佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

土・米・キノコ・キウイ・ワサビ・柿・・・汚染の秋

2011-11-17 | さよなら原発

「福島で採取の土」環境省職員が投棄

このニュースには唖然としましたね~

今月8日、環境省に福島から土が送りつけられたそうです。

「福島市の自宅で採取した土で環境省で保管・処分してほしい」などと添え書きがあり、

測定してみると、土の放射線量は最大で1時間あたり0.6マイクロシーベルト。

担当の官房総務課内で検討した結果、課の職員が自宅に持ち帰ることになり、

この職員の判断でその土は埼玉県の自宅近くの空き地に捨てられたということです。

 

ことが発覚してすぐに土は回収されたそうですが、

環境省のお役人の放射能に対する認識ってそんなもの???

 

私たちはひっくり返るほど驚いているけど、

福島の人たちは、もうイヤになるほどその現実を知らされた。

だから、自宅の土を送りつけたんだね…

 

今日は、福島のお米が出荷停止となったニュースも報道されました。

福島市大波地区産の玄米から、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム630ベクレルが検出されたそうです。

政府は同地区のコメを出荷停止にすると発表しました。

農家の方は落胆と怒りの表情でいっぱいでした。

八十八の手間をかけて作るから「米」と書くんだよ…と、小学校の時教わりました。

その手間をかけた作物が県の検査では合格となって、安全宣言が出され、

農家の皆さんは喜んでいただけに、怒りは県に向けられていました。

 

でも、米だけじゃない。

この実りの秋に、福島とその周辺では、とんでもない事態に直面しているのです。

最近の主なニュースだけを拾っても、こんなに…

 

 

福島のキウイとワサビで基準値超え

毎日新聞 11月15日(火)22時21分配信

 福島県は15日、南相馬市のキウイフルーツと伊達市の畑ワサビの根から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表。同県産のキウイフルーツと畑ワサビが規制値を超えるのは初めて。県は両市と生産団体に出荷自粛を要請した。キウイフルーツ2点から580、1120ベクレル。畑ワサビ3点から540~1060ベクレルを検出。出荷前で市場には流通していないという。

 
  

栃木のナメコなど出荷停止

時事通信 11月14日(月)18時22分配信

 政府は14日、福島県川俣町の屋内施設で栽培された原木シイタケと、栃木県の一部地域で露地栽培された原木ナメコと原木クリタケについて、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたとして、両県知事に出荷停止を指示した。福島県では、別の2市町で屋内栽培された原木シイタケが出荷停止となっている。
 栃木県内の出荷停止は、原木ナメコが那須塩原、日光両市。原木クリタケが足利、佐野、真岡、さくら、那須烏山の5市と、上三川、茂木、市貝、芳賀、高根沢の5町。これにより、同県産クリタケの出荷停止は計14市町に拡大した。 

  

原木シイタケ 国から出荷制限指示 / 茨城

産経新聞 11月13日(日)7時55分配信

 国の原子力災害対策本部は茨城町(露地、ハウス栽培)や阿見町(露地栽培)の原木シイタケについて、出荷制限を指示した。暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたため。県内の原木シイタケの出荷停止は鉾田、土浦、小美玉、行方の各市を含め6市町になった。(県林政課、生活衛生課発表)

 
  

「あんぽ柿」セシウム検出、苦渋の廃棄…福島

読売新聞 11月12日(土)14時32分配信

 東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県伊達地方特産の干し柿「あんぽ柿」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたのを受けて、地元農家は一斉に干し柿の加工をやめ、今月から柿の実の廃棄を始めた

 伊達地方には約1030軒の生産農家がある。年間約15トンを出荷するという同県国見町の渋谷貞明さん(60)方では、数十本の柿の木にはしごをかけ、たわわに実った実を1個ずつ地面に落とすなどした。

