道彦の散歩道

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06/23 「木の葉丼」と「衣笠丼」

2013年06月23日 | 食・レシピ

【木の葉丼】
「木の葉丼」とは、近畿地方の一部で一般に供される丼物である。親子丼の鶏肉の代わりに薄く切った蒲鉾を玉子でとじる。好みによってシイタケやネギなどを入れる。
親子丼、他人丼、などと同様、玉子とじ丼である。安価ん食材で簡単に作れるので、庶民的な家庭料理として親しまれ、関西地方では大衆食堂などで定番メニュ-となっている。神戸や大阪では少量の油揚げを加えることがある。
名前の由来は、蒲鉾を舞い散る木の葉見立てたものといわれるが、発祥は定かではない。

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【衣笠丼】
「衣笠丼」は、京都限定の丼料理である。油揚げとネギを玉子でとじただけのシンプルな丼である。
名前は、金閣寺の近くにある衣笠山に由来している。小さな山だが、その昔、第50代宇多天皇が、真夏に雪景色が見たいと衣笠山に白絹をかけたという故事から、別名「きぬかけ山」とも呼ばれている。油揚げとネギを玉子でとじた様が、雪景色の衣笠山に似ていることからこの名前が付いたという。
カツ丼や親子丼に比べると少しボリュ-ムに欠けるが、出汁の旨味と卵のコクで美味しくいただける丼である。

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