毎年、専攻科はお世話になっている農園で職場実習を行っています。
これから旬を迎えるブドウに袋をかける作業です。
これは、雨風や虫、日光などからブドウを守り、きれいに色づいた美味しいブドウを
お客様にお届けするために欠かすことのできないものです。
今年は3日間行いました。30度を超える暑い日も、雨の降る日もありましたが、
決められた時間、決められた服装で慣れない作業をすることは容易なことではありません。
しかし、「1枚1枚丁寧に」「自分のペースで」を心がけ 真剣なまなざしで作業する生徒たちの姿は、とても頼もしいです。
今回が初めての実習となった1年生たちも、最終日にはサポートなしで黙々と袋をかけていました。
実習から1週間がたった昨日は、振り返りを行いました。
実習日誌やレポートを読むと、
”実際に商品となる”大切なブドウに直接触れて作業をさせていただいたことや
農園で働く方たちの姿を間近に見られたことで、
彼らなりに様々なことを感じ、大きな学びにつながったようです。
学園の中ではできない学びが得られる、有意義な実習となりました。