聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

カレ、夫、男友達

2011-12-21 15:15:18 | 邦画ラブストーリー、ラブコメ
ラストマネー~愛の値段~の後枠で、
そのまま毎週録画されていたので、見てみました


私達女性は
年齢や節目によって、その言い方が変わる。

"妻"母″彼女″などの立場で様々な悩みがある訳だけど、
そう言われれば、相手の事も
その時々で呼び名を変えている




カレ、夫、男友達



確かに途中は惹きつけるものがあり、
毎週″夫と一緒に楽しく鑑賞していたのですが、
最終回がちょっと残念だったかな


毎週火曜日の22時からNHKで放送されていて、
全8話で終了





家族がとっても仲良しの犬山家

長女麻子(木村 多江)は
多田 邦一(ユースケ・サンタマリア)と結婚し、
幸せに暮らしてい…





るように思われますが



次女治子(真木 よう子)は自由奔放で
イベントプランナーとしても
バリバリ働いています


恋愛に対しても自由で
恋人と一緒に暮らしているのに…



三女育子(夏帆)は
両親の離婚のせいか、冷めた見方をしていて
好きでもない人と
″義務感″から付き合ったりしています




そんな娘たちを大切に
そして凜として支える母洋子(高畑 淳子)

けれど旦那が他に女を作って出ていったので
友達になったとはいえ…




女の数だけ、恋愛があり、生き方がある。

江國 香織さんの「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を原作としたラブストーリーです
















主人公は″はるちゃん″こと治子。
まあその身勝手さと言ったら、
一昔前の″不遜【ふそん】な男″じゃん



色んな人のおかげで自分がいる。
様々な人の支えで、今がある。


そういうのを無視して″自分らしく″生きたいなんて
勝手もいいところ



私は治子にすごくむかつきました




これが意図するところなら、このドラマに共感できますが、
若干、こういう身勝手さを肯定している気がしたんですよね~
どうなんだろ




自分のやりたい事をやるというのと
相手を大事にしないというのはまた別の話じゃない?


大切にしてくれる人を大事にする。
ただそれに近づこうとするだけなんじゃないのかな。


もちろん時としてそうできない事もあるかもしれないけど
はなから努力するのを拒むのは
私は好きではありません。



だからなんでしょう、ラストシーンに全然感動しなかったのは。


それよりも麻ちゃんが
邦一さんと別れ、
病院の前で泣き崩れるシーンの方が、よっぽど感動しました



そうなんだよね。
夫婦って″好き″とか″嫌い″とかの関係だけじゃない。
良い時も悪い時も共にし、
人生を積み上げていくんだもん。


どんな別れ方だって、
″はい、さようなら″と簡単にはいかないでしょう。



それを木村 多江さんは全身で表現されていました。
お見事です


真木 よう子さんはと~~っても綺麗


流石は仲代 達代さんに認められただけある
華がありますよね




そして三浦 友和さんと山口 百恵さんの息子
三浦 貴大さんが出演している~~

今回は育子のお相手役で
その演技力は未知数ですが、
話題性からも今後露出する機会は増えるでしょう。
楽しみです



と言う訳で約2か月に渡ってじっくり鑑賞してきた分、
ラストシーンが残念でしたが、
決して面白くなかった訳ではありません。


是非来年もこの枠で
″日本人らしい″大人ドラマを作って下さい

期待しております


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