緑の館絵画を楽しむ会 (医療・介護の現場に癒しの絵画展示)

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緑の館仙台 絵画展示室

絵画の魅力 クロード.モネ 日の出 No.27

2012年07月30日 | 緑の館 絵画の世界

 

(光輝く海の色)

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 小学生の夏休みの頃を思い出しました。

 画用紙一枚に風景絵を描く宿題を出された時の事です。

 描きたい気持ちが起こらないまま、夏休みの最終日を迎えてしまいました。

 他の宿題もあったので、何を描くか迷ったまま、数十分で絵を描き終えました。

 どうであれ宿題の絵が学校で評価され展示されるのが嫌でした。

 その当時の評価は、金紙と銀紙と無印の曖昧なものだったのです。

 不安は的中してしまい予想通り無印の私の絵が張り出されました。

 無印効果は的面で興味があったスケッチすらも止めてしまいました。

 幼い頃の思い込みとは怖いもので、絵を見るのも嫌になり益々遠ざかっていきました。

 そんな折、図書館で写真集を眺めているとぼやっとした絵画が掲載されていました。

 その絵は日の出の太陽が海を紅く染めていく中で船がゆっくり進んでいく絵でした。

 本物の日の出の絵画を見たいと思って美術館に行きました。

 見れば見るほど絵の中に引き込まれていきました。

 クロード.モネの絵(印象・日の出)によって絵画嫌いが絵画好きに一変しました。

 夏休みの宿題で子供達が絵を描く機会があると思います。

 その際は、大人が一歩踏み込んで良い箇所を誉めてあげれば子供の印象に残ると思います。


趣味の世界と絵画ボランティア No.23

2012年07月10日 | 緑の館 絵画の世界

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 (楽しさの追及に行こう)

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 (ハートを届ける)

 

 アムール会の絵画と緑の館絵画を楽しむ会の絵画が特別養護老人施設萩の風に展示します。

 

 絵画ボランティア活動は長期間の展示を必要としています。


 脳を活性化させるのには絵画を描く事と鑑賞は有効だと思います。

 

 幼年期は絵画を見たり描いたりする事で心をウキウキさせる事が出来ます。

 老年期は絵画を眺める事により記憶を呼び戻すことが出来ます。

 絵画を見ないで、通り過ぎていくのは勿体無いと思います。

 
 綺麗だな、すごいな、面白いな、楽しいな、から新たな希望が生まれてきます。

 


緑の館 絵画の世界 No.21

2012年07月01日 | 緑の館 絵画の世界

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(絵画は世界を渡る)


 絵画の世界はどんどん広がっていきます。

 

 絵画の世界は見ようと意識をしないと見えない世界です。

 

 テーマを意識して探していると見えてきます。

 

 恋愛感情が生まれると意識する対象が違って見えてくるようなものです。

 

 恋心とは意識すればする程に意識していないように見せかけてしまう心情です。

 

 このように何処となく絵画鑑賞は恋心に似ているのです。

 

 絵画鑑賞によって自分の心が動き出します。

 

 絵画の世界では画家は別々の競合する存在であってもゴッホもピカソもルノアールもモネも仲の良い友達なのです。

 


絵を描くポイントと鑑賞のポイント No.20

2012年06月25日 | 緑の館 絵画の世界

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 長年、あきらめていた事がヒントを得て出来てしまった事がありませんか。

 絵を描くポイントを知ってくると面白くなってきます。

 デッサンを繰り返していると観察力が身につき、試行錯誤を繰り返して描いている内に忍耐力が付いてきます。

 色彩画を描くことにより明と暗の表現が自然に身について夢中で仕上げをしている内に表現力がついてきた事が自覚できます。

 この様に、絵画を描いていると視点が面白いように変わり、前景、中景、遠景のバランスに集中してきます。

 

 省略や強調を繰り返す事によって光と影のimageが構成され奥域の表情が浮かび上がってきます。

 

 名画は計算され尽くした絵の具の使い方と手前と奥の情景のバランス表現が独特です。

 

 


静物 光と影 No.18

2012年06月15日 | 緑の館 絵画の世界

 

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 (静物画 日本画)

 

 描かれていた野菜は原形を保つ事が出来ません。

 