 本来なら10月中旬に収穫し、今頃は出荷作業に入っていたはずだった。だが、県が試験的に加工したあんぽ柿から最大で1キロ・グラムあたり713ベクレルの放射性セシウムが検出され、県は10月14日、伊達市など3市町に出荷自粛を要請。渋谷さんは今季の出荷を断念した。 あんぽ柿は、実を乾燥させる過程で水分が80%から30~40%に減り、加工後の放射性物質濃度が高くなる。同じく県特産の桃や梨などについては規制値を超えたことはなかった。それだけに「市場に出た後で暫定規制値を超えたことが判明したら、ブランドイメージが打撃を受ける」と、JA伊達みらい(伊達市)は農家に出荷自粛の徹底を求め、実の廃棄を指導。多くの農家が実の処分場所の確保にも困っている
 
  
 
 

干しシイタケから規制値超セシウム/福島

毎日新聞 11月10日(木)12時39分配信

 県は9日、須賀川、鏡石、天栄の3市町村で製造した干しシイタケから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。露地栽培の原木シイタケを加工したもので、須賀川市570ベクレル▽鏡石町630ベクレル▽天栄村1540ベクレル。県は各市町村と生産団体に出荷自粛を要請した。
 県内では既に17市町村で露地栽培のシイタケの出荷が制限されており、これ以外の地域についても、乾燥加工した場合は出荷前の検査を行っていくという。
 また喜多方市の業者が製造した乾燥ドクダミ(茶葉)から規制値を超える620ベクレルのセシウムを検出したため、この業者に出荷自粛を要請した。【関雄輔】
 
 
 
ここ佐世保にいると、まるで実感がわきません。
 
それが怖いと思うのです。
 
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あきらめないぞ!オン・ラシャ・リアン♪オン・ラシャ・リアン♪

2011-11-16 | 雑感

 "On lâche rien" (あきらめないぞ!)

 

いつも、たくさんの情報を送ってくれる友人がいます。

憲法や平和について、

原発やダムについて、

農や食について、

何でもよく知っていて、

あらゆるところにアンテナを張り巡らしていて、

引っかかった情報をたくさん送ってくれます。

 

でも、頭の回転が追いつかない私は、全然読みきれなくて、

つまみ食いをしては、食べ散らかしたり、

忙しい時は素通りしたまんま。。

 

冒頭の映像、全く記憶にない…ってことは、

素通りしたメールの1つだったのでしょう。

このように書かれていました。

 

以前も紹介したフランスの歌です。
明るく前向きな姿勢がとても良いですね。

フランスの歌です。知り合いの知り合いが歌詞を日本語に訳したそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=miY5ZuB1lZM
"On lâche rien"
理想はただの夢じゃない
さぁ、もう一つの世界をつくるんだ!
だから、あきらめない。

 

今回は、そのメールをしっかり読んで、

そこに記されたURLをクリックして…

感動しました!

アシュカ・エ・レ・サルタンバンクの「オン・ラシャ・リ­アン」



魂におけるユートピア主義者、精神におけるノマドであれ。
私たちは皆「世界の市民」です。
私たちの闘いは同じ、夢も同じ、理想も同じです。
何も手放さないぞ!
北フランス出身のSaltimbanksのバンドより、
尊敬と友情と連帯をこめて。

(バンドのメンバーからのメッセージ)

 

騙されたと思って、

あなたも聴いてみて下さい。

 

私は、静かに、勇気と希望が湧いてくるのを感じました。

あなたは?

「アキラメナイ!」と歌いたくなるかもしれませんよ。   

 

 

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さよなら原発!福岡1万人集会

2011-11-14 | さよなら原発

さよなら原発!福岡1万人集会動画

 

 

昨日は「さよなら原発!福岡1万人集会」の日。

でも、私は行けなかった。

佐世保での「うたごえ喫茶」開催の日であり、その主催者の一人だったから。

 「ふるさと」や「上を向いて歩こう」など歌いながら、心は福島の今、原発のこと。

歌の前後にそのことに触れながら、会場の皆さんにも少しだけ思いを共有してもらった。

 

帰宅して、ネットで福岡の集会の成功を知った。

予想通り、1万人を超えていた。5割増し?

