今までも散々褒めてきたけど今シーズンもまた素晴らしかったな~
このままいくと終了した時には
ブレイキング・バッドを抜いて歴代1位になるんじゃないかしら
と言うほど完璧なまでのシーズン運びでした
シェイムレス 4TH SEASON
フランクの肝臓がもうもたないというところからのスタートだったので
若干このまま死んでしまうかもと心配もしましたが、主役ですもんね~。
最終話"復活‼"のミシガン湖のシーンに完全に打ちのめされた
本国でも今年OAされた全12話はWOWOWで放送されました
ジミーとは音信普通になり
ワールド・ワイドカップの正社員になった
長女フィオナ・ギャラガー(エミー・ロッサム)
上司マイク・プラット(ジェイク・マクドーマン)との関係も順調のようで…
MITに入学した長男リップ(ジェレミー・アレン・ホワイト)は
周りの学生との違いをまざまざと見せられ、
今までの上っ面だけのやり方が通用しない現実を突きつけられます。
次男イアン(キャメロン・モナハン)は
リップのIDを偽造して年齢を詐称し軍隊に入り…
次女デビーことデボラ(エマ・ケニー)は思春期真っ盛り
進んだ女友達と共に
ハイヒールと濃いメイクで男の子をナンパしちゃうのです
そんな問題児だらけの子供達の親はどこだ
あ、フランク(ウィリアム・H・メイシー)は
三男カール(イーサン・カトスキー)に助けられ
何とかフィオナに追い出されずに済んでいる状況。
目下の目標は何処の穴からでもいいから
アルコールを体内に取り込む事
おいおい、これ以上お酒を呑んだら死んじゃうのに大丈夫なのかい
フィオナが定職に就いたおかげで
ギャラガー家は少しはまともな生活が送れるようになるのでしょうか
決して子供とは一緒に見られない
エロく過激で大爆笑の中に社会問題も隠された大人のためのドラメディ。
第4弾もあなたの心揺さぶる事間違いなしです
最初に「完全なシーズン運び」と書きましたがどういう意味かと言うと
それまでも充分一喜一憂し、ヤキモキさせられたんだけど
最後の最後でそれらがうま~く繋がったって事なんです
まず何やってんだかと突っ込んだのはリップ
ジミー曰く"スラム街"で育った彼は
正攻法で真面目にやる事ができない。
なんたって「貧乏人がお金を稼ごうと思ったら盗むか騙すしかない。」って言ってたからね。
ところが所詮井の中の蛙。
MITには自分よりできる人たちがごまんといるのです。
対抗するには努力するしかないのに、すぐに言い訳し
何かあれば自分には無理な世界なのだとすねてみせる。
しばらくそんな彼にヤキモキしていましたが
ようやくケヴィン(スティーヴ・ハウイー)が言ってくれました。
スラム街は「居場所」なんじゃなくて「育った場所」だと。
それを言い訳にして逃げ出すんじゃないと。
ケヴ、君は本当いい奴だったんだね~
これからパパになるのに、育てるためには小銭を稼ぐしかない。
そんな人生でいいのかと自分をおとしめる発言までして諭すなんて
その甲斐あってか心を入れ替え真面目に取り組む事に
ところがそれで上手くいかないのが貧困のループにはまっているギャラガー家
続いての「おいおい」はフィオナ
せっかくの真面目な彼氏マイクを裏切ったかと思えば
今度は誕生日に羽目を外してコカインをやり、
それを吸ってしまったリアムが意識不明の重体になって逮捕されてしまったのです
司法取引で有罪になったのですが
リアムを殺しかけた事実からリップがじわじわ責めるのは痛かったな~。
私も若干彼女を責めたくなりましたが
冷静に考えば酷ですよね。
悪いのはフランクとモニカ、つまり責任を全うしていない両親で
ただ長女だというだけで何もかも彼女がやらなければならないなんて。
その重圧のせいで結局保護観察処分もふいにし
実刑を受ける事になりましたが
リップと再び手を取り合って良かった。
