ゆめと私の台湾日記

2010年から本格的始めた不妊治療の末、妊娠、昨年11月に出産しました。只今、3人での生活満喫中です。

1ヶ月検診

2011-12-23 | ゆめ~6ヶ月
早いもので昨日1ヶ月検診へ行ってきました
今回は検診+B型肝炎の予防接種。
この間の血液検査の際、病院へ行ったらとてもお利口?でず~~っと目覚めることもなくいてくれたので
今回はどうかしら?と心配していたら
今回もよ~く寝てくれました
基本、抱かれていると眠気をさそうようです…

毎日抱っこしていてもかなりの重さを感じるようになっていたので
どのくらい増えたのかしら?と期待していると…
なんと体重、4.5kg、身長52cmにまで成長していました
身長は1cmの増にとどまったものの、
体重は生まれた時が2890gだったので約1.6kg、
退院時に270g減ったことを考えると2kg近いUP
お医者さんからも「母乳のみでここまで増えるのはすごい」とお褒めの言葉をいただきました。
よかった~
ただ、寝る方向がいつも決まっているせいで
少し頭にくせがつきつつあるので
寝る方向をかえるようアドバイスが。
人がいるほうに顔をむけると赤ちゃんが安心していいんですって。
がんばってやってみよう…。

予防注射も注射を打たれて少し泣いたのだけど
服を着せ終わるころには泣き止んですでにお昼ねモード
どうやら優芽さん、注射に関しては私よりも勇気があるよう…
私は今だに注射嫌いだものね…
次は2ヶ月検診。
次も予防接種があるのでそのときもがんばれ~~

満月

2011-12-19 | ゆめ~6ヶ月
満月…って書くとなんとなくお月見みたいな感じだけど
台湾の「マンユエ」と言うヤツ。
いわゆる優芽の誕生1ヶ月のお祝い
日本ではお宮参りをするのが普通なんだろうけど
こちらではお祝いをいただいた方々へケーキや油飯なんかを配るのが一般的。

こちらの風習はお義母さんに聞いて何を送るか決めようと思ったら
なんとお義母さん、今回は珍しく「何でもいいんじゃない?」と意見なし
珍しい…
なので、若い人が多いことや親戚は味にうるさい人が多いことも考えて
私達もよく知っているケーキ屋さんでお願いすることに。
やっぱり信用できる所へ頼むのが一番だわねえ…
でも、うちの母親は日本人。
お宮参りできないのがかわいそう…ということで
母がお祝いにちらし寿司を作ってくれました
その2~3日前にお義母さんに「日本ではお宮参りするんだよ~」って話をすると
ものすごく冷たく
「は!?日本はめんどくさい
の一言。やっぱりお義母さんにはわかってもらえないんだろうな・・・と思い、
昼間に私と母二人でこじんまりとお祝い。
ちょっとさびしいけど、優芽ちゃん、おかあさんはこういうこと、大事にしてるからね~~

     

優芽用の内掛けは私のおばあちゃんが私達のために作ってくれたもの。
姉と私、優芽の3人目です
お義母さんに言うと、
「台湾じゃ、そんなもの時期が過ぎたらすぐ捨ててしまうわよ
とかわいくないお言葉。きっとお義母さんとは一生、価値観があわないと思うわ。
でも、私や母にとってはかけがえのないとっても大事なもの。
一時はもう使えないかと思って母も処分しようと思っていたらしいのだけれど
やっと日の目を見ることができました。
おばあちゃん、ありがとう。一生大事にするね。
そして最後に優芽ちゃん、満月、おめでとう

家の中の変化

2011-12-17 | ゆめ~6ヶ月
優芽が生まれてからまもなく1ヶ月。
親戚や知り合いの訪問の嵐がやっと落ち着きつつあります…
この1ヶ月をみる限り、うちの優芽さんはとても親孝行なよう…
お腹がいっぱいでおしめさえぬれていなければ夜も2時間は続けて寝てくれるし
何より、アポなし突撃訪問が当たり前の台湾で親戚のおば様達が押し寄せ
例の如く、大きな声でしゃべり、ビンタ並みにほっぺをつつかれても
ものすごい勢いで揺らされようが
ず~~っとご機嫌よく寝ています…
帰ったとたん、ものすごいパワーで泣くことはありますが…
すでに、自分の置かれた状況をよくわかっているのかしら?