 私は行けなかったけど、この成功を心から喜びたい。

そして、私のようにその場にいなかったけど同じ想いの人たちがたくさんいることを信じたい。

 

一昨日の長崎でのシンポジウムで出会った歌野礼さん。

彼女は新上五島町議で、シンポジウムが終わるとすぐに福岡へ向かった。

ご両親と共に、このデモに参加するために。

 

まだ30代の、この若い女性町議の通信「かもて」が素晴らしかった。

10号の記事から、少し抜粋させて頂く。

 

「一介の町議がなぜ脱原発の立場を取るか」との小見出しの下に、

フクシマの自治体や住民の現在の姿は、高レベル廃棄物処分場誘致後の私たちの島の姿に重なります。

と書かれている。

(2005年、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を新上五島町に誘致する動きがあったことを、当時埼玉県に住んでいた私は全く知らなかった)

電力が不足しようがどうしようが、日本の原発は、まず止めるしかないところまできています。

原発が止まっても電気はゼロにはなりませんが、原発でたった一度「想定外」が起きたら、過疎化に抗する日々のまちづくり、子どもたちの平穏な日々、未来への努力、土と海、すべてが無になるのです。

福島原発周辺の自治体で歯を食いしばってきた人々の無念、いかばかりかと思います。

この危険な可能性を残してまちづくりなど有り得ない。だから、まず脱原発なのです。

 

迷いのない明快な意思の表明で、とても説得力がある。

こんなに若くて賢い町議さんのいる新上五島町の未来は明るいと思う。

 

佐世保市にも賢い議員さんはいるけれど、まだまだ少ない。

あなたの町も?

ならば、私たち自身が賢くなりましょう。

 

たった一度の「想定外」が起きたらすべてが無になる危険性を背負い続けて生きたいのか、

処分場も処分する手立てもない原発を稼働し続けて、核のゴミ=危険を増やし続けていいのか、

私たち一人ひとりが考え、声をあげていったら、きっと原発を止められる…かも? 

 

 

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AVAAZによる 福島の子どもを守る署名

2011-11-12 | さよなら原発

先日(11/9)お詫びしたAVAAZの署名についての新しい情報です。

 

グリーン・アクションのアイリーン・美緒子・スミスさんが、

署名者の思いを伝えるために、AVAAZの手紙を内閣府に届けて下さったそうです。


今日、福島の子どもを守る署名に関するAVAAZの手紙を代行として内閣府に届けました。国会議員事務所がアポを取って下さいました。昨日(11月10日)、AVAAZはこの手紙を先方にファックスしています。署名は量が多すぎるのでファックスは受け取れないとのことだったそうです。私はAVAAZのスタッフではありませんが、多くの署名者の想いと要求が伝わると思い、届けることにしました。

AVAAZの署名について

署名の文面:

内閣総理大臣 野田佳彦 殿:
私たち憂慮する市民は、日本政府が、 未だに高放射能汚染地区に閉じ込められ
ている福島市の子ども達を守るため、 早急に行動をとるよう強く要請します。
特に、渡利地区の住民に避難の権利があることを認識し、 安全地域に移住した
いと望む人々に緊急の支援を提供するよう求めます。 子ども達、孫達の未来が
かかっています。もはや時間はありません。

        *         *        *

以下省略

 

「2万人分の署名が集まるようご協力ください」という呼びかけでしたが、
11月12日10:04現在 117,302人が署名がしています。

 

署名自体が届けられたのか否か不明ですが、

(今現在も署名の数は増え続けていますので、いつかどなたかがすべてを届けて下さるのでしょう)

とりあえず、署名者の思いがムダにならずよかったと思います。

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TPPと医療保険

2011-11-11 | 雑感

数時間前、野田総理はやっとTPPについての方針を明らかにしました。

「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」

そして、「この方針をAPEC=アジア太平洋経済協力会議の場で関係各国に伝える」と。

 

「TPPを慎重に考える会」会長の山田前農林水産大臣は、

「事前協議の段階にとどまってくれたので、ホッとした。われわれの党の提言や意向をくんでくれた」

と感想を述べていたけれど、本当にそうかな~?

交渉参加が前提の協議に聞こえるのだけれど。

 

TPPについては、今も私はほとんど理解できていません。

TPPの枠組みに入らなければ、日本は鎖国状態で、国際的に取り残されていく、

日本の終わりの始まりのように語る人もいれば、

TPPに入ってもメリットは何もない、米国の国益が押し付けられるだけ、

まさに日本崩壊の始まりという人もいる。

 

どっちを信じればいいの?

