一昨日から天気予報とにらめっこ。
ハラハラドキドキでしたが・・・
この通り!
朝まで降ってた雨はどこへやら、燦々と5月の陽光が降り注ぎ…
皆さん日傘をさしたり、帽子やタオルを被ったり…
私の腕は今マッカッカです。
顔は用心してお化粧して帽子もかぶってたから何とか無事のようですが…
皆さんの楽しそうな笑顔を見てると、
ああ、今年も烏帽子岳でやってよかったな~と、心から思います。
ママやおばあちゃんと一緒にやってきたマイちゃんは、
大人が歌っている間、ひろーい草原で、大好きなボールと楽しそうに遊んでいました。
マイちゃんは東京の府中から2か月前に大分にやってきました。
マイちゃんには小さな赤ん坊の弟がいるので、ママは放射能が心配になったのです。
それで実家のある大分にやってきて暮らしています。
数日前にパパの実家のある佐世保にやってきて、
歌の大好きなおばあちゃんに誘われて、ママと烏帽子岳に遊びにきたのです。
私は休憩時間に紙芝居をしました。
「小さな世界のおはなし」
それは、放射能のお話です。
なぜ放射能が怖いのか、放射線をあびると人間の体がどうなるのか、
子どもにもわかるように書かれた紙芝居です。
みんな真剣に見て、聴いてくれました。
近くを通りかかったお散歩中の人も足を止めて耳を傾けてくれました。
休憩が終わると、うたごえ再開。
前半ですっかりノリノリになった皆さん。
リクエストもどんどんくるし、前に出て歌う方もぞくぞくと・・・
今日も長崎からアコーデオンとギターの伴奏者が一人ずつ助っ人に来てくれました~
手前のギターのMさんは、歌も上手いし、作曲もする多才な方。
新曲「心に杭は打たせない」を披露して下さいました。
石木ダムを造るために機動隊を導入して強制測量をした、あの1982年の出来事の歌です。
今年の「ほたる祭り」でも合唱団で歌ってくれますが、今日が初公開でした。
思わず皆でしんみり聴き入ってしまいました。
じゃんけんゲームのプレゼントを用意してくれたYさん、
絶品のシシ汁を作ってくれたTさん、
いつもの美味しいコーヒーを持ってきてくれたSさん
みんなの思いが一つになってお客さんも大満足だったね。
それは募金箱に現れていました。
被災地支援の募金箱の前で、帰りがけ、たくさんの人が足を止めてくれました。
音のしない募金をしてくれる人も何人も!
あふれる太陽、輝く緑、この自然の中で元気に歌える喜び。
ライフラインや住むところ、食べるものの心配もせずに、普通の暮らしができる幸せ。
早くこの幸せが、東北の皆さんにも届きますように・・・
願いを込めて、「希望」「ふるさと」など歌い ました。
その歌声、飛んでけ~ 西風に乗って!