彼岸花 2015 無花果無花果やまあるき顔のおつぼ口 （無花果・いちじく 秋の季語） ......
葡萄食ふ一語一語の如くにて 中村草田男
ベゴニアとタマスダレ
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NHK 朝ドラ「ひよっこ」
いよいよ最終週になりますね、ドラマに
吸い寄せられて、とても楽しい半年間でした＾＾。
一方、私のブログではのろのろと追いかけていて、
もどかしい進み具合ですが、物語のおさらいに
なればいいなと勝手に思っています。
女優の川本世津子は幼い頃、両親が亡くなり
伯父夫婦に引き取られて育ちました。伯父さん宅も
生活が苦しく、必然的に幼い世津子は物売りの
アルバイトをしなければなりませんでした。
映画会社の撮影所にも入らせてもらい、大人の人達から
可愛がられて買って貰っていたのですね。
ある日、出演の子役が病気で撮影に来られず
世津子が丁度いたので代役をする事になり、
そのギャラが大変な金額だったのです。
そのお金を伯父さん夫婦に渡しました。伯父さん達の
驚きようったら、と世津子は言います。
打ちのめされたようなショックな顔だったのですね。
凄く喜んだのは勿論でしょう。それ以来、演技を
重宝され女優の卵としてお仕事を貰いました。
成長するにつれてとても美人になり、洗練されて
映画やテレビドラマの主役に抜擢される女優に
なったのです。でもあの伯父さん夫婦が何時まで
経っても甘えて、世津子にお金の無心をしてきます。
世津子も仕事に翳りが出て、体調が不調な時は
際限なく甘えて来る伯父さんに困り果ててしまいますね。
芸能界は油断していると、何時までもトップクラスの
女優ではおられないでしょうし、年々若く美しい
女優さんが脚光を浴びて、人気を集めますから
追われる立場にあったのですね。何の道も厳しい
ですが、特に厳しい世界でしょうね。
あかね荘では皆、みね子が連れてきた女性が
有名女優で、しかも週刊誌で取り沙汰されている
あの女優と分かり、驚きますが、何も訊いたりなど
せず、ごく普通に接してくれました。特に愛子さんは
世津子と一緒に暮らすことを喜び、すぐに仲良しの
お友達になってくれました。年齢も近く、お話も
よく通じて気が合ったということですね。最初から
みね子と世津子が二人で住むより、良かったのでしょう。
愛子さんはどんな時にも潤滑油の役目をしてくれる
優しい人ですね。その後、時子がみね子の部屋から
出て行ってから、早苗さんの提案で、みね子と
世津子は二人で暮らすこととなります。早苗さんは
みね子と世津子が「雨男さん」の話を避けているのは、
良いことではないと進言しました。もうそろそろ
気持ちの整理をして、お互いにすっきり理解し
合えるために努力するべきと、早苗さんが
親切心で助言してくれたのですね。お節介の
ようですが、３人ともこれには反対できませんでした。
みね子は「世津子さんには幸せでいて欲しい。あの時のことを
無かったことにしたいから。」と。
世津子は「あの時の事は誰にも話さない。」「お父さんの
記憶が戻ったら、今度はあの時を忘れてしまうそうで、
二人の時間がお父さんを苦しめないし、私だけの思い出に
なるからそうなれたらいいねって、ごめんね。」
みね子の部屋で最初に語り合いました。
今日もご覧頂きありがとうございました。