しかも退院した当時は母乳が足りていなかったらしく、300g近く減ってしまった体重も
母乳の出がよくなってきたせいか
うちで測ると1kg以上増えているようで
ほっぺにもかなりのお肉がでてきました。

   

お肉がついてくると
全然、感じが違ってくるんですね。
・・・どんなに顔立ちが変わっても親戚の間では阿偉に似てるとしか言われないんだけど…
ま、こういうところは日本も台湾も同じってことなのかな。
日本でもご主人の実家へ行くと
子供のすべてがご主人に似てるって言われるってよく聞くもんね。
私的には生まれたばかりのときの甥っ子にとっても似てると思っているんですが…
口が裂けても言えないわよね~少数派だもん。
でも写真を見ると結構、一目瞭然。
人前では言えないけど、
母と二人のときに写真を比べて納得しています。
証拠にいっぱい写真を撮って残しておこうかな~~
ただ、あんまり調子にのって撮っていると
うるさいと思われている?のか時々、撮影拒否にあうことがありますが… 

   

  

台湾のお役所~出生届~

2011-12-14 | 出産
あっと言う間に3週間が経とうとしていますが…
少し前に阿偉が台湾の役所へ出生届を出しに行ってくれました。
私は新北市に住んでいるため、今年生まれた子供には一人あたり20000NTDの一時金がいただけるそうです。
こんな時、いくらでももらえるものはうれしいものです。
来年はどうなるかわからないそうですが…。

それはさておき、その出生届けがもう少しで受理してもらえなくなるところだったらしいのです。
というのは、結婚当時、台湾の法律が改正され、
外国人は結婚時に中国名をつけることになっており、
当時、名前を変えたくなかった私は「冠夫姓」という手をとりました。
つまりは自分の名前の前に阿偉の姓をつけるというもの。
台湾の少し年配の人達の中には時々見られます。
簡単にいうと陳さんと李さんという奥さんが結婚した場合、
陳李~という名前になる、というヤツです。
ですが、これは台湾の戸籍上に記載される名前。
もちろん、私のパスポートや居留証には記載されません。

ところが
今回はそれがネックになってしまったよう。
というのも、病院が発行する出生証明は居留証にそって身分証の記載がなされているので
戸籍に記載されている名前とは違っていたので
区役所が受理できないとのこと。
しかも、病院へ出生証明の名前を書き換えてもらえとの無理難題
でもこれってすごい矛盾を感じるのだけれど…
…よくあるのよねえ・・・台湾の役所の無理難題。
だって、もし出生証明の母親の名前を書き換える=居留証の名前の変更…となり
莫大な時間が必要になってしまいます。

でも、そこは台湾。
あまりの無理難題に阿偉が区役所の窓口で責任者を呼んで
このままでは出生届けが出せないこと、更には居留証の名前の記載は移民局の管轄であり
私達でどうにもなるものではないので
どうすればいいのか具体的な解決方法を教えてくれとキレると
何とかなった…ようです。
要は台湾ではキレたもん勝ち…みたいです

これから出生届けを出される方、または役所で無理難題を突きつけられた方。
責任者を呼んで(下っ端はダメですよ)クレームをつけてみれば
解決するかも…です。
あんまり気は進まないんですけどね…

臨月から出産Ⅲ~回想~

2011-12-08 | 出産
11月17日続き

分娩室へ着くと別の看護婦さんが手馴れた感じで準備を勧めていたのだけれど…
正直、周りを観察する余裕はなく…
ただ、阿偉が入ってきて
「お母さんに電話しといたほうがいいかな~~?」
なんて当時の私にはどうでもいい話をするので(当時私は陣痛でそれどころではなかったの…
たまたま内診をしに入ってきた看護婦さんが
「まだ電話しなくても大丈夫よ破水しても24時間以内に出産すればいいんだから…」
おかげで阿偉はどうしてよいか困っている様子。
仕方がないので
「じゃあ、お義母さんには破水したことだけ話せば?」なんて適当に流すと
先ほどの看護婦さんが突然大きな声で
「すぐ生まれます
へっ
今、まだ早いって言ったよね?
しかも、あなたが言ったよね?

何がなんだかわからないまま、先ほどの看護婦さんは外は飛び出し
私と母が置き去りに…
よかった、お母さんがそばにいてくれて…
本当に親のありがたさがわかった瞬間です…

しばらくして曾医師が息をきらせて到着し、
それと同時に分娩室へ。
曾医師が足元で
「もうちょっと待ってね~。まだ服が着れてないから~。力まないで~」
ゆったりした声で話をしてくれていたけれど
下半身と頭は全く別物で
とりあえず、事前の指導で言われていた息を吐くことだけに集中。
その後すぐに着替えた阿偉も入ってきて
5分もしないうちに出産しました…

後から聞いたところ、
私達が病院へ電話したあと、それほど早く病院へ来るとは思わず
曾医師はシャワーを浴びに自宅へ帰っていたところだったそうです…。
出産後の処置をしながら
「次はもうちょっと早くこないと車の中で出産することになるかもねえ~」
…電話したときは病院へ来るなと言われたんですけど…
曾医師も笑いながら
「今日の検診では全くそんな兆候がなかったのにねえ…。」
…よっぽど曾医師に取り上げてもらいたくて急いで出てきたのかも…
「そうだねえ。よっぽど私に休ませたくなかったのねえ
冗談のようだけれど
でもわざわざ曾医師が帰国される日ぎりぎりになってでてきたこの子はよっぽど曾医師が好きなのかもしれません。
きちんと感謝しないとねえ…

その後、正午の飛行機にも関わらず、曾医師は9時ごろ再度病室へ回診に来てくださいました。
なんやかんやと午前2時ごろまで仕事されていたのに本当にご苦労様です。
おかげで無事出産することができました。
本当に心から感謝です