ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

えっ、え~~っ!?

2011-03-02 | 体外受精
今日こそは遅刻しないよう昨日の指示通り、11時に病院へ。
生殖医学中心にて書類をうけとり、移植後の生活について簡単な説明をうけた。

簡単な注意事項としては
 ①移植後4時間、休息を取ったあと帰宅後はもとの生活を送ること。
 ②移植後は重いものをもったりしないように。
 ③移植後も毎日30分、汗をかく程度の運動は続けること。
 ④もし普通の生活で息苦しくなったり、吐き気、異常なお腹の張りが起こった場合はOHSSが疑われるので生殖医学中心か救急で診察を受けること。

他にも注意事項の紙にはいくつか書いてあったけど
看護婦さんが念を押して確認されたのはこの4点。
特に③についてはくれぐれもサボらないようにとのこと。
…はいはい…
本日の移植は魏医師。
よかった…

その後、3階にて受付を済ませ採卵の時と同じよう
美容中心の前の待合室で待っていると程なく中へ…。
とうとうだ…。
今回は前回とは違い、麻酔しないので下半身のみ服を脱いで手術服に。
中になにも着ていないと落ち着かないわ…
手術室の中には前の患者さんがまだいるらしく書類の確認等を済ませた後
外のソファーで待っていた。
阿偉の仕事が忙しく、今日は午後にしか来られないので一人いたこともあり、
ちょっと不安だったのだけど、みんなが通りすがりに声をかけてくれてちょっぴり安心…

先生が前の患者さんの移植を終えたらしく中から出てきたのでそろそろだ…と思っていた矢先…
私を見た先生がちょっとびっくりした顔になった。
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気のせいかしら?
「ちょっとカルテ出して
????
どう???
「なんで今日、彼女の移植が入ってるの

どういうことかしら?
他の看護婦さんも先生の声に驚いたようで今まで開いていた手術室へのドアが急いで閉められた。

先生:「彼女はD5に移植する予定だったでしょ
…ドア閉めてもやっぱり聞こえてるし…
看護婦:「卵胞の分割状況を見て…」
先生 :「状況を見てってこういうときは医者に相談するものでしょ。
     彼女は採卵前の血液検査でE2の値が4000を超えてたのよ
     そんな状態で移植したら妊娠するものもしなくなるでしょ
…E2って卵胞ホルモンだよね?そんなに高かったんだ…

その後、中で数分のやり取りがあって…先生が看護婦さんを叱ってただけだけど…
魏医師が私を中へ招きいれ手術室にあったモニターを見せてくれた。
「これが今、あなたの受精卵よ。きれいに分割してるでしょ?」
「卵胞の状態はとってもいいの。
 でもここ何回かの血液検査の結果でE2の値がちょっと高いので
 今のままでは危険だから金曜日まで待ちましょう
…卵胞はこのまま金曜日まで置いていても大丈夫?
不安になって聞くと
「もちろん。ただ、今のまま移植してもOHSSになる可能性が非常に高いのであとちょっと様子を見ましょう」
そうなんだ…。
「あなたの子宮の状態はとってもいいのよ。
 一回で成功させたいものね。じゃあ、悪いけど金曜日にまた来て。
 この2日間は引き続き運動してね
…先生にそういってもらえるととても心強いけど…
とどのつまりはやっぱり運動なのね…

若干引きながら、そそくさと帰り支度。
帰る際は看護婦さんたちがとっても平謝りだったので
とてもじゃないけど責める気にはなれず…。
仕方ないか…と帰ってきた。

ま、考えても仕方ないのでこの2日、高たんぱく質を充分に取って
運動するか…
・・・にしても何か気が抜けちゃったわ・・・