うん。これこそが家族だよね。
そして1番痛かったのはイアン
彼は軍隊を抜け出し、しばらく連絡が取れなかったと思ったら
ゲイのダンサーになっていたんです。
それで、来る人たちも当然お酒やドラッグにまみれ、
彼らにドラッグをのまされへべれけになって雪山に倒れていた…
その時はミッキーが居ても立っても居られなくて助けて
何とかボーイズタウンからは救い出せました。
でもこんな異様なテンションで大丈夫なんだろうかと心配していたら
すべてが伏線だったんです。
そう彼は双極性障害だった
ああ、そうか~。
ここでそれか~。
モニカがそうだったもんね~。
痛いね~。この問題は、次のシーズンにも繋がるところですね。
ところで肝心なフランクはある意味素敵すぎ
「12歳で飲み始めて肝臓が仕事を辞めるまでシラフだったことはない。
アンチ断酒会ってものがあれば表彰もんだ」じゃないから
移植しなければ死んでしまうからって
今まで会った事のない長女サミ(エミリー・バーグル)に近づいて、
父親だって隠しておくから、迫られている場合じゃないよ
そりゃカールが学校から呼び出されれば
他の親に、自分の息子は将来所詮刑務所いくような人間なんだから近づくなって
説教するわな
そしてこのラストですよ。
女どもがもめている間にこっそりカールと病院を抜け出し、
冬のミシガン湖で、車いすから立って酒瓶を舌なめずり。
せっかく移植した肝臓が泣くよと説教したいところですが
いや、彼なら呑まなきゃ泣くよかな。
それほどあっぱれな天に向かっての叫び。
「この程度か。甘いぞ。てめえの負けだバーカ。」
原題が"Lazarus"でキリスト教に出てくるラザロだって知らなくてもいい。
何が正解で、何に感動したのかよく判らないけど
それでも鳥肌が立ちましたよ。
うん。もういい。今回は以上。100点。
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このままいくと終了した時には
ブレイキング・バッドを抜いて歴代1位になるんじゃないかしら
と言うほど完璧なまでのシーズン運びでした
シェイムレス 4TH SEASON
フランクの肝臓がもうもたないというところからのスタートだったので
若干このまま死んでしまうかもと心配もしましたが、主役ですもんね~。
最終話"復活‼"のミシガン湖のシーンに完全に打ちのめされた
本国でも今年OAされた全12話はWOWOWで放送されました
ジミーとは音信普通になり
ワールド・ワイドカップの正社員になった
長女フィオナ・ギャラガー(エミー・ロッサム)
上司マイク・プラット(ジェイク・マクドーマン)との関係も順調のようで…
MITに入学した長男リップ(ジェレミー・アレン・ホワイト)は
周りの学生との違いをまざまざと見せられ、
今までの上っ面だけのやり方が通用しない現実を突きつけられます。
次男イアン(キャメロン・モナハン)は
リップのIDを偽造して年齢を詐称し軍隊に入り…
次女デビーことデボラ(エマ・ケニー)は思春期真っ盛り
進んだ女友達と共に
ハイヒールと濃いメイクで男の子をナンパしちゃうのです
そんな問題児だらけの子供達の親はどこだ
あ、フランク(ウィリアム・H・メイシー)は
三男カール(イーサン・カトスキー)に助けられ
何とかフィオナに追い出されずに済んでいる状況。
目下の目標は何処の穴からでもいいから
アルコールを体内に取り込む事
おいおい、これ以上お酒を呑んだら死んじゃうのに大丈夫なのかい
フィオナが定職に就いたおかげで
ギャラガー家は少しはまともな生活が送れるようになるのでしょうか
決して子供とは一緒に見られない
エロく過激で大爆笑の中に社会問題も隠された大人のためのドラメディ。
第4弾もあなたの心揺さぶる事間違いなしです
最初に「完全なシーズン運び」と書きましたがどういう意味かと言うと
