングダム」的な印象もあります。
あれも変な人のオンパレ－ドだった。

鑑識のエリート捜査官坂善ですが、髪型がちょっとおかしいです。
でも、この髪型は絶対「イレイザーヘッド」のジャックだと思います。
あのぼさぼさ感。
早口でしゃべるキャラのようで、うっかり大事なセリフを聞き逃しそうになります。

あと南熱海署の桂東と書いて「けいとう」さん。
いつも星崎（＝オダジョー）にいたずらを仕掛けるんですが、
このいたずらをしかけるケイトーは、まんま「ピンクパンサー」のケイトーですね。
あっちは、男ですが。
どちらもだいぶ古い映画なので知ってる人の方が少なそうですけど。

比較的新しいところでは、シャマランの「ヴィレッジ」から被り物で驚かすとか。
その被り物をしていて穴に落ちた（まんま「ヴィレッジ」です）虻川とかいう
気味悪い爺さんもリンチ的です。
この爺さんが怪しい雰囲気の南熱海天然劇場で手品するのも、
リンチワールドなんですよね。

敷島先生の役をやってるのは、どこかで見覚えがと思ったらセガールの娘でした(笑)。

そんなところが私の映画好きなツボを刺激しております。

で、実際熱海で撮影してるのか！？
してますね。先週は、駅前商店街が出てきました(笑)。
以外に温泉が全然出てこないです。

南熱海の町が舞台ですが、実際には南熱海という地名はないです。確か。
それを南熱海の中心ということで劇中「あたちゅう」とか言ってました(笑)。

あとは、ところどころ三浦半島、湯河原、小田原とかも出てきているようです。

毎度毎度オダジョーが「だいたい分かりましたよ。」と言うんですが、
見ているこちらは、全く分かりません。
登場人物は、実は裏で繋がっててというのが小出しに小出しに出てきます。
あちこち伏線だらけではあるんですが、非常に難解です。
どうやって決着するつもりなんでしょう。

熱海在住の人に是非見て欲しい。

【覚書】えらい先生の外来受診その2

よほど自信がおありなのか腹腔鏡か最悪でも小切開でできると
自信満々のご様子でした。
この先生にとっては、開腹は素人のやることという認識なんでしょうか。
こんなに癒着してるのに～？？？？
ダグラス閉塞してたことも言いましたが・・・

「そんなもんは何とでもなる」

ひぃ～そんなもんてわたくし自分の仕事に対してそこまで自信はもてませんが。
まあ、患者にとっては心強いし、有難いことです。
内視鏡は、高くつきますが痛くないにこしたことはない！

それから「おっ！」と思ったのが
「内膜症は内視鏡の方がよく見える。」と確かに言われました。

内膜症協会曰く、内膜症は腹腔鏡の専門医に診てもらうのがベストらしい。
内視鏡でないと小さな内膜症病変は、見過ごされてしまうからと。
なので、協会としては、医者を探す時、まずは腹腔鏡専門医リストに名前があるかどうかを
確認せよとアドバイスしています。

「わたしの患者は、4日もしたらピンピンしてますよ。
開腹は痛かったですか？」
「（当たり前やっ）はぁ・・・ピンピンはしてなかったですね・・・」

ここまでの自信をお持ちでしたら、とりあえず手術は心配なさそうです。

さっそくいつごろがいいですか？となり、
「年明けくらいで・・・（ていうかそちらのご都合でよいですが？？？）。」

「分かりました。じゃあ、その前にちょっと時間あるから卵子凍結しましょうか。
で、体外受精説明会出ましたか？今月あるので夫婦で出てください。」

卵子凍結→手術→半年経過→受精→子宮戻し？

前の病院で言っていたようなスケジュールとなりました。
成功したとして妊娠は、まだまだ先の話です。
卵巣機能は、35を超えるとどんどん低下し、妊娠率も悪くなるので
とりあえず30代のうちに卵を確保するそうです。
いかに質の良い卵が取れるかそこが重要みたいです。


たんたんと仕事をこなされる先生で、ああ言えば上祐みたいな。
しかし、旦那いわく「筋は通ってる」とのこと。
まあ、偉い先生とはそんなものだということで。
全ては、結果。もうそれだけ。
患者によりそってくれとは贅沢だから言わない。

最後に「ロキソニン処方してください。」と言うと
「どのくらい飲んでる？」と、ものすごい食いつきようで
「毎食後1錠です。」と答えたら
「1日3錠！？何日間飲む？」
「生理初日から4日間位です。」と答えたらえらい怒られた

「あなたね。そんな状況だと妊娠よりまず治療（手術）でしょう！」

えぇ？そうなの？

病院変われば何とやら。
今までロキソニンを処方してもらっても別にそんなこと言われなかったし、
そんなに飲むなら胃薬も飲んでるんだろうなと念押しされたが、
そんなものは一度も処方されたことない。
胃は、丈夫なのか荒れたことは一度もないし。
何よりロキソニン飲んでりゃ仕事は穴をあけずできてるんで安心しきっていたのだが。