どっちにしても崩壊なの?

 

農や食に関しては、確かにTPP参加には不安を感じる・・

安い農産物がドドーっと入ってきたら、

いくら品質がいいといったって、付加価値を付けたって、ゆくゆくは安価な方へ流れていきそう。

今以上に食料自給率が低下して行ったら・・

 

それから、農薬や遺伝子組み換えなど、

食の安全に関する基準がどうなるのか、その辺も心配だし・・

 

一番わからないのは、医療問題。

TPPに入ると、日本の医療保険制度が崩壊するという話をよく聞きます。

どうして崩壊するの?

と身近な人に訊いても、きちんと説明できる人はいなかった。

テレビや新聞を見てもわからなかった。

でも、やっと、それがわかりやすく書かれているサイトを見つけました。

その名も「サルでもわかるTPP」

http://luna-organic.org/tpp/tpp-3-1.html

 

そこにはこう書かれています。

 例えば、「健康保険」というサービスを日本に売り込みたいアメリカの保険会社があったとする。ところが日本には国民皆保険制度がある。会社員やその家族は「社会保険」に、自営業の人は「国民健康保険」に入っているから、これ以上健康保険なんて必要ない。だから、アメリカの「健康保険」なんて誰も買わない。

 これは、アメリカの保険会社にとっては明らかに商売の邪魔だね。

 だから、TPPに加盟すると、そのうちにアメリカの保険会社が、「国民皆保険制度を廃止せよ!」なんて言ってこないとも限らないんだ。

 それでも日本政府が国民皆保険制度を廃止しない、と言い張るとどうなるか。アメリカの保険会社は日本政府を裁判で訴えることができる。その判定をするのは世界銀行の中に事務局がある「国際投資紛争解決裁判所」だ。この裁判所の判断基準は、自由貿易のルールに則っているかどうかだけ。それが日本人のためになるかどうかなんてまったく考慮してもらえない。そして、日本政府が負けたら、賠償金を支払うか制度を変えなければならないんだ。

ということは、せっかく日本政府が日本国民を守るためにつくった制度や法律、規制などが、すべてなし崩しにされかねない、ということ。

 

それは困るなぁ。

それならやっぱり反対だなぁ。

 

 

自称ドジョウ総理の野田さんが、

なぜそんな危険な道に分け入ろうとするんだろう???

 

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これでいいのか!長崎県

2011-11-11 | 石木ダム

お知らせを 2つ。

 

その1

明日、11月12日、午後2:30~

長崎市「銭座地区コミュニティセンター」(銭座バス停前)にて、シンポジウムが開催されます。

「これでいいのか!長崎県」というタイトルで、テーマは、

新幹線県庁舎移転諫早湾開門調査原発そして、石木ダム問題です。

4つもテーマがあるので、持ち時間は短いのですが、

石木ダムについて、精一杯語ってきますね。

他の3テーマに関しては、パネラーは議員さんばかり。

普通の主婦がパネラーなんて場違いな感じもしますが、

素人感覚を発揮して、市民目線で伝えられたらいいかな~と思っています。

 

その2

明後日、11月13日、午後7:00~

アルカスSASEBO 地下1階リハーサル室 で、

「秋の夜長の うたごえ喫茶」開催で~す!

前回が5月22日でしたから、約半年ぶりですねー。

うたごえ大好きの皆さん、お待たせしました~  

今回も長崎からアコーディオンやギターの助っ人が来てくれますからね、 

思いっきりお腹の中から声を出して、 

上手い下手は関係ない!ひたすら楽しくみんなで歌いましょう~

元気になること間違いなし!

