復水器系のトラブルで10月4日に自動停止していた
玄海原子力発電所4号機がつい先ほど運転を再開したという。
わからない。全くわからない。
なぜ?
事故原因の本質的な追及もせず、軽いトラブルと片付けてしまった。
そんなに急いで、今再開せねばならない理由がどこにある?
今の時期は、暑からず寒からず、電力需要も一番少ないはず。
一月半後には定期検査が待っている。
再び停止させるのに・・
YOMIURI ONLINEの報道によると、
九電から事故原因の報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院は「再発防止策はおおむね妥当」とした上で、「今回は定期検査前のトラブルであり、ストレステスト(耐性検査)は再開条件にはならない。再開させるかどうかは電力会社の判断だ」との見解を示していた。
という。
「再発防止策はおおむね妥当」?
「おおむね」でいいの?「完全に」でなくていいの?
ひとたび大きな原発事故が起こったら、どんな事態になるのか、体験したばかりなのに。
いや、まだ体験中で、その処理も終えてないのに。
終えられず、途方に暮れているところのはずなのに。。
「おおむね」で再開して、再び犠牲者が出ても、なんとも思わないんだろうか?
狂ってる。完全に狂ってる。
原発周辺に住む人の命などなんとも思ってない人たちに、原子力安全・保安院など名乗ってほしくない。
玄海町長は「国がお墨付きを与えたから」再開を容認すると言ったけど、
どうしてそれがお墨付きなのか?
「おおむね」と言われ安心する町長も、町民の命など気にしていないのかも…?
しかし、自分もそこに住んでいるのに…なぜ安心できるのか?
やはり町長も狂っているのか?
全く理解できない。
私が理解しようとすまいと関係なく、今ごろはどんどん作業が進んでいるのだろう。
明日午後には発電を再開し、4日には出力を100%にするという。