佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

九電 株主総会に 人間の鎖

2011-06-28 | さよなら原発

東電だけでなく、九電も今日は株主総会。

私は株主じゃないけれど、 I さんたち3人と一緒に6時前に佐世保を出発。

8時過ぎ、会場のホテルニューオータニ前に着く。

九州各県から約500人が集結。

玄関前には、かなりの報道陣も。

 

次々に集会アピールが。

こちらは、福島から福岡に避難してきた親子。

福島の二の舞にさせてはならないと、心からの訴え。

広島からやってこられた被団協の方の確信に満ちた訴え。

屋久島から、ご主人と共にやってきた災害救助犬。

今回、岩手や福島にも出動したのに、放射能汚染が広がって、十分活躍できないうちに帰ることになって
とても残念だったそうです。

 

もう、原発の無い世界で暮らしたい!

安心して暮らしたい!

そんな私たちの思いを代弁してくれるのは「九電消費者株主の会」。

九電保有の原発6基を古い順に停止して廃炉にすることや、
玄海原発のプルサーマル中止を求めるなど脱原発議案を提出します。

その皆さんを拍手でホテル内に送り出し、私たちは人間の鎖をつくりました。

おそろいのゼッケンをつけてる皆さんは組合関係?

個人参加の私は、手書きのこんなチャッチイやつを、リュックの後ろにぶら下げていました。

トラクター部隊も応援に駆け付け、

デモ行進に、いざ出発!

今日は雨の予報だったのに、梅雨明けのようないいお天気で…

2時間半の行進の後、日焼け止めを塗ってない顔や手は、真っ赤っか!

後が怖~い!(シミになりそう・・)

 

九電本店前で、株主総会終了を待つ人たち。

まだ続いてますが…と、報告のために一旦出てきてくれたKさん。

一般株主からも脱原発を求める声がたくさんあがっている。

東京からやってきたある株主は、

「あなた方は福島原発の何を見たのか?!」と、九電の経営陣を一喝し、万雷の拍手をもらった。

などと報告。

もしかしたら、1号機の中止を検討するような回答を引き出せるかもしれない。

との期待を語り、再び会場へ向かわれました。

 

私たちも、希望を感じつつ、総会の終了まで待ちました。

歌あり、アピールあり・・・

鹿児島からやってきた学生さんたち。

鹿児島は、議員さんも市民も、川内原発増設を止めようと、皆さんよく頑張っています。

ガードマンや東電職員も、一部始終を見守っています。

どのような感想を持たれたでしょう。

ちょっと聞いてみたかった…です。

 

2時近くに、やっと終了。

待ちに待った結果は・・・すべて廃案。

ガク!

ちょっと期待した分、気落ちしましたが、

なんのなんの・・おじさんたちは元気です。

 

世論は動いている、変化している。あと1歩だ。引き続き頑張ろう!

今日で70日目になる、ここ、九電本店前座り込みを12月まで続けます!と宣言。

タフだな~。脱帽です。頭が下がります。

 

でも、九電の皆さんはイヤ~でしょうね。

えーっ、まだ居続けるのかよ~って、ため息ついてます?社長さん。

追い払うのは簡単。

まず1号機を廃炉にして、プルサーマルの再稼働を止めれば、すぐに撤去しますよ! 

 

コメント
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