 

待ってま~す    

 

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福島の子どもたちを救うために

2011-11-09 | さよなら原発

昨夜、国際NGO団体 AVAAZ によるオンライン署名について書きました。

福島の子どもたちを放射能の危険から守るために安全な場所に避難させてほしい、

それを政府に嘆願するという署名でした。

 

友人からの連絡で、私もすぐに署名しました。

また、一人でも多くの人に署名してもらって、効果があがればいいと願って、

ここにアップしたのです。

 

しかし、その記事を今削除しました。

別の友人から、以下のような情報が寄せられたからです。

 

RT@RyuichiSato avaaz「福島の子供達を救おう」署名について。責任者も日本の連絡先も締め切りも今までの募金収支報告も明記されていません。
署名はいつ誰によって届けられますか。拡散する人は責任を持って…(cont)  #福島
http://twitter.com/#!/RyuichiSato/status/134319601302503425

http://twitter.com/ritskina/status/134401477937606656

 

確かに私も不審に思ったことが一つありました。

 

日本政府は48時間後に緊急会議を開催する予定です。福島の母と子供たちをサポートしよう!子供達の健康と未来のために嘆願書に署名し、家族や友人に転送してください。署名が2万に到達すれば、野田総理大臣に直接届けられます。

と書かれているのですが、

その48時間後がいつなのか、何と言う会議なのかが示されてなかったのです。

私が知らないだけで、ニュースをちゃんと見てる人には周知のことなのかな?

と、自分を納得させるしかありませんでした。

 

twitter の主、RyuichiSato さんが書かれているように、

署名がいつ、誰によって届けられるのかも不明です。

 

決して悪意のある署名活動とは思いませんが、

やはりよく確認もせず周りの人に薦めるべきではなかったと反省しました。

 

このブログを見て、すでに署名なさった方には、深くお詫び致します。

 

今も、このサイト http://www.avaaz.org/jp/ を開くと、

フランス、ブラジル、エクアドル、オランダ、カナダ、スペイン、モーリシャス等々

世界各国からの署名が流れるように掲載されています。

もちろん日本からもたくさん・・  

 

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【西ドイツ放送】 死の地域に生きる

2011-11-07 | さよなら原発

【西ドイツ放送】 死の地域に生きる

 

この放送は、ドイツで放映されたものらしい。

日本のTV局では見られない。

それが現実。

北朝鮮のことを情報操作された国だと同情していた私たちは、

私たち自身が似たような状態にあることを全く気付いていなかった。

 

               

 

繰り返し家の除染を試みてきた。
屋根も洗ったし、庭の土も取り除いた。
木の幹まで洗って、線量は数週間下がっていたが、
再び上がり始めたのだ。

何故逃げないかって? 私の家族は千年もここに住み続けて来ました。
「逃げるわけにいきません。死ぬまでここに留まらねれば…」

 

              

 

は羽田さんは東電に勤めていた。
事故の起きた時は原発内にいたのだ。
「3号基の爆発は普通のものではありません。
ウランとプルトニウムが核分裂を起こしてすべてを吹き飛ばした。
でも誰も測定を行いません。政府が望んでいないのでしょう。
嘘をついてるのは東電だけでない、国も真実を隠しています。

 

             

 

「事故以来生活は完全に変わってしまいました。
特に子供のストレスは大変です。
外ではもう遊べないので、いつも家の中にいます。
長袖の上にさらにジャケット着なければいけません。夏もです。」

             

 

常に心配しながら生活することで心が壊れてしまうと三浦万尚さんは言う。
町を出て行く者もあるし、残っても人が変わる者もある。
食べるのを拒んだり、アルコールに溺れるようになったり、
自殺する者もある。
福島だけでも震災後70人が自殺をしている。

             

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ハウステンボス

2011-11-05 | 佐世保・長崎

久しぶりのハウステンボス。

佐世保に移住してすぐファミリエ会員になったけれど、

今年の1月から更新を止めた。

年会費が値上がりしたのと、

フリーゾーンが新設されて、

そのゾーンこそが私の好きな場所だったので、年会費を払う意味がなくなったから。

 

でも、遠来の客、それも若い人などが来ると、やはり遊ぶ施設やイベント会場のあるゾーンは必見!

昨日、東京からやってきた息子と、その婚約者Tさんを夫と案内。

 

ハウステンボス初体験のTさんは、お城や風車、運河、街並みに魅了され、

5Dミラクルツアーやメロディ・イン・ザ・ダークなども、満喫。

 

そして、彼女も息子も私も楽しみにしていた「日韓太鼓まつり」

慶南国楽管弦楽団"Hyu(休)"の演奏。

左端の青年の、目にも止まらぬバチさばきが圧巻だった。

また、互いに笑顔で目を合わせながらの演奏が、いかにも楽しげで、見ているこちらも楽しくなった。

 

"ジャパン マーべラス" の演奏はさらに魅力的だった。

海外でも広く活躍中という若い和太鼓奏者たち。

その力強い演奏に、最前列に居た私たちは、心も体も痺れっぱなしだった。

(目に見えない音波が皮膚に伝わるのを度々実感)

太鼓を敲いたすぐ後の、息も乱れぬ笛の音は、お見事!