 野菜は絵画の中に現存しているのです。

 

 良いも悪いも風のよに過ぎ去っていきます。

 

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絵画の魅力 絆 No.17

2012年06月10日 | 緑の館 絵画の世界

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樹 日本画 

 画家同士の繋がりを知ることにより各々の個性のぶつかりと葛藤が垣間見られます。

 特に画家同士が親しい友人である場合は対立しながらも協力しあっています。

 

 平川敏夫の樹木の絵画は生命力そのものを表現しています。

加藤東一の絵画は色合いも独特で作品の中に引き込んでくれます。

 特に花火を描いた絵画は、瞬間、瞬間の花火の表情が出ています。

 中村正義は昭和25年頃に加藤東一と交友を結んでいます。

 

 昭和28年頃、中村正義は中日美術教室で平川敏夫と共に子供達や大人のために絵画指導をしていました。


 

平川敏夫と中村正義が共通しているのは固有の孤独感と戦いながら自然を表現していることです。

 同じ時代を駆け抜けた3人の画家は内面からほとばしるエネルギーを描こうとしました。

 


ムンクの叫び! 先入観を超える絵画の楽しみ No.16

2012年06月05日 | 緑の館 絵画の世界

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 ムンクの叫びを見て何を思いますか。

 

 顔の表情

 独特な色彩

 手の形

 

 叫びのイメージはドンドン広がっていきます。

 

 ムンクと言ったら叫び!

 叫びと言ったらムンク!


 ムンクは男なのか。

 女なのか。

 

 恐怖で怯えているのか。

 

 歓喜で笑っているか。

 


老人介護施設にエール No.15

2012年05月30日 | 緑の館 絵画の世界

 

 

 アメリカの老人介護施設


 絵画を鑑賞することにより安らぎが得られ心を癒してくれます。

 緑の館絵画を楽しむ会の作品と絵画教室アムール会の会員の絵画が特別養護老人ホームパルシアに展示することになりました。

 パルシアは入所者と家族が喜んで頂けるように工夫をして展示するとのことです。

 緑の館絵画を楽しむ会はNPO法人仙台敬老奉仕会の寄り添い型のボランティアを受け入れて頂ける老人介護施設に展示をしていくように準備をします。

 絵画教室アムール会の会員の絵画はとても心が温まる素敵な作品です。

 アムール絵画は特別養護老人施設 萩の風に緑の館絵画を楽しむ会の絵画と共に展示される予定です。

 東日本大震災後の心の復興のために奉仕活動をしていきます。

 老人介護施設で働いている役職員は献身的に頑張っています。

 高齢化社会において介護ボランティアの増員と育成は急務です。

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緑の館絵画は「住民の心 」 No.14

2012年05月25日 | 緑の館 絵画の世界

A heart opens like a fan

扇のように心が開く

 心の雲は偶有性の振り子のように沸き立つ

 大切な思い出も何処か虚ろで須臾にして消ゆ

 心は扇のように開くもよし、閉じるもよし

 ふと、見ると、在りし日の住民の心が絵画の中に輝かん

 

 

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絵画ボランティアの新たな展開 No.11

2012年05月10日 | 緑の館 絵画の世界

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(熊谷草 日本画)

 緑の館絵画を楽しむ会とバステル画のアムール会が共に介護施設の入所者さんのために絵画を展示致します。


 第一弾として介護施設の入居者さんのためにアムール会の絵画11枚が緑の館絵画を楽しむ会の展示室に届きました。

 

 展示会に出品した21名の力作が介護施設の入居者の心を慰めてくれると思います。

 

 緑の館絵画を楽しむ会の絵画とアムール会の絵画は老人介護施設に展示する事になります。

 プロとアマチュアの良さがあり、見ている人に安らぎと楽しさを与えてくれるものと思います。

 緑の館展示室はアムール会の絵画を介護施設に展示する前に一時的に展示します。

 

 アムール会の絵画は仙台市内の介護施設に展示することになります。

 緑の館絵画を楽しむ会は介護施設の他に震災で傷ついた心を癒すために必要な仙台市内のボランティア施設等にも絵画の展示を広げていきます。

 東日本大震災の大津波による絵画による心の復興と共生は長期的な歩みが必要になります。

 