それまでも充分一喜一憂し、ヤキモキさせられたんだけど
最後の最後でそれらがうま~く繋がったって事なんです
まず何やってんだかと突っ込んだのはリップ
ジミー曰く"スラム街"で育った彼は
正攻法で真面目にやる事ができない。
なんたって「貧乏人がお金を稼ごうと思ったら盗むか騙すしかない。」って言ってたからね。
ところが所詮井の中の蛙。
MITには自分よりできる人たちがごまんといるのです。
対抗するには努力するしかないのに、すぐに言い訳し
何かあれば自分には無理な世界なのだとすねてみせる。
しばらくそんな彼にヤキモキしていましたが
ようやくケヴィン(スティーヴ・ハウイー)が言ってくれました。
スラム街は「居場所」なんじゃなくて「育った場所」だと。
それを言い訳にして逃げ出すんじゃないと。
ケヴ、君は本当いい奴だったんだね~
これからパパになるのに、育てるためには小銭を稼ぐしかない。
そんな人生でいいのかと自分をおとしめる発言までして諭すなんて
その甲斐あってか心を入れ替え真面目に取り組む事に
ところがそれで上手くいかないのが貧困のループにはまっているギャラガー家
続いての「おいおい」はフィオナ
せっかくの真面目な彼氏マイクを裏切ったかと思えば
今度は誕生日に羽目を外してコカインをやり、
それを吸ってしまったリアムが意識不明の重体になって逮捕されてしまったのです
司法取引で有罪になったのですが
リアムを殺しかけた事実からリップがじわじわ責めるのは痛かったな~。
私も若干彼女を責めたくなりましたが
冷静に考えば酷ですよね。
悪いのはフランクとモニカ、つまり責任を全うしていない両親で
ただ長女だというだけで何もかも彼女がやらなければならないなんて。
その重圧のせいで結局保護観察処分もふいにし
実刑を受ける事になりましたが
リップと再び手を取り合って良かった。
うん。これこそが家族だよね。
そして1番痛かったのはイアン
彼は軍隊を抜け出し、しばらく連絡が取れなかったと思ったら
ゲイのダンサーになっていたんです。
それで、来る人たちも当然お酒やドラッグにまみれ、
彼らにドラッグをのまされへべれけになって雪山に倒れていた…
その時はミッキーが居ても立っても居られなくて助けて
何とかボーイズタウンからは救い出せました。
でもこんな異様なテンションで大丈夫なんだろうかと心配していたら
すべてが伏線だったんです。
そう彼は双極性障害だった
ああ、そうか~。
ここでそれか~。
モニカがそうだったもんね~。
痛いね~。この問題は、次のシーズンにも繋がるところですね。
ところで肝心なフランクはある意味素敵すぎ
「12歳で飲み始めて肝臓が仕事を辞めるまでシラフだったことはない。
アンチ断酒会ってものがあれば表彰もんだ」じゃないから
移植しなければ死んでしまうからって
今まで会った事のない長女サミ(エミリー・バーグル)に近づいて、
父親だって隠しておくから、迫られている場合じゃないよ
そりゃカールが学校から呼び出されれば
他の親に、自分の息子は将来所詮刑務所いくような人間なんだから近づくなって
説教するわな
そしてこのラストですよ。
女どもがもめている間にこっそりカールと病院を抜け出し、
冬のミシガン湖で、車いすから立って酒瓶を舌なめずり。
せっかく移植した肝臓が泣くよと説教したいところですが
いや、彼なら呑まなきゃ泣くよかな。
それほどあっぱれな天に向かっての叫び。
「この程度か。甘いぞ。てめえの負けだバーカ。」
原題が"Lazarus"でキリスト教に出てくるラザロだって知らなくてもいい。
何が正解で、何に感動したのかよく判らないけど
それでも鳥肌が立ちましたよ。
うん。もういい。今回は以上。100点。
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