 

音楽を堪能した後は、開催中のガーデニングワールドカップへ。 

世界中のトップガーデナーが集い競ったというガーデニングワールドカップ。

その作品を見て回ったが・・・

イマイチ理解力に欠ける私たち。

 

隣のバラ園の、

最盛期を過ぎ、枯れかけた大型のバラの周りで、ひっそりと咲いている小さな白薔薇たちが、

今回のガーデニングワールドカップのテーマ「平和と再生」に最も相応しいように感じてしまった・・・

 

パレスハウステンボスの壁画も、ドムトールンからの眺望も、カナルクルーザーの遊覧も、

水陸両用バスも、ミュージカルも、次世代エネルギーパークなどなど、

未体験のまま時間となってしまったけれど、

最後は、チーズマンスに因んだチーズ市場でいろいろ試食もしながらたっぷりとお買いもの。

ハウステンボスでの半日を若い二人は心から楽しんでくれたよう…。

 

ハウステンボスの存続には賛否両論がある。

所詮はイミテーション。

佐世保市民にとっては財政負担を強いられ、大きなお荷物。

との声も多い。特に私の周りは反対派ばかり。

でも、私は、ここを潰してしまうのはあまりにももったいないと思う。

中世オランダの偽物として見るのではなく、

現代日本の日常とは違う異文化の空間、

古い石畳や運河や風車や中世ヨーロッパ風のお城や庭のある街、

その一角に様々なイベント会場や遊園地やバザールがある・・・と思えば、

その価値は決して小さくはない。

こんなにしっかりとした造りの、美しいテーマパークは日本中どこにもないと思う。

 

九十九島や虚空蔵山にも魅せられながら、

なぜかハウステンボスも大好きな私を、友人たちは理解できないと言うけれど。。

 

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玄海原発4号機 運転再開

2011-11-01 | さよなら原発

復水器系のトラブルで10月4日に自動停止していた

 玄海原子力発電所4号機がつい先ほど運転を再開したという。

わからない。全くわからない。

なぜ?

事故原因の本質的な追及もせず、軽いトラブルと片付けてしまった。

そんなに急いで、今再開せねばならない理由がどこにある?

今の時期は、暑からず寒からず、電力需要も一番少ないはず。

一月半後には定期検査が待っている。

再び停止させるのに・・

YOMIURI ONLINEの報道によると、

九電から事故原因の報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院は「再発防止策はおおむね妥当」とした上で、「今回は定期検査前のトラブルであり、ストレステスト(耐性検査)は再開条件にはならない。再開させるかどうかは電力会社の判断だ」との見解を示していた。

という。

再発防止策はおおむね妥当」?

「おおむね」でいいの?「完全に」でなくていいの?

ひとたび大きな原発事故が起こったら、どんな事態になるのか、体験したばかりなのに。

いや、まだ体験中で、その処理も終えてないのに。

終えられず、途方に暮れているところのはずなのに。。

 

「おおむね」で再開して、再び犠牲者が出ても、なんとも思わないんだろうか?

狂ってる。完全に狂ってる。

原発周辺に住む人の命などなんとも思ってない人たちに、原子力安全・保安院など名乗ってほしくない。

 

玄海町長は「国がお墨付きを与えたから」再開を容認すると言ったけど、

どうしてそれがお墨付きなのか?

「おおむね」と言われ安心する町長も、町民の命など気にしていないのかも…?

しかし、自分もそこに住んでいるのに…なぜ安心できるのか?

やはり町長も狂っているのか?

 

全く理解できない。

私が理解しようとすまいと関係なく、今ごろはどんどん作業が進んでいるのだろう。

明日午後には発電を再開し、4日には出力を100%にするという。 

 

 

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