「ロキソニン飲むときは、胃薬も一緒に飲みなさい！」
「でも、まだボルタレンには手を出してませんよ。」というと
「同じ！」
とこれまた怒られた。そうだったのか

「一回診た方がいいな。次回内診しますからね！」

ははぁ。お代官様。　　

こんな感じで所要30分ほど。
だからどんどん予約時間からずれて行くようです(爆)。

つづく・・・

吉祥寺で泉谷しげるに遭遇

成分献血しに吉祥寺へ行ったら泉谷しげるがイベントやってました。
東京で芸能人をあまり見る機会がなかったのですが、
芸能人にあえて嬉しかったです(笑)。
でも、ただのおっさんですね。

暑いのでやはりキレてました。
ほんとご苦労様です。

肝心の献血ですが、Hbヘモグロビンの値が足らずにアウト。
献血再開して2回うまく行ったのですが、

5月→13.4
8月→12.2
9月→11.3

と下降してます。
手術前は、10回に1回ほどしかHbがクリアできずでしたが、
まあ一桁にならなければよしとするか。

反対にコレステロールは、上昇傾向だったりします(爆)。
食べるのをやめることができない（＞_＜）。

【覚書】えらい先生の外来受診

いよいよえらい先生とのご対面の日。
とにかく混むから気長に待つようにと言われてはいたが・・・。
12時半に予約を入れてもらい、仕事は午前中で切り上げ退社。
昼抜きでかけつけて間に合った。
大学病院のえらい先生を初対面で待たせるわけにはいくまい。

「○○さん○番にお入りください・・・」
という先生の声が明らかに疲れている・・・というか面倒くさそうな感じ？
きっと先生も昼抜きで外来をこなしてらっしゃるのだろうと
何とか好意的にとらえるようにしたが、2時間は長かった。
予約していてコレとは。
これなら十分ランチできたじゃないか。
半分食い物の恨みか
旦那も腹減って半分キレ気味だよ。
次こそ！と思い待つこと待つこと。ようやく順番が来た。
12時半の予約が2時半。
前に座っていた人も昼を抜いてきたのか、途中から買出しに出かけて
イスでおにぎりを食べはじめる有様。

中に入ると
「会ったことありましたっけ？」と。
「ないです。」キッパリ！
「で、どうしますか？」
いや、それを聞きにきたんですが・・・
まあ、ここはぐっとこらえて月経困難な状況や
手術しても妊娠できなかったことなど説明。
「でも卵管は通ってたんですよね？」
と、無邪気に言ったら
「こんなもん通ってるて言いませんよ。」
卵管造影のレントゲンを見ながらあっさり言われた。
こんなもんって(爆)。
確かに卵管の先、卵管采は癒着で？閉じてるっぽいですが。

「MRIもありましたね。」と画像を見始める先生。
「多いな・・・。」

まあね。

手術してもどうせまたできると言われた(爆)。
患者に対して「どうせ」とか使うなよと言いたいが、
何せ先生は、忙しいのだ。我慢我慢。
「切ってもどうせできるし、どうせまたできるなら痛くない方がいいでしょう？」
え！？ソレって開腹せずに切ってもらえるってことですか！？

つづく・・・

もうすぐPET

更新が途絶えている間も我が家のがん患者は、
末期でありながらそこそこ元気に生きておりました(笑)。

陽子線およびリニアック治療後は、3ヶ月に1度のCTに通院しておりました。
その間、私の方が悪化してきて通院→転院などという展開になってしまい、
これをまだ話していないので、いつ言おうか迷っております。

来週PETの予定があり、同席するなら（つまり会社を休む）この時に
今後の展開を話そうと思っていたのですが、
通院の頻度により同席は不可能か・・・。

現在腫瘍マーカーが全く反応しないため、転移・再発の確認は、
CTの画像のみとなっておりますが、これだけでは心配なため
こっそりとBCGやっております。
免疫療法は高いですが、BCGは比較的お安いです。なんでだろ？

ワクチンのおかげかどうか調べようもないですが、
現在のところQOLは下がっておりません。
PETでどう出るか・・・転移・再発なければワクチンは多少効いているのかも
という可能性が出てきます。

このワクチンを摂取している病院は（＝小さなクリニック）、
たくさんの末期がんがん患者がいらっしゃいます。
いつも混雑してます。

5年生存率5％に入ったということで、ラストサムライならぬ
ラスト・5％・サバイバー！
これからも記録を更新してもらいたいものです。


＜追伸＞
気がつけばリレー・フォー・ライフのオンシーズンですね。


http://www.jcancer.jp/relayforlife/