緑の館絵画を楽しむ会の住民の心

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ピエロを表現する画家の心 (三岸好太郎と中村正義の絵画) No.7

2012年04月20日 | 緑の館 絵画の世界

 

(中村正義美術館の庭先の大樹)

 いつものようにぶらりと道立近代美術館に行ってみました。

 道立近代美術館は北海道出身の画家の作品を中心に展示されています。

 田中忠雄が描いた夏の空の鳥を見よは農民と子供が素朴に描かれています。

 田辺三重松が描いた雪の狩勝峠は雪景色の広がりを表現しています。

 

 中村善策の札幌夏日の作品を見ていると夏の一日がゆっくり過ぎていく感じがします。

 

 岩崎英遠が描いた道産子追憶は日の出から日没までの一日の移ろいを30mの絵巻で描いています。

 

 三岸好太郎美術館は道立近代美術館から近くにあります。

 

 三岸好太郎は31歳で亡くなっており代表作のピエロが全てを物語っています。

 大通り公園やピエロの表情を独特の表現で描いています。

 ピエロを見ていると、中村正義美術館に行った時のことを思い出しました。

 三岸好太郎と中村正義のピエロの描写には強い拘りを感じます。

 中村正義美術館はよみうりランド前駅からゆつくり歩いて25分くらいの所にあります。

 絵画鑑賞を終えて帰ろうとすると娘の中村倫子さんが庭先で待っていました。

 庭先の大樹のことが気になったので中村正義が描いている樹木について聴いてみました。

 この大樹は生前の思い出が残っているとの事。

 庭先から見える樹木に自分の心の内面を投射していた事が伺えました。

 

 中村正義の描く樹木は枝が生き物のように動いているような躍動感があります。

 

 樹木は中村正義の内面にある光と影が表現されています。

 


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緑の館絵画を特養 萩の風に展示 No.5

2012年04月10日 | 緑の館 絵画の世界

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(米国の老人介護施設を視察)


 特別老人ホーム萩の風の田中伸弥施設長が入所者のために喜んで頂ける絵画を選んで借りていかれました。


 田中施設長は仙台敬老奉仕会の賛助会員として自ら入会してボランティアを育成しようと努力をされています。


 明るく楽しく入所者さんが安心して生活できる施設を目ざしているとのことです。

 米国の介護施設の視察に参加され熱心に聴かれていた姿はとても印象的でした。

 緑の館絵画を楽しむ会の理念はホームページを立ち上げる前から口頭で説明をしておりすでに会員になって頂いておりました。

 

 緑の館絵画を楽しむ会の会員は絵画鑑賞が好きな人です。

 

 絵画を鑑賞するには気軽に鑑賞し合える場所が必要なのです。

 

 絵画ボランティア活動の広がりによって絵画を楽しむ人が増えることを願っています。

 絵画を描いたり絵画鑑賞することは孤独で閉鎖的に成りがちです。

 絵画を数多く描いても徐々に関心を失い押入れに入れてしまったまま忘れてしまうことになります。

 描いたり鑑賞するのを止めてしまったら徐々に興味を失ってしまいます。

 

 絵画を楽しむ機会から遠ざかってしまうのは残念です。


 ロサンゼルスのポールゲテイ美術館ではモネ、ルノワール、ゴッホ等の名画の前で子供達が無心になって写生していました。

 私は写生している子供の絵を後ろから見ていました。

 私は名画を正確に模写している子供の絵に釘ずけになってしまいました。

 ゴッホもミレーの絵画を模写して学んだと聴いています。

 

 音楽も絵画も彫刻も見て学ぶ点では同じです。

 

 全ては「見ることから、聴くことから、触れることから」始まります。

 

 介護施設の入所者さんも絵画を見ることにより子供の頃の記憶と重ねられ昔のことを思い浮かばれると思います。


 私の父は生まれ育った相馬の地で毎日、決まったルートを散歩していました。

 

 今も夢枕でその頃に描いた風景画の中に父親が見え隠れするから不思議です。

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 過去も現在も未来も絵画に描いた世界は一瞬の出来事なのかもしれません。

 その一瞬の世界を楽しんでいきたいと思います。