みいちゃんの”おかげさま”

ひとり暮らし12年を経て 2016年秋から長男宅で暮しています

関西から関東へ生活の変化を記録します

箪笥の中に

2012-04-13 22:16:35 | 今夜のごはんは・・
着物をリフォームして着こなしている友人がいます

ご自分の、またはお母様の着物からのリフォーム

昨日は、男物の羽織(黒羽二重)と

ご自分の大島紬をリバーシブルにしたコート姿でした

黒羽二重の面は、喪服の時のコートとして

大島紬の面は平常に・・

絹の裏表ですから軽くてとても暖かいですし

嵩張りません  それに

肌触りがとてもやさしいのです

これはとても良いアイデア

私も作ってもらおう  と思い立ちました

父の形見の黒の羽織があった筈

箪笥の中には 忘れていましたが

何んと、曽祖父の羽織もありました

昭和10年に逝った人の羽織

明治か大正時代の着物か??

空襲にあった我が家に何で??

衣類は疎開させていて助かっていました

柄物の着物は 多分

お米やお芋に代えられて

私達を生かせてくれたのでしょう

曽祖父の黒の紋付羽織がお米に代えられなかったのは

フォーマルな着物を着るような時代ではなかったあの頃を

思い出させます

この羽織の裏が粋なのです

能舞台の一部のような刺繍がしてあります

解いてばらばらにする気になれません

この羽織はそうっと大事に収めておくことにしました

これはこのまま、そっと保管しておきましょう

今夜は


焼き鮭、ジャガイモバター焼き、
小松菜と厚揚げ煮
あさり酒蒸し(枝まめ、あさり)
澄まし汁(豆腐、葱、とろろ昆布)
すぐき漬物




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