ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

西空に

2008年07月20日 | Weblog
 文月や有明の月亡姉想ふ

 朝4時半トイレに起きたので、この時とばかり

外へ出てお月様を探すと、雲ひとつ無く西空に未だ浮かんでいました。

ほんの少し丸みが減っていましたが、星もあってとても綺麗でした。

亡き義姉のお宅へ行く日が体調も良くて、これは同病だったお姉さんが、

守って下さったのかなと嬉しくなりました。

 この画像は茅ヶ崎の兄の最近のカメラ旅行記で、21ページからなるお手製の

小冊子なのですが、お兄さんらしい斬新であっと驚く立派な出来栄えに

法事に集まった一同は羨望でした。題して『秋田・山形の旅』、

MARUZEN KS-50A5という「製本用表紙セットがあって安価でできたよ、普通の

自費出版は高いから、こういうので句集を作ったら?」とのことで、

お薦めを頂いた。中を開くとこの前の地震で有名になった栗駒山のブナ林の

写真がページ一杯に載っていて、あの山が大揺れする前の、誠に平和の

象徴のような素晴しい写真に思わず感慨無量。ふむふむ、楽しそうなお仲間で

カメラ旅行をされているんだな、と良く分る本でした。

水の色

2008年07月20日 | Weblog
 雲の峰墓石に光る水の色

 皆で墓前にお参りをした時、供花にお水を上げたり

墓石に注いだり、お線香を上げたりしてお祈りしました。

ミコちゃんも亡きお姉さんとよく似た内服薬を飲んでいるので、

姪が「お薬で、内臓の方は大丈夫?どうもないですか?」と

案じてくれて本当に感謝でした。今のところ未だ大丈夫みたい。(笑)




姉の一周忌

2008年07月20日 | Weblog
 茄子田楽一月早き姉の会

 お盆シーズンに重なると、お坊様の日程に支障が出るかも知れない

とのことで、一月早く姉の一周忌法要が今日行われました。

お墓参りの後、割烹処で会食が用意されていました。

大変落ち着いた京風の風情があり、ゆったりとした和室では

先ず最初に全員での集合写真を撮りました。この頃の事、

食事が済むころには、その写真は出来上がっていました。(微笑)

お料理はどれも出来たてが次々出てくる会席膳なので、

大変美味しいものばかりでした。(笑)

黄花たち

2008年07月20日 | Weblog
 墓地に咲く野花倒れて道塞ぐ 

 炎天に倒れさうなる黄花たち

 墓地へはタクシーを連ねてゆく。

丁度一番暑い時間と重なり、墓地では日差しがカーッと焼け付くような勢いで、

つい「暑いー」を連発してしまった。この句の黄花は墓地に咲く野の花

なのだが、通り道にあちこちに咲いていて健気である。この「春車菊」背が伸びて、

「大丈夫?」と思ってしまうほど倒れ掛かっていた。

ガンバレガンバレ春車菊。

万両花

2008年07月20日 | Weblog
 坪庭に読経流るる万両花

 一周忌法事に出席して、僧侶の読経に眼鏡をかけて、一生懸命唱和する。

窓越しに沿って竹塀との間に、龍の髭、お多福南天、万両等が元気良く

育っていた。背の高い竹塀の上を時々近場の猫が上手に通る、猫の道

なのだと教えられた。地面の上には親子蛙の焼き物、蹲を受ける石臼などが

見られ、涼感があり何と風流で美しいことか。万両の花は白っぽい小花の塊で、

恥ずかしがり屋なのか、お淑やかに俯いて咲くとても可愛いお花で、

その内、あの赤い実の元となるのだ。

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